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防犯コラムColumn

「地域の防犯」のアーカイブ

引越し ①新居の防犯

進学・就職・転勤等に伴い、引越しの多くなる時期が近づいていますね。
引越し先・新居の防犯について、お客様から質問・相談された内容も含めてまとめます。



■新居の防犯はどうすべき?

引越し前に新居のセキュリティを確認し、必要に応じて強化しておきましょう。

【物件・環境の確認】
①新築でカスタムオーダー可能なら、できるだけ防犯性能の高い錠前や窓も施錠可能(鍵付きクレセントや補助錠)にしましょう。
小窓や換気窓には防犯格子がオススメです。ルーバー窓(ジャロジー窓)は防犯上オススメしません。
 ※参照【換気窓は狙われる!】

②既に建築済新築の戸建てやマンション、賃貸や中古の場合、内覧時にできる限りセキュリティがしっかりしているか、玄関と窓の錠前はどうなっているか、確認しましょう。
錠前や鍵から調べることが可能です。
 ※鍵の刻印が錠前メーカーか合鍵メーカーか判断できないと思うので、不動産屋さんに訊ねるか、鍵の形状と錠前の刻印を自分で確認しましょう。撮影はNGです。

左は刻み(ギザギザ)
右はディンプル(表面に彫ってある)

・錠前のメーカー・種類(刻みかディンプルか)が分かれば、各メーカーサイトでおおよそ性能や耐久度を調べることができます。 ※シリンダー錠 ←一部のみですがご参考に

・サムターン対策の有無、シリンダーの数、ドアスコープは埋込みかネジ式(回せば外れる)か、窓にはクレセント錠のみか。

・共有部(エントランス)のオートロックについて、入居者にルール説明があるマンション・アパートは管理がしっかりしています。

②ゴミ置き場を確認する。
ルールを守っていない、管理されていない集合住宅は侵入盗に狙われやすいと言えます。
一軒家の場合でも周辺環境の治安や住民の周囲への関心度の目安になります。

③周辺環境・治安を確認する。
不動産業者へ「治安は良いですか?」と質問すればあまり悪く答えられないと思いますので、治安状況を判断できる具体的な質問にしましょう。
その上で自分で確認します。時間帯や曜日によって見え方は違ってきます。
 ※参考記事
 【我が家の周辺から防犯しませんか?其の壱】 【マンションの危険】

 ※地域情報を調べるのも効果的です。近所でベランダから侵入する空き巣事件が連続、バールこじ開け侵入盗事件があった等で依頼されたお客様もいらっしゃいます。

④中古や賃貸の物件であれば、不動産業者へ錠前の交換について確認しておくべきです。契約書の内容にも目を通し、錠前の交換及び費用について記載の有無や内容等、気になることがあれば確認を入れます。
 ※交換のタイミングや、敷金に含まれるか別途請求か等、業者や物件ごとに異なります。

⑤現状確認した上で、セキュリティを高めるか否かを決めましょう。
業者に相談、あるいはセキュリティ診断や見積もりを取るのもよいでしょう。

 ※賃貸やマンションの場合は管理規約で制限もありますが、賃貸用の製品も増えつつありますし、シリンダーを上位のシリンダーへ交換する場合、退去時の原状回復も受け付けている業者もあるので確認してみましょう。


■セキュリティ強化する場合

【業者は厳選しましょう】
引越し前にセキュリティ診断及び対策を業者に依頼するのもよいでしょう。その場合、業者の選定はしっかりしましょう。
いくら安くても個人情報をしっかり守って信頼できる業者でなければ、引越しの情報や新居のセキュリティ情報が侵入盗に流れてしまうおそれがあります。

例えば「鍵を無くして解錠と合鍵作成を依頼した」だけのつもりでも→鍵の種類や配列を知られ住所を知られた=その鍵屋さんは貴方の家へ入ろうと思えば入れてしまう!のです。もしくは財産と安全な暮らしを守る重要な情報を第三者へ渡すこともできてしまいます。
新居のセキュリティ対策ともなれば、せっかくお金をかけて対策するのに、そのセキュリティ情報を明け渡すのと同じです。何ならこっそり合鍵を作っておけば、鍵屋さんは家族同様に証拠を残さず侵入できてしまうのです。
プロとしての職業倫理とプライド、自社と鍵業界の信頼を守る為、そんなことをする鍵屋さんはいない筈!ですが、それだけ重要なモノをゆだねる相手は慎重に見極めてください。

Webで簡単に情報を得られ、依頼できる時代ですが、実態を確認できているでしょうか?
重要度・機密度によっては便利さより手間暇をかけて確認した方がよい場合があります。
様々な業態の業者がある為、依頼した会社とやってきた業者の名前が違ったり(子会社や下請け会社)、同じ会社だと思っていたら経営が違ったり、名前が似通っているだけの別会社だったりもします。
大手に登録・契約して看板が同じなだけでルールや教育が徹底されていない、サービス品質・技術は現場技術者任せでバラバラ、薄利多売で現場技術者が苦しい中でどうにかしている等、トラブルやミスが発生しやすい内情があったとしても、HPや広告からは判断しにくいでしょう。
安いに越したことはありません。しかし安さには理由がありますし、ニュースになったり消費者庁に苦情が寄せられる悪質な業者があるように、安値をうたって後から高額請求されるトラブルもあります。

私ならできるだけ「責任の所在から逃げることができない・たらい回しやごまかしのできない相手」を選びます。
会社と責任者の所在をこちらが掴んでいる=赴いて確認できる、責任者と直接やり取りできる、現場責任者または担当と名刺交換(氏名・所在・部署・連絡先把握ができる)等で身元・所在把握できる、ならば万が一の際に追及できます。トラブルが起きていざという時、メールのやり取りが途切れる、電話で捕まらない、では困ります
お客さんの鍵を預かった際の扱い方や情報に関わる書類、メモ書きひとつの扱いでも、きちんと個人情報保護をしているか判断できます。

※過去記事
鍵と情報のリスク 【鍵屋さんの選び方①】 
広告や値段の注意点 【鍵屋さんの選び方②】
鍵屋さんの業態やサイトを見るポイント【鍵屋さんの選び方③】


【窓と玄関を守りましょう】
一軒家か、何階建てか、マンションか、何階の部屋か、窓の種類や位置、ガレージや庭の状況等よってすべき対策や範囲の違いはありますが、防犯の基本としてまず窓と玄関を守ります。
鍵で守るのか、鍵+α(防犯カメラ、防犯センサー、防犯フィルム、防犯格子、ガードプレート等)で守るのか、敷地内にリスクになるポイントがあるか否か等、予算や事情・環境で異なります。
 【被害に遭いやすい家 其の弐】 【窓こそ守ろう お手軽編】 【窓こそ守ろう ガッツリ編】
 【被害に遭いやすい家 其の参】 【出口を守ろう】 【引戸・引違い戸を守ろう】 【ガラス製の扉】

引越し業者さんの搬入作業が済んだら、すぐセキュリティをオンにできるようあらかじめ準備しておきたいところです。
しかし引越し業者さんに防犯対策の情報が漏れては意味がありません。

窓の補助錠の位置や設置する姿はできるだけ見せない方がよいでしょう。補助錠の仕組みや位置が知られると、簡易錠なら誰でも開けられてしまいます。
補助錠がダイヤル式なら設置した後は必ず暗証番号が分からないようにランダムにしておきます。取り外した状態では暗証番号に揃っている為、見られてはいけません
鍵タイプ撮影されたり、短時間だけ持ち出して合鍵を作られないようにしましょう。

玄関の鍵を防犯性能の高い錠前に交換、あるいは補助錠を追加する場合も鍵は見せない手放さないようにしましょう。
鍵そのものを撮影されて複製、種類によっては刻印されたキーナンバーで複製可能な為、盗み見られないように注意しましょう。
※参考【キーナンバーから合鍵複製 侵入盗事件】


■入居時に渡された鍵って安心?

お客様によく質問されるのが「賃貸や中古マンション・中古戸建に引越した際、錠前は交換した方がいいか?」です。

当然ですが安心なのは、防犯性能の高い錠前に交換する、または防犯対策品の補助錠をつける、です。
 ※賃貸やマンションは管理規約で制限されている場合がある為、規約に引っかからない対応が必要。

「引越してすぐ2回も空き巣に入られた」というお客様から相談を受けたことがあります。警察に調べてもらいましたが窓や玄関に痕跡は無い為、2回とも玄関から鍵を使って侵入の可能性が高いとのことでした。

ドアから痕跡無しの侵入で考えられる手段は、ドアスコープが取り外せるタイプでサムターン対策をしていないドアならサムターン回し、解錠が容易な錠前であればピッキング、ピッキングの難しい鍵なら合鍵で侵入したと考えられます。
合鍵の場合、可能性として前の住人の合鍵や大家・管理会社保管の鍵から流出、もしくは家主の鍵から合鍵が作られたのかもしれません。

賃貸(マンション・戸建て)や中古(マンション・戸建て)の場合、錠前が交換していないと、もし前の住人が合鍵を作っていたら入ることができます。
前の住人が合鍵を家の前で無くしたり、住所の分かる物と一緒に落としたことがある、住所を知る誰かに盗まれる等していれば、更に第三者が入ることができます。
入居者が変わる際の錠前交換は大家または管理会社により違います。新品に交換する場合もあれば、別の空き部屋のシリンダーと交換し合うという賃貸不動産業界のコスト削減の裏技もある模様。
鍵や鍵穴の見た目(色合いや傷)があきらかに古い、使用感がなければ区別がつきにくいことも。

家主の鍵から合鍵を作って侵入する事件もよくあります。
例えば鍵を盗み見ることができた誰かが鍵全体または刻印されたキーナンバーを撮影して合鍵を作製
バッグの中から短時間だけ盗んで合鍵を作り、また元に戻しておくことのできる状況や環境(図書館や病院等長居する場所でバッグを置きっぱなし、会社等でロッカーやデスクに長時間置いておく等)がある等。
 ※不審に思われず鍵(の入ったバッグ等)へ接近できる、住所も把握できることにより侵入可能となる為、犯人が知人である可能性も含まれ、侵入目的が窃盗だけでなく更に危険な場合も考えられます。

いずれにせよ交換した方が安心であり、一度でも侵入されたら安全の為に至急交換すべきでしょう。
シリンダー交換と同じ業者なら退去時にシリンダーの現状回復も受ける所もあるので、交換検討の際に確認しましょう。現状回復希望であれば元のシリンダーと一緒に交換依頼した際の請求書やレシートを保存しておきます。

※補足
窓によっては痕跡を残さず侵入することも可能です。但し高い技術と特別な道具が必要で時間がかかる為、空き巣の手段はこじ破りが多くなります。
どちらにせよ「玄関から侵入された!?」と思っても、窓の防犯対策は重要です。



次回は引っ越し作業における防犯についてです。



【NEWS】最上階は狙われる

「マンションだって狙われるよ。上の階だからって油断はダメ、むしろ危険」と注意喚起して参りましたが、物凄く事例になるニュースがありました。

【14階マンション最上階に侵入】
マンションは階数が上がるほど高額になるから上の階の住人ほどお金を持っていそう…というイメージに加え、最上階は侵入しやすい可能性がある為、実は狙われる率が上がります。
記事の動画には高層マンションばかり狙って4回逮捕されている侵入盗の手口が分かりやすく紹介されています。マンション住まいの方、マンション入居を検討している方は是非ご覧ください。

高所作業の経験と体を鍛えていた為、命綱無しの侵入が可能だったそうです。高所に長けた侵入盗は他にもいるでしょうし、命綱や縄梯子・道具等用いる手間暇をかければ、あるいは階層低めのマンションを狙えば、可能な窃盗犯はもっといます。
そもそもマンションは死角と足掛かりが多く、探せばどこかしら侵入経路が見つかってしまいます。

今回の事件のようにエントランスや裏口以外から侵入する場合、侵入盗は死角や足がかりになる物をチェックし、侵入できる経路を探します。
2階の通路や非常階段といった共有部にはセキュリティ対策の柵が大抵ありますが、3階以上は柵がない場合が殆どです。足がかりがあってよじ登れる、または隣りの建物との距離が近くてよじ登りや渡りが可能、商業施設が入っており侵入し易く非常階段から渡れる…侵入盗がそう思ったら危険です。
更には屋上から最上階のベランダへ降りやすいデザイン、足掛かり・命綱等を固定できる物がある等。
侵入を可能とするのは狙われたマンションだけでなく、その周辺環境にもあります

※マンションへの侵入を可能にしかねない物(足がかりや死角)
植木、柵や壁、配管、非常階段、エントランスや駐車場・自転車置き場等の屋根、物置、室外機用小型ベランダ、機械式駐車場、受水槽、消火防災設備、屋上バルコニー、看板、給水槽、太陽光パネル、等々…

マンション屋上にも色々ある

共有部までよじ登る想定の足がかりだけでもたくさんありますから、2階ベランダへの侵入なんて容易なわけです。2階建アパート、一軒家の方も充分お気をつけください。

過去記事【真夜中の脚立男】も参考にどうぞ


大半の侵入盗にとっては、とにかく!!窓!!です。最上階ベランダだろうが1階の狭い換気窓だろうが、2階テラスだろうが、対策されていない窓へ近づくことさえできればほぼ成功。そのワケは…
【窃盗に遭いやすい家 其の弐】 ※クレセント錠1ロックでは無締りとほぼ同じ

だからこそ、窓の防犯を推奨しております。
【窓こそ守ろう!お手軽編】 ※比較的安価且つ工事無しでもOK
【窓こそ守ろう!ガッツリ編】 ※要工事で防衛力強し!

防犯コラムで一番多くLINKを貼っているのがこの窓シリーズの過去記事というくらい、窓の防御は侵入者から我が家と我が身を守る防犯の要なのです。



夜道の防犯 ③防犯グッズ

映画やドラマでは護身グッズで相手を撃退するシーンがありますが、シロウトにはなかなか難しいのが実情でしょう。
相手は自分より弱そうな対象を選び、有利な状況で襲ってきます。防犯グッズを取り出す暇がなかったり、取り出そうとしたことで利き手が使えない格好のまま抑え込まれる可能性もあります。例え取り出せても、使い慣れないグッズを焦っている状態で動く相手へ効果的に使用できるでしょうか。
バイクであればヘルメット、徒歩でも帽子・マスク・眼鏡等で顔を隠している相手へスプレー系は当て難く、逆に奪われて反撃される危険もあります。

傘等は距離を取る為の威嚇には使えるかもしれませんが、殴打で相手を攻撃しても、すっぽ抜けたり奪われたり、当てることができても握った手に衝撃が加わるのでしびれたり自分も怪我をして取り落とす可能性があります。何より常に傘を持っているわけではありません。
さらには、怪我を負わせてはこちらが傷害罪になってしまいます。
おおまかには、恐怖や危険を感じて攻撃=過剰防衛実際に襲われて防衛の為に反撃=正当防衛だそうですが、立証が難しい場合も。
更には護身用とはいえ使用すれば相手に怪我を負わせてしまう物(催涙スプレー、警棒、スタンガン等)は、所持は違法ではなくても携帯及び使用は軽犯罪法に該当する場合があり、相手に奪われれば非常に危険です。
また紛失して誰かが悪意を持って使用するおそれ、誤作動等で周囲に迷惑をかけることがないよう、日頃の管理・取り扱いに注意が必要です。

その為、前記事「夜道の防犯 ②対策」の【夜道の歩き方】①~⑩の外見や仕草によって、テキパキして隙が無い・警戒していると印象づけ、まずはターゲットにされ難くすること、いざという時に逃げる為の準備(靴や服装、時間を稼ぐ防犯グッズ)をしておくこと、が重要です。

その上で所持するならば、相手に接触しなくても使える防犯グッズが自身にとっても安全と言えるでしょう。



■防犯グッズ

【防犯ブザー】
音で撃退+周囲に危険を知らせることができます。「助けて!」という音声タイプも有り。

大切なのは、防犯ブザー+叫んで助けを求めること。「助けて」だけだと、周囲も突然のことにびっくりして何をすればよいか分からない場合がありますので、「通報して」等、明確に。
またあくまで音で威嚇・救援を求めるだけのグッズであり、周囲に誰もいない場合もあります。相手が怯んだ隙に逃げる、逃げながら叫んでピンチをできるだけ広く知らせることです。


【フラッシュライト】

強い光のフラッシュライトなら遠くからも効果があるので、相手との安全な距離を確保しながら顔へ向けて目つぶしができます。
状況によっては振り回す・点滅させる等で周囲にピンチを知らせる使い道も。但し音と違って付近に人がいなければ効果はありません。逃げる時間を稼ぐこと、叫んで助けを求めることが大切です。


【アイチポリス】
スマホで防犯ブザー機能が使えて、付近で起きた犯罪状況も分かるので用心しやすいと思います。
使用感としてはブザー音が小さいのが心もとないですね。

警視庁防犯アプリ:Digi Police
※防犯ブザーはありますが、地域情報は首都圏のみ

他にも無料の防犯ブザーのアプリがあります。


後をつけられたら逃げることは大事ですが、堂々と振り返って相手をけん制する、抜かせて先に行かせる、その際スマホを片手または防犯ブザーを握って「騒ぎを起こせるぞ」と誇示してもよいでしょう。騒がれて厄介そうな獲物だと判断して諦める可能性が上がります。
※実際に襲われた際は取り上げられる前にブザーを鳴らしましょう。

※持ち歩きやすさ、即使用できる装着・所持の仕方を選ぶ。実際使用時に手間取らないようにする。いざという時に不具合がないか、動作や電池残量等は大丈夫かを点検する。

※前記事の最後に書きましたが、何か理由や執着、個人的な感情等があって狙ってくる相手は、振り返って牽制、相手に追い抜かせて先を行かせる、防犯ブザー等では逃げ出さない、または一度は逃げても諦めない可能性があります。
相手の危険度合いによって自己防衛レベルを上げねばなりません。それこそ夜道はひとりで歩かない、警察や警備会社等プロ、周囲や家族の助けを借りる、防犯アイテムの選択幅を広げる(但し上記したリスクを考慮する必要有り)、自宅のセキュリティも見直し強化する、更には物理的に相手が把握できない場所へ逃げる等。


【催涙スプレー】
前述の通り、保管及び取り扱い要注意ですが、相手との接触無しに命中すれば撃退することができます。

奪われない、紛失しない、誤作動させない。命中しないリスクと、場合によっては軽犯罪を問われる可能性も有り。



■通報+更なる対策

防犯アイテムを使用した、ということは予防の段階を越えて危険なめに遭ったということです。
相手が逃げ出して被害を受けなかったとしても、念の為に直接家に帰ることはせず、警察へ届け出ましょう。
相手が逆恨みしたり、狙う理由が行きずりではなかった可能性もあります。逃げたとみせかけてまた後をつけ、家の場所を知られてしまうかもしれません。その日の帰宅及び暫くは後をつけられていないか充分に注意しましょう。

大事なことなので前記事に続いて書きますが、
尾行には常に気をつけて

また、届け出ることでその情報が周囲へも警戒を呼びかけ、警察の巡回を増やすことにもつながります。

その上で、自身の防犯対策レベルを強化、警戒しましょう。
同じ道は通らないできるだけひとりにならない、特に夜間はひとりで歩かない等。



夜道の防犯 ①危険な場所

夜に遭った怖い体験談を紹介しましたので、今回は夜の防犯対策です。
 ※参考【いつもの道にひそむ危険】

昼間は至って平穏だけれど夜になると危険そうな場所・なぜ危険なのか、身近な所から洗い出しをしましょう。例えば【家の周囲】【通勤通学路】【よく行く場所】【駅・バス亭周辺】【駐車・駐輪場付近】など。


①家の前・玄関・階段・エレベーター
子供の頃「おうちに帰るまでが遠足です」と決まり文句がありましたが、「中に入って鍵をかけるまで」気を緩めないことが大人になっても重要です。

獲物を確実に狙えるのは、「必ず現れる場所」=自宅であり、一番気が緩むのも自宅です。
家に誰もおらず門扉を開けて敷地内に入ると、塀や生垣で外からは死角になります。玄関前で鍵を取り出す中、鍵を開けるという半ば無意識にできるルーティン中は背後・左右へ無警戒になりがちです。

集合住宅やテナントビル等で階段エレベーターを使用する際も要注意です。監視カメラ付きエレベーターでも顔を隠すことはできますし、途中で乗り込んでくる、到着フロアで待ち伏せている場合もあります。
階段は死角も多く、監視カメラは全部の階を網羅できないので、設置されていても出入口です。




②駅や高速道路の高架下・高架沿い

黄昏の似合う風景ですが…

高架下死角になり、不審者が待ち伏せしたり引きずりこみやすく電車や車の騒音で何かあっても気づかれにくい場所です。
また高架下が駐輪場や駐車場になっている所はフェンス等で遮られて見通しが悪く、狙われやすい場所です。

街灯があっても寂しげな場所は危険

高架沿いは片側が高架で塞がれるので、逃げ場もひとけ・ひとめも少なくなりがちです。同僚Aも高架沿いの道で襲われました。


③無人駅・バス亭

無人駅システム導入で改札は新品

全日無人駅・夜間無人駅でも諸手続きは便利になりましたが、友人Bのように電車が走り去った無人のホーム無人の改札、駅周辺にひとけのある場所も無く助けを求める当てがない!という事態もありえます。
タクシー乗り場があっても時間帯によってはタクシーがいない可能性も。

電車内は明るくひとも多かったのに、降りた途端…


④地下通路

ドラマで襲われるテッパンの場所

駅の地下ホームや線路の地下通路をひとりで通るリスクは説明不要ですね。


⑤駐車場・駐輪場
徒歩が一番狙われやすいとはいえ、車に乗る時降りた時・場合によっては車中も狙われます。車を利用時は徒歩の時より警戒心が薄れる傾向にあります。しかも車の乗降時が一番無防備であり、停車中の車は足かせになる場合もあり、車中は身動きが取れず逃げ場のない、しようと思えば荒っぽく侵入できる密室です。
 ※参考【車に乗ったら施錠してますか?】

特にひとけのない駐車場(公園、道の駅、パーキングエリア、高架下、地下・屋内・屋上等)は要注意です。誰もいないと思っても、駐車した車の影車内にひそんでいる場合があります。

徒歩で駐車場・駐輪場の前を通りすがる際も気をつけましょう。住宅街にある契約駐車場等でも隣家の建物、ブロック塀や生垣で遮られ、通行人には駐車場敷地内に不審者が待ち伏せていても見えません。

右側の白い車が停まっている駐車場は
通行人には不審者が隠れていても直前まで見えない。

このようにどうしても死角が多くなる駐車場・駐輪場は待ち伏せされやすい・引きずり込まれやすい・引きずり込まれた後も周囲に気づかれにくい場所です。

また駐車場・駐輪場の形状によりますが、出口が一か所の行き止まりだと追い詰められてしまうことも。


⑥空地・公園・林やしげみ・池・川・堤防、神社・学校・グランド等
上記どれも側を通る際にリスクがある場所です。夜間に敷地内へ入るのは、通り抜ければ近道だとしても更にリスクがあります。

叫んでも聞こえにくい
助けてくれるひとがいない
公園の外に通行人がいても見えない
+逃げ場が限られる
左は自転車置き場とグラウンド、右は空地
夜になると…

無人になりやすいエリアは広ければ広いほど、リスクが増します。また監視カメラが無い・あるいは少ないことが分かりやすい場所は危険です。
写真では雑草が刈られ、定期的に整備されているエリアだと分かりますが、暖かい季節になればあっという間にしげって死角も増えます。

例えば昼間は新居ばかりで綺麗な新興住宅エリア。宅地開発されたばかりで空地が続く区画を通らないと新築の建つ区画へたどり着けない、自宅の周囲に家が建っていない、なんてことがあります。
どんどん家が建てば、通行も夜間の在宅も心強い。ひとけ・ひとめは普段意識する以上に防犯上のポイントで、地域で自衛・防犯意識を持つことで安全レベルを上げられます。


⑦工事現場
常時存在する公園等の⑥と異なり、工事現場は期間限定である時突然現れます。

死角だらけ
工事予定地

がっちりフェンスで侵入できないようにしてあっても、搬入口はチェーンだけの場合もあり、引きずり込まれればフェンスや防音シート・機材等が死角になってしまいます。また、片側を塞がれるので逃げ場もひとけも減ります。
夜の工事現場を見ると「ひとつ屋根の下」の小梅を思い出してしまいます。ドラマとはいえ工事現場のあのシーンは痛ましい。


⑧空き物件

集合住宅は写真のように侵入禁止のフェンスで管理され、監視カメラは動作したままの場合もあります。しかし通行の際はフェンスが片側を塞ぎひとけ・ひとめが途絶えやすい区画となりえます。
また、一軒家は建物入口は封鎖できますが敷地全体となると難しい場合もありますし、盗まれたバイクが空き物件の集合住宅の敷地に隠して停めてあったことがあり、管理会社の目の届かないところで出入りできるようにされている場合もあります。


⑨擁壁・階段・フェンス沿いの道

昼間は車通りの多い道ですが夜はひっそり

擁壁階段フェンス沿いの道は死角を作るだけでなく、逃げ道を減らします。この道のようにガードレールもあるとなおさらです。


⑩その他「ひとめ・ひとけが途絶えやすい」「死角」「身を隠せる」「見えにくい・聞こえにくい」「暗い」「追い詰めやすい」など、犯人が狙いやすい場所
①~⑨に挙げた以外でもリスクはあります。曲がり角・へこんだ場所・出っ張った場所の裏、シェードのある場所、行き止まり、人がいないことが明らかな建物・その影、公衆トイレ(屋外屋内共)、路駐の車(車内に人がいる/車の物陰に隠れている)、大きな看板やオブジェ、自動販売機等、木立、音をかき消す噴水など。

ひったくりは近いエリアで頻発することもある犯罪です。
各警察のサイトや情報提供サービス(愛知の場合はアイチポリスやパトネットあいち等)があり、事件の頻発具合や発生した町名まで知ることができることもありますので、用心するのに役立ちます。
 ※過去記事参考【防犯は地域の犯罪情報を知るところから】



危険が想定される場所の洗い出し、なぜ危険なのか警戒ポイントが掴めたら、次は対策です。



特殊詐欺対策④愛知の取り組みetc

■特殊詐欺捜査協力報奨制度

特殊詐欺検挙グループの検挙へ協力すると、報奨金が支払われる制度です。ニュースでも特殊詐欺に遭っていると気づいた被害者が警察へ通報・協力して逮捕につながった話があります。
詐欺被害を減らすには、まず「詐欺に気づけること」が大事ですね。

愛知県警【特殊詐欺にご注意】



■〇(まる)っとあいち・絆プロジェクト

特殊詐欺を出さない地域づくりには、家族の絆、地域の絆が重要、ということで継続的な活動が可能な団体や事業者の方(2名以上の団体)を募集しているそうです。

※上記の愛知県警リンク内ページに詳細情報あります。



■寿がきや

愛知県民のソウルフード・スガキヤが愛知県警とコラボ!呼び出しベルに特殊詐欺注意喚起のシールを貼りつけているそうです。
※豊明市等の6店舗



■特殊詐欺対策電話の展示

東浦町役場で半田警察署が特殊詐欺対策電話を展示しました。
以前の記事【特殊詐欺対策②警察等推奨】でも紹介しましたが、直接話さなければ騙されることもない。
近くに家電量販店がない、通販だと各メーカー色々な機種があるし、触らずに購入は不安(操作に不安)。ご高齢の方が買い替えを迷う理由は様々あると思います。役所に行く用事のついでに実機が見れるのは、購入検討の一助になりそうです。

東浦町では今夏、銀行員を名乗る男から「キャッシュカードが不正利用されています」といった詐欺電話がかかってきていますしね。



■防犯ランニング

数年前から防犯ランニング、またはパトロールランニング、略してパトランという活動が起こっているそうです。
「健康管理目的にウォーキングやランニングをするなら、ついでに地域ボランティアとしてパトロールしよう!」ということですね。

【名古屋ランニングジャーナル】
 ※アプリもあります。

【パトラン】
こちらで参加チーム探せます。今のところ中部は西尾チーム発見!

HPで見つけられなくても、最近はSNSの方がお手軽タイムリーな情報発信ができる為、そちらで発見できるチームもあるかと思います。

ランニング・ウォーキング、犬の散歩をする人口の多い町は近所を見守る目が多く、犯罪がしにくい面があります。
しかし以前の記事【泥棒の真の姿とは】の中で「泥棒かも!?と、疑うべき人」にも書きましたが、ランニングやウォーキングを装って下見や空き巣に入ることもあります。
見分けるのは難しいですよね。町の人全員の顔を覚えるのは無理ですし。何より誰も彼もマスクをつけているご時世、顔を隠したい者にとって都合のよい状況です。顔を確認できない、何かあっても特徴を覚え難い。

かなり以前から、町内で「防犯パトロール中」の腕章や自転車のカゴにプレートをつけて回っていることがあります。パトランの方々も同様、グループで腕章等ありますので、参加者については見分けるポイントになります。

しかし腕章やプレートがあったとしても、どんな格好、どんな肩書の人にせよ、先入観なく相手の挙動・言動を観察することが大事かと思います。
相手は警察官にさえ変装するのですから。



我が家の周辺環境から防犯しませんか? 其の弐

前々回は周辺環境に対して、個人でできる防犯対策を挙げました。今回は町内会、周辺住民で実際に行われている対策を幾つか、ご紹介します。

■笑顔で挨拶を返したら…

それは数年前のこと。実家に帰った私はたまたま空き時間があり、気まぐれに散歩することにしました。
学生時代に愛犬と散歩した懐かしいコースです。近所の家々は記憶よりも古色を滲ませ、更に進むと愛犬が大はしゃぎした草むらが広がる…ことはなく、雑木林は消え、新しいおしゃれな家が並んでいました。
宅地開発が進み、もともと宅地だった場所も古い家ばかりだったので、建て替えが目立ちます。
しかし懐かしさと新鮮さの天秤が大きく傾いたのは、景色のせいではありませんでした。
新しそうな家の玄関から女性が出てきて、「こんにちは」と挨拶されました。当然私も「こんにちは!」と返します。次に昔、散歩の度に顔を合わせた方が掃き掃除をしており、「こんにちは」と挨拶されました。でも何となくよそよそしい…私は家であの人だとすぐ分かりましたが、相手が愛犬連れではない十数年ぶりの私を覚えていなくても仕方ありません。
次は車庫から出てきた男性に声をかけられました。
「年代に関係なく、通りすがりの相手へ挨拶がすっと出てくるなんてすごいなぁ。この辺も変わったなぁ」なんて、呑気に思いまいしたが、徐々にフレンドリーだからではないかも?と気づきました。挨拶の後にジロジロ見られている気配を感じることもあったのです。
実家へ帰り着き、この件を報告して分かったことですが、挨拶は泥棒対策でした。このエリアは一時泥棒被害が多発し、打ち出された対策が声かけ、だったのです。
 私には懐かしい場所でも、住人の方々にとって私は「知らない人間が手ぶらで用もなさそうに歩いている!」不審者扱いだったわけです。

皆さん慣れた感じで「こんにちは!」って元気に声かけて下さったんですが、知り合い以外から思いがけない挨拶に最初びっくりするんですよね。泥棒に入る下見のつもりであれば、ドキ!っとしてしまうでしょうし、地域で監視されている感があって効果ありだと思います。
私は咄嗟に笑顔で挨拶を返しましたが、事情を知ると皆さんを不安にさせたのかと何だか申し訳ない気に。そしてちょっと寂しい…けれど町内での取り組みとしては大変素晴らしい。散歩はしにくくなりましたけどね(笑)

■町内会の防犯対策

声をかけないパターンはよくみかけます。町内会で作成したラミネート加工の防犯対策のポスターを各家の門扉や、町内の掲示板に掲げていたり。
近所でお互い見守っていること、不審者を見かけたらすぐ通報するぞという意思表示、「防犯パトロール実施エリア」や「監視カメラ設置エリア」であることをアピールする等、防犯対策を実施するだけでなく、常時目に付く所へ掲示することで効果を狙っています。

ちなみに自治体によっては防犯ボランティアの募集や、監視カメラの助成金等もありますので、どのような取り組みがされているのか調べるのも良いと思います。

日本は犯罪の少ない平和な国だと言われています。けれど統計上では少数であっても、被害に遭った方々がいます。今後被害に遭う可能性のある方々も。
犯罪に遭わない予防・対策を行って自分自身を守ることが、被害者を減らし、犯罪の少ない平和に暮らせる国であり続けるのではないでしょうか。
そして何より、愛知県民として住みやすい我が地元の被害が更に減って、ワーストランクの下位になることを願うばかりです。

ということで、次からは防犯全般、個々に連載していこうと思います。

次回予定→「窃盗被害に遭いやすい人」

連載なんて待っとれん!具体的なことをはよ!…という方は、お気軽にご連絡ください。
防犯診断・対策のご相談・防犯商品のご紹介・お見積もり、受け付けております。

【お問い合わせ方法・各種】

我が家の周辺環境から防犯しませんか? 集合住宅編

■オートロック式の集合住宅は安心…ではない!からこそ、全員での取り組みが必要不可欠

前回、個人でできる対策の中に、集合住宅に関する内容について3点挙げましたが、内2点(下記)について今回必須対策として強く推したいと思います。

  • 集合住宅のエントランスは例え業者の制服を着ていても、住人以外の人は通さない
  • 集合住宅の共有入口の施錠徹底

この2点は個人が行うことではありますが、居住者全員で徹底しなければ泥棒の侵入を許し、全室一網打尽にされかねません。ここが集合住宅の怖さ、防犯の難しさになります。

■その親切心が命取り!

宅配業者さんが重い荷物を運んでいると、つい自分と一緒にどうぞ、とエントランスを通してあげたくなるかもしれません。
しかし例え顔見知りだとしても、自分が開錠した際に決して他人を通してはいけません。

宅配業者・検針他、集合住宅は出入りが多い為、居住者側が出入りを管理徹底しなければオートロックなど無意味です。むしろオートロックによる安心感で心の隙が生まれるならば、利便性だけの危険なシロモノと化します。
戸建てまたはオートロックではない集合住宅にお住まいなら、この心の隙は生まれなかった筈。直接玄関で家を守る意識で防犯に臨む筈なのです。
だからこそ「エントランスの出入りは我が家の玄関と同じ!」くらいの認識でいましょう。

暗証番号を入力するテンキータイプの場合、周囲(特に背後)に人がいる前での操作はやめましょう。盗み見られている可能性があります。
 ※この点は事務所や店舗、戸建ても同じです


■出入口の数だけ取り扱い注意

エントランスとは別に、共有扉がある場合、オートロックだとしても必ず扉がしっかり閉じて施錠されたことを確認しましょう。
事故防止の為、扉が閉じるまで時間がかかるタイプの場合、時間差で誰かが侵入する可能性があります。あるいは風で最後までしっかり閉じず、閂がきちんと飛び出ず半開きの無施錠で侵入されたというケースもあります。

泥棒にとって集合住宅は扉の数だけ、人の出入りの回数だけ侵入のチャンスが生まれると言っても過言ではありません。

■対策は個人+管理組合で

集合住宅に関しては居住者全員が心がける必要がある為、出入りや施錠に関して特にルールのない集合住宅ならば、管理会社経由での伝達や管理組合の総会等で話し合うのが良いかもしれません。

実際に防犯対策として、上記の注意事項が入居時のルールとして、または掲示物や配布文で定期的に周知徹底を呼びかけている集合住宅もあります。
また被害に遭った後に話し合いがもたれ、ルールが決められたケースもあります。

■集合住宅の危険性

集合住宅は例えセキュリティサービスに加入し、オートロックのエントランスや防犯カメラに守られていたとしても、入口ひとつ突破してしまえば、外からは誰が何をしているのか見えにくく、死角だらけ。
後は順番にひと部屋ごと回って悠々とひと目をはばからず窓や玄関の鍵を壊すだけですから、最も手間のかかる入念な周囲の下見と侵入が1度済み、利益は複数世帯分という美味しい物件になるわけです。
また万が一侵入者と共有部で遭遇しても、外からほぼ見えません。助けを呼んでも声が届きにくく非常に危険です。

セキュリティ設備を過信せず、居住者全員でより用心深く対応・運用することで、初めてセキュリティ設備が活きるのです。

次は欲張って町内会、周辺住民で行われている対策をご紹介します。


→次回予定「我が家の周辺環境から防犯しませんか? 其の弐」

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我が家の周辺環境から防犯しませんか? 其の壱

■周辺環境(町内・隣近所・集合住宅は敷地内含)を把握する

見慣れた風景である我が家の周辺…改めて見回してみてください。昼と夜で見えてくるものも違います。
どんな雰囲気、特徴がありますか?できれば泥棒になったつもりで。

  • 清潔ですか?
  • 回収日以外に出されたゴミが放置されていませんか?
  • 寂れて感じませんか?
  • 街灯や設備照明が切れていませんか?
  • 手入れのされていない植木等で鬱蒼としていませんか?

泥棒は必ずと言っていいほど、現地の下見をします。
清潔な道や家の前、清潔なゴミ出し場、掃除の行き届いた集合住宅の共有部は、掃除をする人や管理する人がいる、ルールや伝達が徹底されているということ。
各々が家の前を掃く、善意で道を掃除してくださる方がいる、集合住宅の管理人が定期的に掃除をしているという、登校や出勤後の住宅街における昼間の風景は、「どの時間帯に最も人目が途切れるか」を探る泥棒としては入るタイミングが難しくなります。
逆にそういった人目が少ない、自分の住んでいる場所に無関心な環境では、泥棒は入るタイミングを狙い易くなるでしょう。

寂れて感じる場合、お隣りと距離がある、何時でもひと気のない家や空き家ばかり、街灯が切れている等、理由は様々あると思いますが、死角が多い、暗い、隠れる場所があると、泥棒にとって狙い目です。
子供にはかくれんぼの才能がありますから、お子さんにどこが隠れやすいか(死角か)質問したり、ご自身で童心に返って隠れる場所を探してみてください。それがご自分の家や周囲にあれば、要対策です。

■個人ができる周辺環境への対策

周辺環境を把握したら、次は対策です。自治体・町内会、集合住宅の管理組合等へ働きかけるのは大変、すぐにできないかもしれませんが、個人でできることもあります。

  • ゴミ出し等のルールを守る
    ※自治体・町内会・集合住宅なら管理組合の各ルールを確認しましょう
  • 自分の家の前を掃除する(できれば時間は不定期が望ましい)
  • 植木を定期的に剪定して整える
    ※死角を減らす、侵入者を見通せるポイントを作る
  • ポストに投函された郵便物・チラシはこまめに(できれば毎日)回収する
    ※留守かどうかの判断材料にされます
  • 家の前の街灯が切れた場合、連絡を入れる
    街路灯には管理番号、管理元と電話番号のシールが貼られています。
     連絡先不明の場合、町内会または自治体へ
  • 集合住宅の照明設備等が切れた場合、管理会社へ連絡を入れる等ルール通りに対応
  • 集合住宅のエントランスは例え業者の制服を着ていても、住人以外の人は通さない
    ※次回詳しく記載
  • 集合住宅の共有入口の施錠徹底
    ※次回詳しく記載

次は集合住宅における必須の対策です。

→次回予定「我が家の周辺環境から防犯しませんか? 集合住宅編」

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防犯は地域の犯罪情報を知るところから

■ご存じですか?愛知県は泥棒にとってご馳走エリア

令和1年までの12年間、愛知県は住宅の盗難被害全国ワースト1位。令和2年にやっと哀しい冠を脱ぎ、5位。まだまだ上位です。しかも被害総額だけならば全国ワースト1位(汗)

貯金してる人が多いというイメージのせいでしょうか?私が思い浮かぶのは、子供の頃に友人宅へ遊びに行くと、施錠されておらず、門限までは子供達の出入り自由な家が多かったこと。
時代が違う?確かに今は防犯意識の高い人が増えました。しかし今でも無施錠のお話を聞くことが実際あるんです。
「ウチは田舎だし。皆知り合いだもんで、勝手口から顔出してもらえるように開けてあるんだわ」あるいは「近所の目のある昼間は安心でしょ?夜になったらカギかけてるから」とか。

愛知県民は繁華街やビジネス街、商店街を除く住宅街を「ウチは田舎だから~」と、いまだ安心しているのかも。確かに新興住宅エリアの景色はのどかだったり、下町には古き良き時代の名残りがあったしります。“他人”を警戒しないというのは、平穏で微笑ましい。でも!だからこそ、守りたいのです。そんなあなたを大切な財産ごと。
あなたが警戒しないでいる“他人”とは、近所の人々のつもりでも、実際はどこか別のところから犯罪目的でやってきた“他人”も含まれるのです。そうして警戒しない方々を傷つけ、生活を脅かすのが犯罪です。

我々は実際に泥棒に入られ、怖い思いをされた方の生の声を聞く仕事でもあります。被害届を出して荒らされた部屋を片付け、より防犯性の高い錠に交換したとしても、一度悪意ある他人に侵入された怖さはつきまとい、不安な日々を過ごす方が少なくありません。

そんな思いをしない為に、今一度我が家を取り巻く周辺環境・立地まで含めて防犯対策について、考えてみませんか?

■まずは地域情報を把握する

そのエリアで発生しやすい犯罪というのがあります。
犯罪者にとって狙う理由がある、犯罪者に土地勘がある等…ひったくりや放火等が連続で起こる場合と同じく、泥棒も近いエリア、隣近所で続発することがあります。また、一度入られたエリアや家は対策しないままだといつか再び狙われることさえあります。
まずはご自分の地元情報を把握しましょう。

【愛知県警(エリアごとの年間発生状況)】

【愛知県警(県内月間発生状況)】

【アイチポリス】
※警察本部から犯罪発生情報・不審者情報・交通重大事故発生情報の配信アプリ
 全国各県リンク集はコチラ

【愛知県警・パトネットあいち】
※不審者情報、犯罪情報配信メール

全国5位の愛知の中でも、自分の住む地区の件数を知ると危機感が生まれませんか?
市・区より更に絞り込まれたエリアの、直近の犯罪情報を知ると、更に恐くなりませんか?
泥棒同士のネットワークは、我々一般人が知り得る以上の横のつながりと情報量でターゲットに狙いをつけます。

危機感・恐れを抱いたならば、予防です。
予防の為に次はもっと身近な、我が家の周辺環境についても把握しましょう。

→次回予定「我が家の周辺環境から防犯しませんか? 其の壱」

危機感煽っておいて、連載なんて待っとれん!具体的なことをはよ!…という方は、お気軽にご連絡ください。
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