防犯コラムcolumn
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【NEWS】キーナンバーから合鍵作成侵入盗事件
福岡県で他人のキーナンバー(鍵に刻印されている)を暗記して合鍵を作製し、自宅へ侵入する事件が起こりました。
容疑者も被害者も大学生であり、サークル活動などで共有スペースに荷物が置かれた際に鍵を盗み見ていた模様。同様の手口で100件余り繰り返していたそうです。
鍵のメーカーと刻印を第三者に知られれば、鍵は作成できてしまいます。鍵や錠前に関する情報(刻印や鍵の写真)は他人に知られないよう、取り扱いには注意をしましょう。
合鍵を使用して侵入されると、住人が侵入されていることに気づきにくいことがあります。現場に残る証拠も少なく、犯人へたどり着きにくくなります。何より他人が出入り自由自在なんて、怖いですよね。
今はネットから合鍵注文もできますし、もし実店舗へ注文に訪れたとしてもマスクをしていることに鍵屋さんも違和感を覚えませんし、顔を覚えにくいです。
ピッキングやサムターン回しといった技術と道具が必要な侵入方法、バール等で錠前ごと壊すこじ開けという乱暴な侵入方法よりも簡単な、合鍵を作成して侵入という手段が増えるかもしれません。そうなる前に是非対策を。
■鍵や錠前に関する情報(鍵の刻印や鍵の写真)は顔見知りであっても他人に見せない。
※合鍵での侵入は今回の事件同様、顔見知りが多いです。
■共有部(ロッカー等の荷物置き、待合室、飲食店の席・特にイートイン等)では荷物の管理をしっかりする。鍵や財布が見えないようにする、しっかり閉じる鞄を利用する。
■鍵を使用後、その辺に置いておかない
玄関のすぐ側(靴箱の上等)にそのまま置いておくと、来客時に見られる可能性があります。
■鍵の写真をネット上にUPしない
※不特定多数に見える状態は勿論、仲間だけの空間でも同じです。
※SNS等で普段写真をUPしている方は住所を特定される可能性(位置情報オフで撮影しても、間取りや窓・窓の景色から特定されやすい)があり、鍵情報とセットになると特に危険です。
■ネットで合鍵依頼はリスクがあることを把握し、情報漏洩に注意する。
※フリーメールは漏洩しやすい
■キーキャップやキーカバーをつける。
少し前にTVで放送していましたが、病院で隣りに座った人の荷物から鍵と住所を特定する物(番組内では保険証や診察券等のカード)を盗み、相手が受診中に盗みを働いていた事件を紹介していました。
鍵そのものを盗む、鍵の情報を盗む、どちらの手口もあり得ます。しっかり鍵を守って、くれぐれも被害に遭われませんよう。