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防犯コラムcolumn

リフォーム前の危険

長年住めば必要になるリフォーム(集合住宅は大型修繕工事)。しかしリフォームを口実にした悪質商法・詐欺・個人情報の収集・侵入盗・押し入り強盗があります。



■通りすがりは断ろう

通りすがりの専門家が愛想よく、あるいは心配そうな顔で、話しかけてくることがあります。

【手口①:親切な警告やアドバイス】
庭掃除等をしていると『奥さん!ここヒビ割れしてます。、ヒビが広がると危険だし費用が倍になるよ』『これ、水漏れサインです』等と親切心で声をかけるリフォーム業者(自称)が来たら、お断りしましょう。

確かに補修は必要でも
業者選びの主導は自分で


【手口②:雑談したがり?迷子?近所の人?】
雑談や道を尋ねる等してから手口①に入ることもあります。先におしゃべりしてしまうと断りにくくなる心理を利用するものです。
『よくこの道を通るので前から気になってた』『近所の家を担当をしてるから~』『近隣マンションへ一斉無料点検サービスをしてるので』等の近所の人間、または近所で実績がある、集合住宅全体向けサービスと錯覚させ、安心させてから①を話す等もあります。

『これも何かのご縁なので特別にサービスしますよ』と①に入り、相談に乗る態度を示す、あなたに親近感を持っていると伝えて同調させる優遇されていると思わせる場合も。
年長者特有のおおらかな雰囲気と砕けた口調で話しかけられ、最初何を言っているのか?用件は何か?分からないまま無碍にできず話を聞いてしまい、気づけば①の話に引きずり込まれていたということもあります。
他にも『重そうですね』と庭掃除で出たゴミを持ってくれたりと一見紳士的なそぶりで近づくことも。本題に気づいた時点で断り難い雰囲気になっていてもきっぱり断る気合が必要です。


【手口③:キャンペーン・無料サービス・補助金】
『建物診断だけでもどうですか?』
『〇〇の点検サービスで巡回してます。ついでに気になる部分も点検・相談に乗ります』
『見積もりまでなら無料ですよ、私なら管理職割引できますし』
『バリアフリー仕様のキャンペーンで今月中に契約すると割引です』
『国から補助金(または助成金)が出ますけど早いもの勝ちで急がないと損します
『ウチに任せてくれれば保険を上手く使って無料で修理できます』等々…
こういった誘い文句に乗るのもやめましょう。

お客さん側も「点検や見積もり『だけ・までなら』ならいいか!」と安易に思いがちですが、相手が一方的に訪ねてきていること、を忘れないでください。
多くの業者が入口として相談・見積もり無料をサービスにしているので、慌てず幾つかの業者を自分の目で確かめてより自分のニーズに合う業者を選定しましょう。

補助金や助成金は年度で決められた予算に達したら締め切られるので早いもの勝ちは事実ですが、だからと言って十数年住み続けるリフォームを急かす業者は本当にお客さんのことを考えているでしょうか?

どのリフォーム業者を選ぼうが補助金・助成金は出ます。何よりリフォーム工事のすべてが対象ではありません。焦って契約してお金を騙し取られたり、粗悪な工事や当初の話や見積もりと違うトラブルに遭ったら、契約金の内で対象工事部分の何割かでしかない補助金に目が眩んだ方が損をします。
何より補助金はすぐには下りないので、あまりアテにせずリフォームの予算を立てた方が無難です。

消費者センターや保険会社にくる問い合わせのひとつ「保険で修理が無料とリフォーム業者に言われた」ですが、補償対象の保険に入っているか、経年劣化ではなく災害による損害等の条件に該当した場合等の決まりがあります。
そこをぼやかした言葉のやり取りで「保険で直せる」「任せていい=手続きもしてくれる」と思い込むと大変なことになります。リフォーム業者が代理申請するのは違法で、業者が保険詐欺で摘発された際は本人が騙されたとしても虚偽申請の責任が及びます。

このように「だけ・までなら」と低いハードルを設けてみせる事実(見積もり無料や補助金等)を織り交ぜる、今だけ・早い者勝ち、と焦らせて下調べや事前調査、熟考する時間を奪う、事実をぼやかして聞き手の解釈に誤解を与える、これらは詐欺の手口です。


【手口④:時節に合わせた点検サービス】
家の外観ではなく内側になりますが、秋・冬には給湯器、春・夏にはエアコンといったネタで点検・メンテナンス・クリーニング、交換等の季節モノ悪徳商法や詐欺にも注意しましょう。

2024年で固定電話終了に伴う対応、電気代やガス代がお得になる、消火器や火災報知器、安全なお水、火災や地震等に備えて等のよくある手口もいまだ健在です。情勢的な流行り、特にニュースで不安を煽られた後だと増加するでしょう。


【手口⑤アンケートだけ】
建物診断、見積もり、点検よりさらにハードルの下がるアンケートを依頼してくるリフォーム業者(自称)もいますが、断りましょう。

アンケートって何となく答えてあげたくなることありませんか?匿名で済む気楽さで、自分の回答や意見が誰かの何かの役に立つかもしれないし、外回りが大変な営業担当さんの実績として手助けになるわけですし。もしくは早く帰ってほしいからアンケートくらい書いてあげよう、とか。
しかし!その情けが仇になりかねません。



■侵入される危険

詐欺かもしれないけど顔を合わせたままは断り難いし、逆恨みされそう…見積もりや点検だけ、アンケート程度ならその場を丸く収めて帰ってもらった方がいいのでは?

基本的な理由に立ち返りましょう。
詐欺に警戒すべき点をたくさん挙げましたが、呼んでもいない相手が家へやって来た場合に最も警戒すべきことは、侵入されることです。

【押し売り】
訪問の手口を取る側の目的はあの手この手を使ってとにかく門・扉を開けさせて接近→敷地内へ入ることです。
きっかけが建物診断・点検・見積もり・アンケート、何でもかまいません。

入り込めれば相手の出方で手法も態度も変えてきます。『今すぐ修理しないと危ないよ!』『この辺一体は殆どウチがやってて詳しいんだから。断るのは勝手だけど後で困っても知らないよ』等と脅して不安にさせたり、専門的な難しい話で押しまくる、昔ながらの手法で契約または仮契約(手付け金)するまで帰らない等。面倒さと怖さで「どうせいつか修理するし」と折れてしまう被害者が結構います。

【押し入り強盗・点検強盗】
最も危険な相手は元から押し入り強盗(点検強盗とも呼ばれています)が狙いだった場合です。
 ※参考:【空き巣・強盗が特殊詐欺と合体】

2人組で訪問して片方が『点検に立ち合ってください』等と家主と行動と共にさせ、その間に居空き→バレたら強盗化、という手口もあります。

高齢者や女性がひとりでいる家や時間帯を狙ってやってくることが大半です。押し売りも強盗も自分より弱者だと判断した相手を狙います。弱い側からすれば悔しいことですが現実です。
もし玄関から出てきたのが屈強そうな男性や、女性でも霊長類最強の吉田沙保里さん(スト6のCMが最高だったもので笑)だったら?きっと何もせずに帰っていきますよね。


【点検ついでに押し売り】
点検しながら周囲をチェックして『〇〇も交換した方が良さそうですよ』と不要な修理や交換を勧めたり、『修理・交換するなら、浄水器もセットにするとお得ですよ』などと別の物まで押し売りする場合もあります。

新電力が始まった頃、集合住宅に越してきた高齢者の元へ引っ越し後の点検?サポートサービス?と称して某新電力の名刺を持った営業マンがやって来たそうです。仲良くなり、既に中部電力と契約済なのに法律やインフラ体制が変わって新電力とも契約をしなければ電気が使えなくなると勘違いさせる話術で契約させようとしました。
その方は不安になって中部電力まで行き、「自分は今、中部電力と契約できているか?今後もこのまま(新電力に契約しなくても)電気を使えるのか?」質問したそうです。

この手のトラブルは『その方が詳しくなかったせい、勝手に説明を誤解した』と言いきればそれまでです。その方も営業マンに対し「すごく親切にしてもらったし、自分も悪かった」と詐欺にかかった・かかりそうになった人によくある心理に陥っていましたね。


【点検・見積もりついでに窃盗】
引越し見積もり中の窃盗事件が起きたように、点検やリフォーム見積もり時も窃盗に注意が必要で、対策は同じです。※参考【引っ越し中の防犯】
自分で選定した業者の現地調査・見積もりを受ける際でも事前に対策するべきこと当日注意すべきことの2つがあるくらいなので、突然の訪問では何も対策していない無防備な室内に入れるのは不用心です。


【アンケートによる情報入手】
アンケートの狙いとして、敷地内へ入り込む為以外には『詐欺・侵入盗・押し入り強盗の為の情報収集』も考えられます。
アンケート用紙が無記名でも、訪問の時点で家の所在は相手に掴まれています。表札に名前があれば無意味です。
家族構成や職業で在宅状況の予測がつきますし、どの手口で詐欺を行うと効果的か、侵入して制圧できそうか(人数・男手・腕力のある年齢か等)、予算から奪える金額の有無、リフォームしたい場所・困っていることは内容如何で侵入しやすさだったり家人の弱点になったりします。
アンケートの記入中にさりげなく家や周囲を伺っている(侵入盗の下見と同じ)場合も。

こういった情報はアンケートを実施したグループだけでなく、情報として各犯罪グループに出回りますので、他の詐欺師や窃盗犯からも狙われやすくなります。



■被害に遭った人の声

消費者生活センターに寄せられる点検商法等の相談で目立ったものをご紹介します。
「契約するまで帰ってくれず、電話で断ったらキャンセル料の話になった」
「最初は点検だけと言われたのに強引に契約させられた」
「急ぎではない程度の修理を契約させられた」
「後から調べたら不要な修理だった」
「工事の際に追加費用が発生して点検・見積もり時より高額になった」
「見積もりと請求書の額が違った」
「断りたいのに連絡が取れなくなった」

ことを後回しにすればするだけ事態が悪化する傾向にあるのが分かりますね。

訪問という方法は自分達の真の拠点を知られずに済みます。居住を知られているこちらは圧倒的に不利です。
敷地内に入られてから押し問答になった方が怖い、何かしらの約束や書類にサインさせられた後は更にキャンセルがしにくい仕組みだったり・連絡がつかなくなる場合も。
関われば関わるほど断るのが難しいことになります。早めに極力角を立てないよう断る、できるだけ話を聞かない内に断りましょう。

どの詐欺被害でも騙された人の傾向として「自分を責める」「半ば詐欺と分かっていても自分が許容できる範囲までならお金を払って済まそうとする」「相手にも事情があったのだろう」「でも優しくしてくれたし仕方ない」等があります。
しかし詐欺する側に情けはありません。詐欺グループをのさばらせて被害者を増やすだけですし、自身もさらに他の詐欺や侵入盗に狙われる可能性が高まるだけです。

騙された人が親族や知人に相談しにくいのは「言えば責められる・説教をされるのが嫌」「騙されたと分かれば恥ずかしい・プライドが傷つく」等という気持ちがあるそうです。
もし騙されてるかも?と感じたら、守秘義務のある消費者生活センターへ相談してみましょう。

リフォームは一定期間、敷地や家の中を職人さん達が出入りすることになるので、営業担当だけでなく、職人さん達のことも信用できることが重要です。近所にできるだけ迷惑をかけない配慮も必要であり、職業倫理のしっかりした職人さんと全体を管理できるしっかりした会社であることが求められます。
突然やって来た業者に下調べも他社比較もできないまま契約し、何日も何人もの出入りを許すことがそもそも危険です。

ニーズに合ったより良い提案をしてくれて、信頼できる業者さんに出会えたら、次はリフォーム中の危険を把握し防犯しましょう。