防犯コラムcolumn
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防犯は地域の犯罪情報を知るところから
■ご存じですか?愛知県は泥棒にとってご馳走エリア
令和1年までの12年間、愛知県は住宅の盗難被害全国ワースト1位。令和2年にやっと哀しい冠を脱ぎ、5位。まだまだ上位です。しかも被害総額だけならば全国ワースト1位(汗)
貯金してる人が多いというイメージのせいでしょうか?私が思い浮かぶのは、子供の頃に友人宅へ遊びに行くと、施錠されておらず、門限までは子供達の出入り自由な家が多かったこと。
時代が違う?確かに今は防犯意識の高い人が増えました。しかし今でも無施錠のお話を聞くことが実際あるんです。
「ウチは田舎だし。皆知り合いだもんで、勝手口から顔出してもらえるように開けてあるんだわ」あるいは「近所の目のある昼間は安心でしょ?夜になったらカギかけてるから」とか。
愛知県民は繁華街やビジネス街、商店街を除く住宅街を「ウチは田舎だから~」と、いまだ安心しているのかも。確かに新興住宅エリアの景色はのどかだったり、下町には古き良き時代の名残りがあったしります。“他人”を警戒しないというのは、平穏で微笑ましい。でも!だからこそ、守りたいのです。そんなあなたを大切な財産ごと。
あなたが警戒しないでいる“他人”とは、近所の人々のつもりでも、実際はどこか別のところから犯罪目的でやってきた“他人”も含まれるのです。そうして警戒しない方々を傷つけ、生活を脅かすのが犯罪です。
我々は実際に泥棒に入られ、怖い思いをされた方の生の声を聞く仕事でもあります。被害届を出して荒らされた部屋を片付け、より防犯性の高い錠に交換したとしても、一度悪意ある他人に侵入された怖さはつきまとい、不安な日々を過ごす方が少なくありません。
そんな思いをしない為に、今一度我が家を取り巻く周辺環境・立地まで含めて防犯対策について、考えてみませんか?
■まずは地域情報を把握する
そのエリアで発生しやすい犯罪というのがあります。
犯罪者にとって狙う理由がある、犯罪者に土地勘がある等…ひったくりや放火等が連続で起こる場合と同じく、泥棒も近いエリア、隣近所で続発することがあります。また、一度入られたエリアや家は対策しないままだといつか再び狙われることさえあります。
まずはご自分の地元情報を把握しましょう。
【アイチポリス】
※警察本部から犯罪発生情報・不審者情報・交通重大事故発生情報の配信アプリ
全国各県リンク集はコチラ
【愛知県警・パトネットあいち】
※不審者情報、犯罪情報配信メール
全国5位の愛知の中でも、自分の住む地区の件数を知ると危機感が生まれませんか?
市・区より更に絞り込まれたエリアの、直近の犯罪情報を知ると、更に恐くなりませんか?
泥棒同士のネットワークは、我々一般人が知り得る以上の横のつながりと情報量でターゲットに狙いをつけます。
危機感・恐れを抱いたならば、予防です。
予防の為に次はもっと身近な、我が家の周辺環境についても把握しましょう。
→次回予定「我が家の周辺環境から防犯しませんか? 其の壱」
危機感煽っておいて、連載なんて待っとれん!具体的なことをはよ!…という方は、お気軽にご連絡ください。
防犯診断・対策のご相談・防犯商品のご紹介・お見積もり、受け付けております。