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防犯コラムColumn

「鍵屋さん」のアーカイブ

引越し ①新居の防犯

進学・就職・転勤等に伴い、引越しの多くなる時期が近づいていますね。
引越し先・新居の防犯について、お客様から質問・相談された内容も含めてまとめます。



■新居の防犯はどうすべき?

引越し前に新居のセキュリティを確認し、必要に応じて強化しておきましょう。

【物件・環境の確認】
①新築でカスタムオーダー可能なら、できるだけ防犯性能の高い錠前や窓も施錠可能(鍵付きクレセントや補助錠)にしましょう。
小窓や換気窓には防犯格子がオススメです。ルーバー窓(ジャロジー窓)は防犯上オススメしません。
 ※参照【換気窓は狙われる!】

②既に建築済新築の戸建てやマンション、賃貸や中古の場合、内覧時にできる限りセキュリティがしっかりしているか、玄関と窓の錠前はどうなっているか、確認しましょう。
錠前や鍵から調べることが可能です。
 ※鍵の刻印が錠前メーカーか合鍵メーカーか判断できないと思うので、不動産屋さんに訊ねるか、鍵の形状と錠前の刻印を自分で確認しましょう。撮影はNGです。

左は刻み(ギザギザ)
右はディンプル(表面に彫ってある)

・錠前のメーカー・種類(刻みかディンプルか)が分かれば、各メーカーサイトでおおよそ性能や耐久度を調べることができます。 ※シリンダー錠 ←一部のみですがご参考に

・サムターン対策の有無、シリンダーの数、ドアスコープは埋込みかネジ式(回せば外れる)か、窓にはクレセント錠のみか。

・共有部(エントランス)のオートロックについて、入居者にルール説明があるマンション・アパートは管理がしっかりしています。

②ゴミ置き場を確認する。
ルールを守っていない、管理されていない集合住宅は侵入盗に狙われやすいと言えます。
一軒家の場合でも周辺環境の治安や住民の周囲への関心度の目安になります。

③周辺環境・治安を確認する。
不動産業者へ「治安は良いですか?」と質問すればあまり悪く答えられないと思いますので、治安状況を判断できる具体的な質問にしましょう。
その上で自分で確認します。時間帯や曜日によって見え方は違ってきます。
 ※参考記事
 【我が家の周辺から防犯しませんか?其の壱】 【マンションの危険】

 ※地域情報を調べるのも効果的です。近所でベランダから侵入する空き巣事件が連続、バールこじ開け侵入盗事件があった等で依頼されたお客様もいらっしゃいます。

④中古や賃貸の物件であれば、不動産業者へ錠前の交換について確認しておくべきです。契約書の内容にも目を通し、錠前の交換及び費用について記載の有無や内容等、気になることがあれば確認を入れます。
 ※交換のタイミングや、敷金に含まれるか別途請求か等、業者や物件ごとに異なります。

⑤現状確認した上で、セキュリティを高めるか否かを決めましょう。
業者に相談、あるいはセキュリティ診断や見積もりを取るのもよいでしょう。

 ※賃貸やマンションの場合は管理規約で制限もありますが、賃貸用の製品も増えつつありますし、シリンダーを上位のシリンダーへ交換する場合、退去時の原状回復も受け付けている業者もあるので確認してみましょう。


■セキュリティ強化する場合

【業者は厳選しましょう】
引越し前にセキュリティ診断及び対策を業者に依頼するのもよいでしょう。その場合、業者の選定はしっかりしましょう。
いくら安くても個人情報をしっかり守って信頼できる業者でなければ、引越しの情報や新居のセキュリティ情報が侵入盗に流れてしまうおそれがあります。

例えば「鍵を無くして解錠と合鍵作成を依頼した」だけのつもりでも→鍵の種類や配列を知られ住所を知られた=その鍵屋さんは貴方の家へ入ろうと思えば入れてしまう!のです。もしくは財産と安全な暮らしを守る重要な情報を第三者へ渡すこともできてしまいます。
新居のセキュリティ対策ともなれば、せっかくお金をかけて対策するのに、そのセキュリティ情報を明け渡すのと同じです。何ならこっそり合鍵を作っておけば、鍵屋さんは家族同様に証拠を残さず侵入できてしまうのです。
プロとしての職業倫理とプライド、自社と鍵業界の信頼を守る為、そんなことをする鍵屋さんはいない筈!ですが、それだけ重要なモノをゆだねる相手は慎重に見極めてください。

Webで簡単に情報を得られ、依頼できる時代ですが、実態を確認できているでしょうか?
重要度・機密度によっては便利さより手間暇をかけて確認した方がよい場合があります。
様々な業態の業者がある為、依頼した会社とやってきた業者の名前が違ったり(子会社や下請け会社)、同じ会社だと思っていたら経営が違ったり、名前が似通っているだけの別会社だったりもします。
大手に登録・契約して看板が同じなだけでルールや教育が徹底されていない、サービス品質・技術は現場技術者任せでバラバラ、薄利多売で現場技術者が苦しい中でどうにかしている等、トラブルやミスが発生しやすい内情があったとしても、HPや広告からは判断しにくいでしょう。
安いに越したことはありません。しかし安さには理由がありますし、ニュースになったり消費者庁に苦情が寄せられる悪質な業者があるように、安値をうたって後から高額請求されるトラブルもあります。

私ならできるだけ「責任の所在から逃げることができない・たらい回しやごまかしのできない相手」を選びます。
会社と責任者の所在をこちらが掴んでいる=赴いて確認できる、責任者と直接やり取りできる、現場責任者または担当と名刺交換(氏名・所在・部署・連絡先把握ができる)等で身元・所在把握できる、ならば万が一の際に追及できます。トラブルが起きていざという時、メールのやり取りが途切れる、電話で捕まらない、では困ります
お客さんの鍵を預かった際の扱い方や情報に関わる書類、メモ書きひとつの扱いでも、きちんと個人情報保護をしているか判断できます。

※過去記事
鍵と情報のリスク 【鍵屋さんの選び方①】 
広告や値段の注意点 【鍵屋さんの選び方②】
鍵屋さんの業態やサイトを見るポイント【鍵屋さんの選び方③】


【窓と玄関を守りましょう】
一軒家か、何階建てか、マンションか、何階の部屋か、窓の種類や位置、ガレージや庭の状況等よってすべき対策や範囲の違いはありますが、防犯の基本としてまず窓と玄関を守ります。
鍵で守るのか、鍵+α(防犯カメラ、防犯センサー、防犯フィルム、防犯格子、ガードプレート等)で守るのか、敷地内にリスクになるポイントがあるか否か等、予算や事情・環境で異なります。
 【被害に遭いやすい家 其の弐】 【窓こそ守ろう お手軽編】 【窓こそ守ろう ガッツリ編】
 【被害に遭いやすい家 其の参】 【出口を守ろう】 【引戸・引違い戸を守ろう】 【ガラス製の扉】

引越し業者さんの搬入作業が済んだら、すぐセキュリティをオンにできるようあらかじめ準備しておきたいところです。
しかし引越し業者さんに防犯対策の情報が漏れては意味がありません。

窓の補助錠の位置や設置する姿はできるだけ見せない方がよいでしょう。補助錠の仕組みや位置が知られると、簡易錠なら誰でも開けられてしまいます。
補助錠がダイヤル式なら設置した後は必ず暗証番号が分からないようにランダムにしておきます。取り外した状態では暗証番号に揃っている為、見られてはいけません
鍵タイプ撮影されたり、短時間だけ持ち出して合鍵を作られないようにしましょう。

玄関の鍵を防犯性能の高い錠前に交換、あるいは補助錠を追加する場合も鍵は見せない手放さないようにしましょう。
鍵そのものを撮影されて複製、種類によっては刻印されたキーナンバーで複製可能な為、盗み見られないように注意しましょう。
※参考【キーナンバーから合鍵複製 侵入盗事件】


■入居時に渡された鍵って安心?

お客様によく質問されるのが「賃貸や中古マンション・中古戸建に引越した際、錠前は交換した方がいいか?」です。

当然ですが安心なのは、防犯性能の高い錠前に交換する、または防犯対策品の補助錠をつける、です。
 ※賃貸やマンションは管理規約で制限されている場合がある為、規約に引っかからない対応が必要。

「引越してすぐ2回も空き巣に入られた」というお客様から相談を受けたことがあります。警察に調べてもらいましたが窓や玄関に痕跡は無い為、2回とも玄関から鍵を使って侵入の可能性が高いとのことでした。

ドアから痕跡無しの侵入で考えられる手段は、ドアスコープが取り外せるタイプでサムターン対策をしていないドアならサムターン回し、解錠が容易な錠前であればピッキング、ピッキングの難しい鍵なら合鍵で侵入したと考えられます。
合鍵の場合、可能性として前の住人の合鍵や大家・管理会社保管の鍵から流出、もしくは家主の鍵から合鍵が作られたのかもしれません。

賃貸(マンション・戸建て)や中古(マンション・戸建て)の場合、錠前が交換していないと、もし前の住人が合鍵を作っていたら入ることができます。
前の住人が合鍵を家の前で無くしたり、住所の分かる物と一緒に落としたことがある、住所を知る誰かに盗まれる等していれば、更に第三者が入ることができます。
入居者が変わる際の錠前交換は大家または管理会社により違います。新品に交換する場合もあれば、別の空き部屋のシリンダーと交換し合うという賃貸不動産業界のコスト削減の裏技もある模様。
鍵や鍵穴の見た目(色合いや傷)があきらかに古い、使用感がなければ区別がつきにくいことも。

家主の鍵から合鍵を作って侵入する事件もよくあります。
例えば鍵を盗み見ることができた誰かが鍵全体または刻印されたキーナンバーを撮影して合鍵を作製
バッグの中から短時間だけ盗んで合鍵を作り、また元に戻しておくことのできる状況や環境(図書館や病院等長居する場所でバッグを置きっぱなし、会社等でロッカーやデスクに長時間置いておく等)がある等。
 ※不審に思われず鍵(の入ったバッグ等)へ接近できる、住所も把握できることにより侵入可能となる為、犯人が知人である可能性も含まれ、侵入目的が窃盗だけでなく更に危険な場合も考えられます。

いずれにせよ交換した方が安心であり、一度でも侵入されたら安全の為に至急交換すべきでしょう。
シリンダー交換と同じ業者なら退去時にシリンダーの現状回復も受ける所もあるので、交換検討の際に確認しましょう。現状回復希望であれば元のシリンダーと一緒に交換依頼した際の請求書やレシートを保存しておきます。

※補足
窓によっては痕跡を残さず侵入することも可能です。但し高い技術と特別な道具が必要で時間がかかる為、空き巣の手段はこじ破りが多くなります。
どちらにせよ「玄関から侵入された!?」と思っても、窓の防犯対策は重要です。



次回は引っ越し作業における防犯についてです。



【NEWS】高額請求鍵屋のトラブル

2021/11/11

「客の玄関の鍵穴に接着剤詰め壊した疑い 鍵修理会社役員を逮捕」NHKニュースサイト

鍵を紛失したお客さんへ解錠作業費として10万円という高額請求した業者が支払い拒否に対し、鍵穴に接着剤を詰めたことによる器物破損容疑。9月には特定商取引法違反の容疑も。

ウチへ相談にいらしたお客様からも高額請求のお話を聞くことがあります。請求された金額が納得いかず「あなたの所ならいくらになるの?」と確認にみえたり。状況や鍵の種類を伺って概算でお答えすると倍は違うので「やっぱりあそこは高すぎる!」と憤慨なさいます。
ちなみにお客さんが消費者相談センターへも連絡したら、そのお店は似た相談が頻繁にあってブラックリストに載っていたとか。
高額請求等でトラブルが起きるお店はニュースにならないとなかなか一般の方が知ることはないのが実情でしょうか。
Web上ではどこも良いことが書いてありますし、見分けるのは難しいですよね。

以前の記事で業者側の目でトラブルに遭わない為のポイントをまとめましたので、よければご参照下さい。
【鍵屋さんの選び方①】
 ※住所と錠前(鍵)を明け渡すことのリスク、鍵屋さんの鍵の扱い方で見極める
【 鍵屋さんの選び方②】
 ※Webの仕組み・見方、値段の注意点  
【鍵屋さんの選び方③】
 ※業態による違いと起こりうるトラブル、サイトで見分ける

メール・電話口で、そして現場で、必ず確認した方がよい事項があります。きちんと確認し、不安ならそのログを残し、納得してから業者へ作業を許可しましょう。


ちらっとコメント付きニュースサイトの方も覗いたら「鍵屋は悪質な業者が多い!」といった印象を皆様受けている様子がひしひし伝わってきました(泣)
職業倫理を厳しく求められる業種として、こういったニュースは業界全体のマイナスになってしまいます。これからも信頼を得られるよう身を引き締めて日々邁進したいと存じます。

ウチと似た名称の業者が多いこともあり店舗にコレが掲示してあるからか、
トラブルに遭った方から質問や相談を頂きます。





鍵屋さんの選び方③

2021/06/22

「ウェブに書いてあるより(または問い合わせ時より)高額になった」
「あれこれ追加料金を取られた」
「約束の時間に来ない」
よく耳にするクレーム3点を元に、できるだけトラブルに遭わないポイントを業者側の目からまとめる続きです。


■電話対応が鍵屋さん本人じゃない場合もあります

フリーダイヤルに電話した場合、3パターンありえます。

・電話対応 → 提携会社さん等を経由で鍵屋さんへ依頼
・コールセンターで電話対応 → 割り振られた工事担当が出動
・鍵屋さんが電話対応 → 本人または工事担当が出動

鍵屋さんと提携している会社(保険会社やロードサービス、管理会社等)の間で価格帯が決められている、または鍵屋さんの回答を提携会社が伝える為、価格の誤差はあまりないと思われます。但し、電話対応する提携会社さんは現場を知るプロではありません。

コールセンターの仕組みは大抵の場合、契約社員や派遣社員が電話応対の研修を受け、マニュアルと価格表を元に対応します。現場経験はなく、鍵の知識はマニュアルの中を出ないでしょう。
またコールセンターは大抵全国対応なので、問い合わせ時に管轄エリアを調べる手間は省けますが、電話対応する側に地域情報はあまりないでしょう。例えば鍵屋さん自身が対応する場合、地元の大型マンションや以前対応したマンションならどんなドアに何の錠前がついているか知っている為、対応もスムーズで見積もりもほぼ実価格が答えられるでしょう。

提携会社さんやコールセンターの価格表が作業ごと一律に決められており、現場状況で追加費用が大幅に発生しない、出張費が変動しないならば、お客様が困ることはないです。
しかし現場見積もりで追加費用の発生や出張費等が計算されるならば、問い合わせ時の回答も幅を持たせた価格回答になる筈です。

鍵屋さんが直接電話対応する場合、工事担当以外の者が対応したとしても一定の知識と業務経験があるでしょう。状況によって価格帯に幅を持たせた回答だとしても、その理由が具体的に返ってくる筈です。
ちなみにカギの救急車は全国に店舗展開していますので、メール・電話ともに当該店舗の工事担当または店頭業務スタッフが直接対応・回答します。

鍵屋さんの直接対応のデメリットとしては、電話がひとつだったり少人数で対応する為、問い合わせが重なるとお待たせすることです。逆にコールセンターは回線も受付者も多い点がメリットです。

■時間通りに来ない

鍵屋さんは工事車両で出動するので、渋滞が原因として考えられます。
また、繁忙期で依頼が重なり、前の依頼に時間がかかってしまった場合もあり得ます。
2つとも、遅れることが分かった時点でお詫びと何時頃になるのか連絡し、お客様に待っていただけるのか、キャンセルかを判断してもらうのことになると思います。

鍵屋さん本人が電話応対してスケジュールを組む場合(提携会社さんが鍵屋さんに予約する場合含む)は遅れる可能性は少なくなります。
繁忙期、難しい案件が入っていれば加味して回答しますし、遅れる可能性も事前に伝えられます。
コールセンターの場合、工事スタッフとの連携がしっかり取れる仕組みの業者であれば、遅れる可能性は少ないでしょう。しかしスケジューラーに当て込むだけで案件状況が把握できていない等があると、繁忙期・難しい案件後に遅れが生じる場合もあるのかもしれません。

以前聞いたお話では、到着時間が遅いと思ったら、工事担当が遠方から来た(空いている担当に割り振った結果でしょうか)というもの。
一拠点で仕事を請け負い、各地の担当へ割り振るのは効率的です。但しこの場合、しっかりしたシステムの構築と、サービスレベルの標準化が不可欠であり、各拠点担当への教育がとても重要になります。


■サイトを見るポイント

・会社情報(責任元の所在・連絡先)をはっきり明記し、画像等の埋め込みにしていない。
・全国対応、あるいは○○圏全域対応の場合、各拠点の所在地・連絡先があるかどうか。
・Web値段のに載ってる値段の注意点①~⑤(前記事参照)
・ウェブ上の表記、ブログやSNS等の内容が誠実かどうか。

フリーダイヤルやメールは便利ですが、いざトラブルになった時に連絡すべき責任元及びその所在・連絡先が明記されていない、大事な部分が画像等になっていて検索しにくいのでは、不安です。

各拠点ごとに所在地や連絡先がない場合は実店舗・拠点責任元が無く、コールセンターで全国一括対応になります。トラブル回避を考えれば、電話受付担当の名前、工事担当の名前等は忘れないようにしましょう。
これは鍵屋さんに限ったことではありません。お客様窓口がコールセンターの場合、必ず担当者も名乗ります。

前記事で書いた値段の分かり難い表記や階層、埋め込みも同じく、誤解を招きやすいということはトラブルの可能性があるので、メールや電話でしっかり確認した上での判断が必要です。

また、最終的に依頼した業者は一時的にブックマークをしておくとよいと思います。
実は間違い電話が少なくないからです。

直近の例を挙げると、お客様から「約束の時間がとっくに過ぎたのに来ない!」とお怒りの電話があり、内容を確認にすると、ウチではない、しかし名前がよく似てる!業者とお約束していました。
うどん屋さんでも元祖はウチ!という問題がありますが、最初に知名度を得たゆえの宿命で、我々「カギの110番・カギの救急車」の名に似た業者さんは幾つもあって、よく間違いや勘違いが起こります。
たくさんサイトを巡ったことで履歴が見覚えのあるサイトだらけになり、どこに電話をしたか分からなくなることもあります。

■おまけ

どの業務形態でも、どんな広告・Web戦略であれ、結果としてお客様に安心できるサービスを提供できる鍵屋であればよいのです。

私自身は「カギの救急車」の考え方に納得して勤めているので、何を良しとするか、コラムの論調もその考えに影響されてはいるでしょう。

例えば、カギの救急車は全国展開していますが、必ず実店舗をかまえている。各店舗ごとに必ず責任者がおり、直接お客様とやり取りをして、地域に根差しています。
各店舗ごとのサイトに個性があるのもその為ですし、依頼を受ければサイトの写真に顔の映っている人間が制服を着て技術者証を胸に訪問します。
これらは自分たちを律し、高い倫理観と責任感で仕事をする為の社内ルールです。

ちなみにカギの救急車の経営姿勢のページがサイト上でひっそりしているので、リンクを張らせてもらいます。

【カギの救急車の想い】 【カギの救急車が選ばれる理由】





鍵屋さんの選び方②

2021/06/10

近所にお店がない限り、Web検索で選ぶと思います。どこのお店も自分たちの長所をアピールしているのは当然です。

「ウェブに書いてあるより(または問い合わせ時より)高額になった」
「あれこれ追加料金を取られた」
「約束の時間に来ない」

こんなクレームも耳にします。
お店選びはお客様のカンやニーズで変わってくると思いますが、できるだけトラブルに遭わない為のポイントを、業者側の目でまとめてみます。





■広告はコストがかかる!最終的に誰が負担するの?

どの業者も大抵はウェブサイトを運営していますが、より目に触れやすいようWeb広告を出します。当然ながら広告料が発生します。Web上でも電話帳でも目立つ広告ほど高額です。
例えば検索した際、最初の方に数件、広告・URLで表示される物が検索連動型広告と呼ばれ、表示が上位ほど高額で、広告からアクセスされる度にコストがかかる仕組みです。高いものだと1クリック1000円以上!

ウェブサイトにイメージキャラクターとして芸能人を起用、これも非常にコストがかかります。TVよりWebの方が安いとはいえ、芸能人にとってCM起用されるのが短時間で一番稼げるそうですし。
また、イメージ画像等を広告モデルで撮影すれば、ぎこちないシロウトより笑顔もポーズもカメラ映りは良いですが、同じくコストがかかります。

「他店より目立つ」「見栄え」を重視すればするほどコストは上がるのです。

では、その高額な広告料は誰が負担するのでしょうか?
検索エンジンへは当然、業者が支払います。しかしそのコストは業者が別の部分をコストカットするか、お客様へ提供する商品やサービス料へ上乗せされます。
業者側の何かをコストカットすればサービス品質が下がる可能性もあり、商品やサービスに上乗せすればお客様の負担が増えてしまう。
優先順位は何かを踏まえ、このバランスをどうするかが経営手腕であり、経営姿勢に出ます。

これは鍵屋さんに限ったことではなく、どの業界でも同じこと。
広告に力を入れすぎている所であれば、「値段が高いかも?」or「忙しすぎてサービス品質の方は大丈夫?」という可能性も踏まえて要確認です。

値段については下の段落にまとめます。
サービス品質に関しては、コストカットが社員へしわ寄せとなった場合、キャパオーバーで約束の時間に来ない、教育が行き届かず作業態度が悪い、仕事がずさん等の不満につながると思いますが、直接対応されて不快な思いをするまで分からない面もありますね。

ちなみに我々「カギの救急車」もリターゲティング広告(一度Web訪問された方が他Webを閲覧する際、広告枠に表示)は出していますが、検索連動広告は出していません。
広告は必要ですが、そこに大きく投資はしていません。実店舗を持っている業態が強味であり、コストにもなりますので、後は企業努力で集客することになります。


■鍵でピンチに陥るケースはお金が心配!

鍵がらみでピンチに陥るケースは、予定外の支出であり、高額になる可能性も。慌てている状況で見積もりが曖昧だと不安だし、できるだけ安く済ませたいというのが実情だと思います。

鍵を無くして家に入れない=出張料+解錠料金
防犯を考えて交換すれば、+交換料金

しかし、ウェブ上で安さをウリにして例えば「¥3,000~ 」と最安値だけ表記されていたりすると、実際いくらなのか?~の続きが心配ですよね。

「¥3,000~¥10,000」上限~下限、出張料等の記載、注意書き等で、できるだけ誠実に表記しようと工夫されているサイトもありますが、お値段をWeb上でズバリ明記!は難しいのが実情だと思います。

解錠作業を例にすると、数多ある錠前の種類や数だけでなく、錠周りの状態や防犯対策状況によって解錠方法も変わります。その際、追加料金(ドアスコープからサムターン解錠の場合、ドアスコープが固定タイプだと交換料金)が発生することも。
鍵屋さんは現場を確認し、できるだけ現状維持のまま解錠できる方法を判断し、お客様へ提案します。
ですが電話でお問い合わせの時点では、プロと一般人の会話になります。分かりやすい説明・状態確認の質問を心がけますが、普段自分の家の鍵がどんな物か意識し、記憶している方はどれくらいいるでしょう?

「お客様は普通のドアだと思っていたけれど、鍵屋さんが現場を確認したら防犯サムターンだった」等、よくあります。この場合、防犯対策品を攻略せねばならないので、お値段が上がってしまう(汗)
逆に行ってみたら特殊な道具を使うことなく安値な解錠方法ができた!こともあるので、現場を確認しないと判断しづらい点は否めません。
電話でも少し幅を持たせた回答になる場合がありますし、Web上なら尚更「~」でしょう。

価格については遠慮せず「不明点」と「理由」を確認した方が良いと思います。
事前に電話で確認してから現場に来てもらうべきなのは、技術者が現場に到着してからだと、キャンセル料または出張費が発生する可能性があるからです。
キャンセル料や出張費についての説明がない場合も、必ず確認しましょう。


■Webに載っている値段の注意点

安値をアピールしていても殆ど上限の値段を請求される、さらに追加料金まで発生して結局相場と同じ、またはそれ以上の金額払うとなれば、お客様の不審につながると思います。
Webに載っている値段を見る際、以下のようなら注意が必要です。

①見にくい、階層が深い
②1件の依頼をするのに、あちこち飛んで確認しないと総額が見えてこない
③紛らわしい項目(作業費、工賃、技術料等似た項目)がある
④注意書きが小さい、はっきりしない
⑤価格表が画像等で埋め込みにしている(画像は検索から外れるので確認しづらい)

見にくい、分かりにくい、あちこち確認しなければならない状態だと、お客様の閲覧漏れがあって、いざ依頼してから誤解が生じて揉める危険をはらみます。
階層が深すぎたり、画像埋め込みで検索できなくされていると、最終確認しにくいでしょうし、揉めた場合の再確認にも手間取ったりと、問題解決がしにくくなります。
①~⑤の特徴があるけれど依頼する!場合、メモ書きと一時的にでも確認したサイトをページ単位でブックマーク、あるいはスクリーンショットで保存しておいた方がいいです。


■最終的に提示された価格は合計金額ですか?

問い合わせ時、鍵屋さん側は「現場で話が違う!」とならないよう質問と説明をあれこれしますが、お客様からすると色々言われて混乱、結局いくら?となってしまう可能性があります。
現場に鍵屋さんが到着し、聞いた話と違う気がするけれど断れない雰囲気はツライと思うので、電話を切る前に下記を確認しましょう。

・追加される料金の有無
・出張費は込みか別か、別ならいくらか
・キャンセル料はいくらか
・合計金額(支払うことになる金額)はいくらか

※出張費の高い理由が、工事担当の移動する距離ごとの計算方式で、出動できる担当が遠方だった為という例も。

※よくあるのが「鍵屋さんとの電話を切った後、ひとまず安心してもう一度探したら、無くした筈の鍵が出てきた」「連絡のつかなかった家族から返事があった」ので家に入れたけど、キャンセル料は払う羽目に。
無くした際は探した場所でも念の為、依頼する前にもう一度探しましょう。



次回は鍵屋さんの対応とサイトを見るポイントについてです。



鍵屋さんの選び方①

2021/06/04

「カギを無くした!車に乗れない!家に入れない!スーツケースが開かない!」
慌てている時だからこそ、冷静な判断で選ぶことも大切です。

■錠前の所在(住所や車・金庫等)と【鍵】をセットで明け渡すことが最もハイリスク

『鍵を無くしたので、家まで来て解錠してほしい』

この依頼で鍵屋さんにあなたが明け渡した情報は、【住所】【鍵】です。
その住所の家の玄関に備わっている錠前を鍵屋さんが解錠して依頼主は無事、帰宅できました。
が!鍵が無くても開けられる人物が窃盗犯以外にも存在することに、ちゃんとお気づきになりましたか?
『無くした鍵を誰かが入手したかもしれない。不安だから交換してほしい』
無くした鍵を持っているのは窃盗犯やストーカーかもしれませんもんね。でも新しい錠前に換えたから、もう安心?確かに。けれどひとりだけ、あなたの住所と新しい鍵・錠前に関する情報を持っている人物がいますよ?目の前に。その人物、大丈夫ですか?信用できます?

そもそも、鍵屋さんは入れない家を開ける技術を目の前で披露したわけです。現場ですごく感謝されます(実際それが我々のやりがいではあります)が、“鍵が無くても入れてしまう”ことも、どうか意識の上、用心して下さい。

※鍵を紛失した後に空き巣に入られる主なケース
「住所を知る顔見知りに鍵を盗まれた」
「住所の分かる物と一緒に鍵を盗まれた」
「カギを差したままだった」
「家の前で落として特定された」
「落とした後、尾行された」
賃貸や中古物件購入の場合「旧住人が使用していた錠前のまま交換されておらず、合鍵等を不正利用された」「悪意のある大家さんや業者に不正利用された」等もあります。

鍵とその鍵で開く場所・物を、外部に知られることが最も危険




■財産や生命を守るものを渡すということ

合鍵を作る場合、鍵屋さんに鍵を渡しますよね。
鍵や錠前を渡す、または鍵や錠前に関する情報(メーカーや種類、刻印、写真)を他人に教える、ということは、あなたの財産や生命を守るものを明け渡すことになります。

鍵や錠前の種類によっては、知識のある者がその鍵を見る、または鍵の有する情報から簡単に合鍵作製や、解錠ができることもあります。
最近、事件も起きています→【NEWS】キーナンバーから合鍵作成侵入盗事件

鍵を無くして合鍵作成を希望の場合、運び込める物(手提げ金庫やスーツケース等)、または錠前(シリンダー)を外してお店に持ち込まれる方もいらっしゃいます。
鍵屋さんは錠前から入手した情報(メーカー名や錠前の種類・刻印、鍵穴の形状等)と、プロだから有する錠前の知識をもとに、実物の鍵を見ずして鍵を作成します。

見ただけで作れるなんて凄い!と言って頂けるなら、技術者にとって嬉しいことですが、だからこそ鍵とそれに類する情報の取り扱いには気をつけてください。
鍵を託す場合は、『あなたの鍵とその情報を大切に取り扱う、信頼できる鍵屋さん』を選ぶことをお勧めします。


■鍵屋さんに求められること

お客様の生命や財産を守る為の鍵を取り扱うわけですから、鍵屋さんは高い職業倫理が求められる職種です。

技術者はその技術と知識を決して誤ったことに利用してはなりません。その技術や知識を外部に漏らすことによる二次的な犯罪への加担もあってはなりません。
泥棒の手口をよく知らねば務まらない、泥棒と同じことができる鍵屋さんにとって、これは大前提です。

だって困っている人を助け、泥棒からの防衛方法を提案する筈の鍵屋さんが突如、闇落ちして泥棒を副業にし始めたら?ぶっちゃけ今より大儲け(苦笑)できてしまうと思います。
もしくは鍵屋さんの持つ情報や知識、道具・専用機器等(鍵屋さんにしか購入できない物)は窃盗団からすれば価値がありますから、横流しすれば儲かります。泥棒候補生に講義して育成することもできてしまう。
鍵のプロが泥棒になることは言語同断ですが、知識や道具の横流しもそこから広がる被害件数、被害総額を考えるととんでもないことになり、決して許されることではありません。

故意なく漏洩してしまうことも注意せねばなりません。
例えば知り合いに鍵屋だと話すと、大抵興味を持たれます。気の緩む相手や場所で、テクニックや専門知識を自慢したくなるかもしれません。
しかし「ピッキングはこうやってするんだよ」など、知っている技術や情報等を漏洩する軽はずみな言動は許されません。今ならネットで検索すればヒットする手口、あるいは大した情報ではなかったとしても、です。
理由が鍵を無くした友人の為だとしても、プロが不正解錠の手口を世に広めることになります。教えた相手が悪用しない、更に他へ広めないとは言いきれません。
もし、ある日通りすがりの人物が鍵屋さんの知り合いの知り合いから得た知識で、あなたの鍵を開けたら嫌ですよね?
ひとつ情報漏洩をしてしまえば、次も考えられます。もっと重要な解錠方法や合鍵作成の情報を流しかねないと。
そうでなくても、口が軽い鍵屋さんに鍵の情報や住所を教えるのはお客様に不安を与えかねません。だから一切口外してはならない。鍵屋は自分に鍵をかけておくべきだと私は考えます。

普通は職業倫理と良心、リスクを考え、犯罪に手を染める、あるいは犯罪に加担することはありません。しかし追い詰められれば人は何をするか分かりませんし、あってはならないことですが実際に鍵屋・元鍵屋が犯罪に関わったニュースを耳にすることもあります。
そういった事件が起きると、多くの鍵屋さんは襟を正し、注意喚起する等して業界全体の信頼回復に努めることになります。

以上のことから、『鍵屋さんは高い職業倫理を持って信頼を得られる業務姿勢であるべき』と、私は思っています。

鍵屋さんには国家資格の類がありません。技術さえあれば誰でもなれます。だからこそ自主的に高い職業倫理を守る会社、技術者でなければなりません。

※参考までに【鍵屋さんになるには】

鍵屋さん選びには慎重になった方がよい理由、お分かり頂けたでしょうか?次回は実際に探す場合について、です。