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SNSと侵入盗
日本人初のプロボクシング3団体王座統一を果たしたバンタム級の王者・井上尚弥選手、おめでとうございます!!
しかしそんな快挙の裏で、井上尚弥選手の家に空き巣が入ったそうです。
【井上尚弥選手・空き巣被害】
世界戦で不在であることが公に知られているがゆえに、狙われたわけです。
では「自分は有名人じゃないから大丈夫!」…なのでしょうか?いまや誰でも…それこそ犯罪者の方が巧くSNSを活用する時代です。「有名」の度合い・範囲、意味合いも様々、そしてリアルとネットの2つの世界から、あなたは既に有名人(ターゲット)かもしれません。
井上選手のように試合日が公式に発表される用事ではスケジュールを隠すことは無理ですが、リアルでもネットでも誰が聞いて(見て)いるか分かりません。SNS等や飲み会で旅行やイベント等の話題で盛り上がっても、不在の日時・行動が特定される発言は危険です。
SNSで閲覧制限をかけていても、身元と気心の知れたリア友だけの会だとしても、どこからどう漏れるか分かりません。居酒屋で現金を持っている話をして侵入盗に入られた事件等もあります。犯人が困ってるフリなどして友人を騙し、その友人は好意から情報を漏らしてしまう場合もありえます。
【クワガタを撮っただけなのに・新型空き巣の手口】
これはSNSで狙いを定めたアカウントの個人情(住所・氏名等)を特定する手口です。
SNSの発言や写真履歴等からおおよその住所を割り出す→クワガタやカエル・変わった生物や物(正体不明の種が届いて話題になったことも)を自宅前等のどこかに置いておき、相手が珍しい・可愛い・面白い等の興味を持って撮影し、SNSにUPすると…住所確定!→侵入盗やストーカー行為を実行。
更には、誰かがつきまといや盗みをしたくなる顔・姿・物の映った写真をUPすることも危険です。特に人物(本人含め知人)と一緒、あるいは自宅や職場周辺で撮影した物は獲物+住所特定する情報の詰まった写真となってしまいます。
【愛車・愛機が盗まれてしまったら】の記事でも書きましたが、自動車やバイク盗難に遭った際、SNSに写真をUPして捜索協力を依頼する場合も、出かけた先で撮った写真が望ましいです。せっかく戻ってきても他の窃盗犯に狙われかねません。
以前【キーナンバーから合鍵作成侵入盗事件】というニュースを紹介した際にも書きましたが、SNS等で不特定多数に見える状態は勿論、仲間だけの空間であっても、鍵の写真や、住所を特定される可能性(位置情報オフで撮影しても、間取りや窓・窓の景色から特定されやすい)のある写真のUPは危険です。
暖かくなると、侵入盗被害が増えます。窓を開ける機会・時間が増えるからです。侵入盗の多くが窓から侵入します。
「1階じゃないから窓を開けっぱなしでも大丈夫」「こんな小さい窓から入れないだろう」「窓をよく開けたり閉めたりするから鍵を忘れた」「窓にクレセント錠しかついていない」等々の住人の隙を突ける窓は最も簡単に侵入できる為、侵入盗の多くが窓から侵入します。
くれぐれもご用心ください。未対策の方は是非、窓の防犯対策を。
詳しくは【窓こそ守ろう お手軽編】 【窓こそ守ろう ガッツリ編】 【窃盗被害に遭いやすい家・其の弐】
内開き窓、外開き窓、賃貸用(ビス穴を開けられない窓)、防犯センサー等、窓対策グッズ色々あります。
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