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【NEWS】ニセ警官出没中!+偽マイナポータル
愛知県内各所でニセ警官が出没しており、事件の遭った各市で注意喚起されています。8月初旬にニュースになった事件では下記の通り。
【被害】80代男性、被害額300万/80代男性、被害額180円
【手口】
第①段階:警察官を名乗る男から電話『あなたは出金詐欺に遭っていますので、キャッシュカードを準備してください』
第②段階:自宅へ偽警官訪問、キャッシュカードと暗証番号を書いたメモを提出させる。
警察や金融機関を騙ってキャッシュカードを提出させたり、すり替える(トランプと替えられた事件も有り!)、封筒に入れさせて自宅ポスト等へ投函させる、等々。これらの詐欺は、今年の東海三県であった手口の一例ですが、全国でも多発中とのこと。
2020年から愛知の特殊詐欺被害総額は跳ね上がっています。全国被害総額277億8千万円の内、愛知は13億4657万円。
貯金大好き!全国2位(1位は東京)の愛知県民、気をつけましょう!!
コスプレ用・警察官の衣装が通販で5,000円くらいで売っているので、スーツ・Yシャツ・ネクタイを揃えるより安いことに驚き!
それっぽい手帳や名刺を作っても、1件成功すればモトが取れますし。国家権力を騙れば疑われ難いし見破り難い。
というわけで、次回はニセモノを見破るポイントです。
【追加情報】
お盆休み頂いている間に追記した方がよさそうな情報が。
本当にキリがないのが特殊詐欺ですが、『二回目特別定額給付金特設サイトのお知らせ』という詐欺メールがマイナポータルを騙ってオンライン申請サイトへ誘導し、マイナンバー情報・金融関係情報含む個人情報を全部入力させようとしてきます。
この偽サイトが非常によくできている!イメージキャラクターのシロウサギ、マイナちゃんまで!!
そして go.jp という政府機関専用ドメインの偽サイト もあるそうなので、見分けは困難。メールのURLから閲覧するのではなく、自分で検索して公式サイトへアクセスしましょう。
※見分けは困難とはいえ、必ずURLは確認しましょう。検索した際も。
以前もニュースで給付金が決まったり、給付金の可能性が取り沙汰されると増える手口でしたが、もしマイナンバーと口座を紐づけることになったら、その申請用偽サイトもできそうですね。