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作業場所 愛知県名古屋市北区上飯田
本日は「鍵の調子が悪いのでかえて欲しい」というご依頼で出動!!
お客様とお話していると、鍵も錠もひっくるめて「鍵」と仰る方が非常に多いのですが、実はこれは似ているようで全く違うものです。
手に持って鍵穴に差し込む方が鍵で、差し込まれる側の鍵穴を含めた扉などにとりつけて締める金属・機械的または電子的道具の方を錠(錠前)と言います。
英語だと鍵が(キー、Key)で錠が(ロック、Lock)です。
知ってる方は何を今更と思うと思いますが、本当にごっちゃにしてる方が多いのでこれを読んだ方は覚えておいてくださいね~
ところで、錠のウィキペディア(Wikipedia)見てたら
「鍵屋(かぎや)という呼称が使われる事もあるが、これは現在では地名[4]や花火屋の屋号に由来する花火の時のかけごえ[5]に流用される事が多くなったため、現在では職業を指して使われることは稀である。」
なんて書いてありましたが、普通にみんな鍵屋って言うっちゅうの(笑)
鍵師なんて呼ばれたらこっ恥ずかしいのは私だけでしょうか。
シリンダー径が28.5mmと太いです。
ということで、今回も「鍵の調子が悪いのでかえて欲しい」というご依頼でしたが、調子が悪いのは錠前だったわけです。
拝見させていただくと、MIWAのPMKの初期型がついていました。
PMKの初期型と現行型についてはリンクの作業事例をご覧ください。
お客様に本体ごとの交換が必要な旨をご説明し、シリンダーはカバエースでご成約いただきました。
この四隅の穴が微妙に現行品とピッチがずれていて加工が面倒なんです。
この初期型のPMKは現行のPMKと微妙にビスピッチがあっておらず多少加工しないと交換できないんですが、地味に嫌いな作業です(笑)
何も穴が開いていないところに穴あけするより数段難しいんです。
錠本体は4本のビスで固定されているんですが、穴の位置がずれていると錠本体がたわんでラッチが引っ込んだまま出てこなかったり、デッドボルトの動きが悪く動かすのにかなりの力が必要になったりします。
それらが正常に作動するように、ビス位置を適切な方向にずらしてタップを切り直さないといけないわけです。
追加の合鍵のキーキャップは白をお選びいただきました。
今回は室外側の化粧座のビス穴も大幅にずれていました。
そのため、ペンキを塗り直す前の下地が多少見えてしまいますが、気になる方は別売りで一回り大きい化粧座を取り付けることも可能です。
交換が終わったら合鍵を工事車で作製して、お客様に動作確認していただいて作業終了です。
美和(MIWA)カバ(KABA)シリンダー、補助錠、インテグラル錠、勝手口の防犯、住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理、サムターン回し対策は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。