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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は「鍵が引っ掛かってたまに開かなくなるので交換して欲しい」とのご依頼で出動!
お客様は、はじめwebで調べて上位に表示された業者に見積もりしてもらったところ、「この錠前は廃番品なのでドアノブタイプに交換するしかなく交換費用は7万円ほど掛かる」と言われ、今と同じようなサムラッチ錠にしたいと思ったためその業者に帰ってもらい、改めてウェブ検索して当店にご連絡下さったそうです。
それにしても、サムラッチ錠をドアノブにするとかないわー
サムラッチ錠の下の穴とかそのままにするつもりだったんだろうか😅
電話にてWESTのサムラッチ錠ということを伺ったので概算お見積りをしたところ、是非交換してほしいということでお伺いさせていただきました。
で、拝見させていただいたところ、WESTのサムラッチ錠は間違いないんですが、フロント刻印を見るとなんと「ALNA」となっているではないですか!
「ALNA」と言えば下記作業事例の「SHOWA ALNA」しか知らなかったんですが、WESTも作っていたんですね😅
【春日井市】大和ハウス玄関ドア SHOWA(ショーワ)ALNA( アルナ)錠前加工交換
ということでやっていきましょう。
「ALNA」は一般的なサムラッチ錠と違い、錠ケースが非常に巨大で、そのままだと錠ケースが固定できないため、フロントの上下にストレート金具を取り付けそこに固定します。
この時、錠ケースの位置を決めるわけですが、既設ストライクに上手くデッドボルトとラッチボルトが納まるようにします。(多少の加工は必要ですが)
ただ、今回は錠前の下部にドアチェーンが付いており、この位置だと干渉してしまうため、お客様に御了承をいただいてドアチェーンも移設します。
錠ケースの位置が決まったので、それに合わせて罫書きしてホールソーで切り欠きします。
あとは、錠ケースとサムラッチ錠を取り付けてから、既設ストライクを加工してデッドボルトとラッチボルトが上手く納まるようにします。
最後に外したドアチェーンの位置をずらして再取り付けして作業終了です。
帰ってきて調べたところ、この「ALNA」玄関ドア用のサムラッチ錠には2タイプあり、昭和40年代から50年代に生産されていましたがどちらも廃番となっています。
今回は、当店で通常在庫しているMIWAの交換用サムラッチ錠「MIWA U9THMTM-1LS」に交換させていただきましたが、もしお急ぎでない場合は同じWESTのサムラッチ錠に加工交換することも可能です。
ただ、その場合加工部分は少なくなりますが錠前自体が高額なのと諸経費が掛かるため、MIWAに切り替えるより多少高くなってしまいます。
また、シンプルなデザインがお好きな方はMIWAを、装飾的なデザインがお好きな方はWESTをお選びいただくのも良いかもしれませんね。
【その他サムラッチ錠の作業事例はこちら】
大和ハウス、積水ハウス、ヘーベルハウス等の住宅メーカー、アルナ(ALNA)、ウエスト(WEST)、ショーワ(SHOWA)、美和ロック(MIWA)、長沢製作所 古代(KODAI)の装飾錠(サムラッチ錠)や住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。