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作業場所 愛知県春日井市如意申町
本日は「サムターンが取れてしまったので交換して欲しい」とのご依頼で出動!
拝見させていただくと、昭和ロック(現、ユーシンショウワ)製のアルナがついていました。
ご自宅の錠前がアルナかどうかは、以下の画像の説明で確認をしていただくとわかります。
室外側シリンダーの鍵穴の上部に「SHOWA」の刻印
室内側シリンダーにサムターンはなく「ALNA」の刻印
フロント上部に「ALNA」、下部に「SHOWA」の刻印
この、錠前(シリンダー・サムターン・錠ケース・ノブ・化粧座のセット)は随分前に廃番になっており、シリンダーだけは現在でも入手可能です。
画像では取れてしまったサムターンはめてあるのでわかりませんが、今回は部品の破損のため、交換するにしても他の錠前に加工交換するしかありません。
アルナ専用の代替え錠前セットもありますが、取り寄せになってしまうので、今回は手持ちの錠前MIWAのU9LA-1とエスカッション(化粧座)で対応させていただくことになりました。
ただ、元々の化粧座が大きいので、エスカッションで隠しても僅かに跡が見えてしまうのが問題ないかお客様に伺ったところ、見た目は全く気にしないので大丈夫です~っと寛大なお言葉をいただきましたのですぐに作業開始です。
もし、調子が悪くて交換をご検討されているお客様は、事前にご相談いただければ、専用の代替え錠前セットを取り寄せての交換もできます。
その場合は、完全に今までの化粧座の後も隠れますので美しい仕上がりになります。
錠前取り外し後
フロント側から見ると奥に水平の出っ張りが・・・
まずは、既存の錠前を取り外し、フロント側から覗くと、錠ケースが収まる部分に水平に金属の出っ張りが・・・汗
こういう場合、ホールソーなどの道具が届かないので、加工に非常に手間取る事が多いんですが、幸い鋳物?でできていたようで脆く、割と簡単に除去することができました♪
あとは、新しい錠前の切欠きをして錠ケースを収め、エスカッション・シリンダー・サムターン・レバーを取り付けます。
室外側(交換後)
室内側(交換後)
このままですと、扉を閉めた状態で施錠しようとしても、既存のストライク(受座)と言って、デッドボルト(カンヌキ)が収まる枠側の金具に上手く収まらず施錠できません。
という事で、ストライクも新しいものに付け替えます。
全ての作業を一時間ほどで終え、お客様に確認していただいて作業終了です。
大和ハウス、積水ハウス、ヘーベルハウス等の住宅メーカー、ショーワ(SHOWA)、美和ロック(MIWA)、長沢製作所 古代(KODAI)の装飾錠(サムラッチ錠)や住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。