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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は、「鍵の調子が悪いので取り替えてほしい」とのご依頼で出動!
ナショナル住宅用レバーハンドル装飾錠
室内側もレバーハンドルです。
お客様は、【名古屋市東区】National(ナショナル)ALPHA(アルファ)サムラッチ装飾錠シリンダー交換を見てご依頼下さいました。
拝見させていただくと、上記作業事例とは違いレバーハンドルタイプですが、使用されている錠前の型式は同じ物です。
早速鍵をお借りして動作確認してみましたが、シリンダーと錠ケース両方がかなり調子が悪くなっています。
錠の耐用年数が10年ですが、こちらは築30年以上経っていますのでいつ壊れて開かなくなってもおかしくない状態といったところでしょうか。
お客様に、シリンダーのみ交換した場合の見積もりと錠ケースも一緒に交換したときの見積もりをしたところ、錠ケースとセット交換でご成約いただきました。
上がチューブラー本締錠、下がレバーハンドル錠
ドアの切欠きもアールフロント用になっています。
ということでやっていきましょう。
ナショナル住宅に使用されているこの錠ケースは、一般的に流通している錠ケースとは違いRフロント(アールフロント)になっています。
このアールフロントタイプの錠ケースは既に廃盤となっているため、こちらのドアには加工しないと交換することができません。
ちなみに、上記作業事例では、錠ケースがアールフロントなのに、ドアの切欠きは何故か普通のフロント用に四角く開口していたため加工無しで交換可能です。(謎)
交換用錠ケースのフロントは角があります。
角を削ってRを合わせます。
ということで加工をしていきますが、今回のようにフロントの形状が違う場合、ドア側を加工する方法と錠ケースのフロントを加工する方法があります。
木製ドアの場合は、ドア側のフロント部分の角をノミと金鎚でサクッと削るだけなので簡単ですが、アルミサッシの場合はアルミサッシの戸先の内側に錠ケースを固定するためのアルミがもう一枚存在します。
そのため、ドリルやヤスリでフロントの角を削ろうとすると、その板が邪魔をして美しく仕上げるのが非常に困難なので、今回は錠ケースのフロントの角を削ってアールフロントにして交換していきます。
通常、錠ケースにはあまり加工を加えるべきではありませんが、それは動作に関係する部分の話で、今回は動作に全く関係ない部分ですので無問題です。
少しずつ削ってはドアにはめて形状を確認しながら合わせていき、綺麗に納まるようになったら固定します。
錠ケースが綺麗に納まりました。
ALPHA FBロック 二個同一 鍵5本付
続いてシリンダー交換ですが、今回はピンシリンダーとFBロックをご提案したところ、せっかくなので防犯性が高い物が良いということでFBロックに交換させていただくことになりました。
まずがレバーハンドルと一体になった化粧座のシリンダーを交換してから取り付け、次にチューブラー本締錠のシリンダーを取り付けて作業完了です。
「とてもスムーズに動くようになったし、鍵も防犯性の高い物になったので良かった」とお喜びいただけました。
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