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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は某企業様より「従業員通用口の鍵が奥まで刺さらなくなってドアが開かない」とのご依頼で出動!
お電話でお話を聞いた時は故障か異物混入の可能性をお伝えして伺ったんですが、見てみると二か所ついているシリンダーの鍵穴の向きが上と下とで違います。
たまに業務用金庫のシリンダーでこういった状態になることがありますが、住宅用のシリンダーでこういう状態なのは初めて当たりました。
主錠のシリンダー。正規の位置ではない横向きになっています。
補助錠のシリンダー。こちらは縦向きで正常です。
通常、鍵は本来抜き差しできる位置でしか抜けないようになっています。
しかし、タンブラーと言われるシリンダー内部の部品の配列や使い方にによってはこのように抜けてはいけない位置で抜けてしまう事があります。
ユーシンショウワ社「WXシリンダー」
まずはお客様に鍵をお借りしてさしてみましたが、最後のあと少しが入らず全く回りません。
初めて当たる案件なので、作業前に修理できた場合と修理不能で破壊解錠になった場合のお見積もりをお伝えしてご了承いただいたのでやっていきましょう。
まずはピッキングしてシリンダーの内筒と呼ばれる部品を正常な位置に戻せるかチャレンジ!
このシリンダーはSHOWAのWXシリンダーと呼ばれるタイプで内溝タイプの特殊キーでピッキングでは開けることはほぼ不可能です。
そんなわけで、半ばあきらめムードで作業し始めたんですが意外に短時間でくるっと回って元に戻すことができました(笑)
TOSTEM QDJ-695
戻ってしまえばあとは簡単♪
お客様の鍵で無事解錠です。
お客様は普段主錠のシリンダーしか使っておらず、補助錠の方は全く使っていないということでしたので、サービスで上下のシリンダーを入れ替えて差し上げました。
また、鍵を使用する時に慌てて抜こうとするとこのようになる可能性が増えるので、しっかり施解錠した後、正規の位置で抜くようにアドバイスして作業終了です。
玄関 勝手口ドア 開かない 鍵が奥までささらない 鍵穴に異物(ゴミ)詰まり 木の枝 木屑 砂 小石 針金 クリップ 爪楊枝 つまようじ 悪戯 異物除去 接着剤 いたずら 嫌がらせ 何かが詰まっているといった鍵のトラブル修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。