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作業場所 愛知県名古屋市千種区猪高町
本日は「ドアの下が擦れてドアの開け閉めがしにくいので直して欲しい」とのご依頼で出動!
戸先下側の枠。擦った痕がついています。
拝見させていただくと、トステム(TOSTEM)の玄関ドア「ポルト23」がついており、戸先が下がり下枠に当たって非常に開け閉めがしにくい状態でした。
一般的にアルミサッシは、丁番(詳しくはコチラ)で吊ってある場合がほとんどですが、今回はピボットヒンジで吊られていました。
ピボットヒンジ(軸吊り丁番)とは、扉の上端と下端に取付け、上下軸を支点に開閉する金具です。
丁番と違い、金物の見えがかりが小さくスマートに見えます。
重量ドアに使用しても吊り下がりが少ないのが特徴。
一般的にはスチールドア(鉄扉)に使われています。
ピボットヒンジ上側(カバー取り外し後)
ピボットヒンジ下側(カバー取り外し後)
お客様に話を伺うと、築15年程だそうですが、新築の時からツーロックのうちの一つが鍵が掛けられなかったそうです。
初めから、ドアがかなり下がり目で吊られていて、デッドボルトが受け金具に上手く収まらず掛けられなかったようです。
完全に施工不良ですなこりゃ・・・
こういった場合、ピボットヒンジ自体を交換するという手もありますが、当然部品代が余分にかかりますし商品自体が廃番で手に入らないこともあります。
今回は、多少の錆はありましたが、調整すれば十分に使えるレベルでしたので、修理のお見積もりをご提示したところ成約となりました。
ドア取り外し。
錆はありますが摩耗していません。
まずはピボットヒンジを緩めドアを取り外します。
扉を支えている下側のピボットヒンジに多少錆が出ていたので掃除します。
ドアを閉めたところ。かなり余裕ができました。
その後、高さ調整をして、注油してからドアを釣り込みます。
上側のピボットヒンジで固定して高さを確認します。
3mmほど位置が上がったため、鍵も二カ所掛けられるようになりました。
お客様に確認していただいたところ、スムーズに開け閉めできるようになったうえに、鍵も二カ所掛けられるようになったということで、大変喜んでいただけました。
扉が閉まらない、鍵がかけづらい、開け閉めしにくい、扉が床にこすっている、扉の立て付け調整、丁番調整などのご相談はカギの救急車 上飯田店 黒川店までお気軽にご相談ください。