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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は「玄関ドアのレバー錠が壊れているので取り替えて欲しい」というご依頼で出動!!
お伺いしてみると、珍しいアルファのレバーハンドル錠がついていました。
玄関ドアのメーカー名とドア名を控えるのを忘れてしまいましたが画像のドアです。
こういった装飾性の高い錠前は30~40年前に建てられた戸建ての玄関ドアに多く採用されていました。
戸建ての玄関ドアについている錠前は、各社サッシメーカーが自社の玄関専用品として各社錠前メーカーに特注しているため、一般錠とは異なり「サッシメーカー仕様」または「特殊錠」と呼ばれています。
そのため寸法なども一般錠とは異なっている物が多く、その製品が廃番になってしまうと適合する錠前がないという物が結構あります。
今回のレバーハンドル錠もまさにそれで、廃番になってるため無加工で交換できる物は存在しません。
そのため、違う錠前に加工するしかないので錠前を取外し念入りに寸法を採って適合する錠前を検討しました。
ということで慎重に検討した結果、現在のマンションや戸建てで多く採用されているGOAL社のプッシュプル錠をご提案させていただいたところご依頼いただきました。
極力寸法が近い物を選びましたが、どうしても追加加工が必要で、更に元々のレバーハンドル用に開けてある穴がそのままでは丸見えになってしまうため、特注でアルミ製の化粧板を二枚製作しドアを挟み込む形で取付けます。
その後、プッシュプル錠用の穴を新たに開け直して取付けたらドア側は完成です。
あとは枠側の受け金具(ストライク)を多少加工して、デッドボルトとラッチボルトが納まるようにして作業終了です。
こういった切り替え交換は失敗が許されないのと、経験と知識が必要なので断る鍵屋も少なからずあるようです。
ご自宅の錠前の調子が悪いので新しい物に取替を検討している方は、カギの救急車黒川にお気軽にお問い合わせ下さい。