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作業場所 愛知県名古屋市
本日は 某ディーラー様のご依頼で、マツダ ベリーサのイモビライザーキー紛失作製に出動!!
MAZDA VERISA マツダ ベリーサは、2004~2016年まで販売されていたセミトールワゴン型のコンパクトカーです。
11年以上フルモデルチェンジせず、デミオと統合され一代限りで販売終了となりました。
イモビライザーは、平成16年(2004年)6月販売のモデルからオプション装備となっています。
そのため、アドバンストキー/カードキーだからといってイモビライザーが付いているという訳ではありません。
普通はスマートキーだとイモビライザー搭載車なんだろうなと思ってしまいますよね。
でも、イモビライザー搭載車でなければ、ツイストノブを外してイモビライザーチップが入っていない普通の鍵で回すだけでエンジン始動できてしまいます。
イモビライザー搭載車かどうか見分ける一番確実は方法は、メーターに「KEY」というランプが点灯するかどうかです。
お問い合わせの電話でお話しを伺ったところ、ディーラーさんはお客様から下取りしたマツダ ベリーサ(MAZDA VERISA)を自社駐車場に駐めた状態でカードキーを紛失してしまったそうです。
下取りと言ってもこのベリーサは年式が古く、中古車として値段もつかないので廃車にする予定なので、カードキーは不要でとにかくエンジンだけ掛かればいいという事でしたので、イモビライザーキーを初期化登録するお見積りをしたところご成約いただきました。
ということでやっていきましょう。
まずは運転席ドアシリンダーをピッキング解錠します。
その状態をキープしたまま鍵穴の中を覗き、タンブラーの高さを読み取って専用の機械でお試し用のブランクキーをカットします。
無事一発で回りました。
これ何故お試し用のブランクキーでやるかと言うと、トランスポンダー(イモビライザーチップ)が入るタイプは金属だけのブランクキーよりも少し値段が高いので失敗したら出費が痛いからです笑
回る鍵ができたので続いてイモビライザーの初期化登録作業に取り掛かります。
今回はカードキーは登録しないので、まずはツイストノブを取り外してイグニッションキーシリンダーを露出させます。
続いて登録機を車両に接続したら、ピコピコ操作してイモビライザーキーを初期化登録していきます。
マツダ車はイモビライザーキー全紛失の場合、必ず鍵を2本登録しなければなりませんので、適合するIDのイモビライザーチップを順に2本登録します。
登録完了したら登録機を外し確認したところ2本とも無事エンジン始動しました。
しかし、今回は廃車にするお車なので、2本のうち1本は当店の中古品を使用して引き取り1本分の価格で対応させていただきました。
今回は全紛失からのイモビライザーキー初期化登録でしたが、アドバンストキー/カードキーの追加登録や、鍵を全て失くした状態からの作製も承っていますのでお気軽にご相談ください。
【その他マツダ スマートキー・イモビライザーキーの作業事例はこちら】
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