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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は「玄関のつまみが動かなくなってドアが開けられず、閉じ込められているので開けて欲しい」とのご依頼で出動!!
電話でお話を伺ったところ、中からサムターンが回せず開かないので、管理人さんに窓から鍵を渡して試してもらったが外からも鍵が回らず開けられないということでした。
中からも外からも開かないという場合原因としては、
①錠ケース(錠本体)の内部部品が金属疲労により折れ、デッドボルトに干渉して開かない。
②錠ケース(錠本体)の潤滑切れ。
③小石などがドアに挟まった状態で施錠してデッドボルトに側圧が掛かって開かない。
④ドア建て付け不良でデッドボルトに側圧が掛かって開かない。
などが考えられます。
電話で③と④について説明し、ドアを引っ張ったり押したり持ち上げながら開かないか試していただきましたがびくともしないとのこと。
となると原因は①か②となりますので、私がお客様の鍵を使って問題なく開錠できた場合と、破壊開錠になった場合の概算料金をお伝えしてお伺いさせていただきました。
こういった場合、ぼったくり業者は必ず「見てみないと分かりません」の一点張りで具体的に掛かる費用について概算でも伝えない場合がほとんどです。
閉じ込められて困っているお客様の足下を見て、現場で10万とか20万とか高額な見積もりを出してきますのでご注意下さい。
ということでやっていきましょう。
お客様に窓から鍵を受け取ってチャレンジしてみますが、確かにびくともしません。
しかし、手応えでなんとなく開けられそうだったので、ゴニョゴニョしてから再チャレンジ!
暫くやっているとカチャっと無事開けることができました♪
こちらのマンションは、川沿いに建っている事もあり湿気が多いのか、かなり錠ケース(錠本体)が腐食していたうえ耐用年数10年も過ぎているので、洗浄潤滑しただけでは再発する可能性があることをお伝えし交換させていただく事になりました。
ついている錠前はGOALのプッシュプル錠「PX」と本締り錠「GDT」です。
「GDT」はフロント刻印が「GD」となっていて非常に紛らわしいですが互換性がありません。
交換後にお客様に動作確認していただいたところ「とてもスムーズに開け閉めできるようになったしこれで安心」とお喜びいただけました。
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