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作業場所　愛知県名古屋市北区黒川本通

本日は、平成22年式（2010年）Alfa Romeo アルファロメオ 159TIのスロットタイプイモビライザーキーのスペア作成にお客様がご来店!!

Alfa Romeo アルファ ロメオ 159TIについて

Alfa Romeo アルファロメオ 159TIは、ヒット作アルファ156の後継車として、2005年から2011年まで生産された車で、THEアルファロメオって顔つきでカッコいいですね。

お客様の鍵を拝見させていただいたところ、イグニッションシリンダーに鍵をさして回すタイプのイモビライザーではなく、ハンドル横のキースロットにキーを差し込んでプッシュスタートボタンを押すことでエンジン始動するタイプです。
このタイプは159以外にブレラやスパイダーにも採用されているようですが、純正キーは非常に高価なうえ納期も一か月以上かかるようです。

今回合鍵作成するイモビライザーキー

こちらは、いわゆる普通のイモビライザー用ブランクキーのキーヘッドにトランスポンダー（イモビライザーチップ）を埋め込んでキーヘッドをキースロットにさせばエンジン始動できますが、鍵足部分が飛び出た状態になって見た目がよろしくないのと、しっかりはまっているわけではないので走行中に脱落してしまう可能性があります。（脱落してもエンストするわけではありません）

ということで、純正キーの補修用キーシェルを使用してイモビライザーキーのスペアキーを作成していきます。

イモビライザーの読み込みとコピー

まずは純正キーのトランスポンダー（イモビライザーチップ）を専用の機械で読み取った後、車両に乗り込んでデータを吸い出します。
その後、サーバーにデータを送り計算してチップのコピーを作成します。
トランスポンダー（イモビライザーチップ）のコピーはしょっちゅうやっているので慣れたものなんですが、このタイプは鍵を機械に読み込ませる位置がかなり繊細で、かみさんが結構苦労していましたが何とか成功しました。

あとはコピーしたチップをキーシェルに入れて固定したら、問題なくエンジン始動できるか確認します。

非常用メカニカルキー作成

エンジン始動できたので続いてコンピューターキーマシンで非常用メカニカルキー（エマージェンシーキー）をカットしていきます。
ちなみに、このアルファロメオの内溝キー（レーザーキー）はフィアットと同じタイプなので、キーマシンにデータを入力して自動でカットさせます。

データカットですので純正キーと変わりなくスムーズに鍵穴が回ることを確認したら、キー本体と合体させてお客様に動作確認していただいて作業終了です。

イグニッションシリンダー対応

当店ではスロットタイプ以外に、147、155、156，GTV、MITO、ジュリエッタなどに採用されているイグニッションシリンダーに鍵を差し込むタイプのイモビライザーキーにも対応しておりますので、鍵が一本しかないという方は紛失される前に是非スペアキーの作成をお薦めいたします。
全て失くしてしまうと非常に高額な費用が掛かってしまうようなのでお気を付けください。

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