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作業場所 愛知県名古屋市名東区
本日は「鍵が開ける方向に回らず開けられないので開けて欲しい」というご依頼で出動!!
お電話で「鍵が開ける方向にだけ回らず開けられない」ということを伺ったので、解錠ができた場合と本体壊れで破壊解錠になった場合の料金をお伝えしてお伺いさせていただきました。
ドアを拝見したところ新日軽の玄関ドア「コンポーレ 1900DX」でした・・・
コンポーレに使われている錠前はアルファ社の物で30年前くらい経っているのでよく壊れるんですが、随分前に廃盤になっているうえ代替機種も出しておらず、更にバックセットが44ミリという唯一無二の謎寸法なので一般に流通している錠前で同じ寸法の物が全くないという厄介な錠前です。
ということでやっていきましょう。
今回開かなくなっているのは2個のうち下に付いている本締り錠の方ですが、まずはお客様の鍵で開かないか試してみます。
施錠方向には90度回りますが解錠方向には15度くらいしか回らず開きません。
錠ケースの潤滑切れの場合は潤滑油が上手く錠ケースに届けば解錠できる場合もあるので、シリンダーとその周辺から潤滑油をたっぷり注入しましたが開かず手応えも全くかわらないのでおそらく錠ケース内部の部品が折れて落下しデッドボルトの邪魔をしているようです。
こうなるとどうしようもないのでお客様に御了承いただき破壊解錠していきます。
錠ケースの故障なのでシリンダー破壊解錠よりはちょっと大変ですが20分ほどで解錠することができました。
①破壊した錠前の部分を目隠しプレートで隠し壊れていないレバーハンドル錠を使用する。
②破壊解錠した本締り錠を他社の錠前に切り替え交換する
③レバーハンドル錠と合わせて2個同一で切り替え交換する。
の3パターンでご提案したところ、レバーハンドルも随分前から垂れ下がっておりまた開かなくなったら嫌ということで③でご成約いただきました。
先に随分前に廃盤になっているうえ代替機種も出しておらず、更に一般に流通している錠前で同じ寸法の物が全くないと書きましたが、ではどうするかと言うと、できるだけ近い寸法の近い錠前を使ってドアを加工し、元々の錠前用の穴を座板(エスカッション)で隠すということになります。
破壊解錠含め3時間ほどの作業時間となりました。
今回はシルバー色の錠前に交換しましたが、ご希望ならブロンズ色の錠前とエスカッションに交換することも可能です。
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