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作業場所 愛知県名古屋市千種区
本日は、初年度登録平成5年(1993年)ROVER MINI ローバーミニの鍵を全てなくしてしまったお客様からのご依頼で出動!!
ROVER MINI ローバーミニと書きましたが、1959年から2000年まで41年間にわたり生産されたMINI(BMC)は、一度もモデルチェンジしていないにもかかわらず、生産・販売会社の名前は幾度も変わったため、どの年式の物がなんという呼称で呼ばれていたかはよほどのマニア出ないと分かりません。
ということで、便宜上一番なじみのあるローバーミニとして書いていきます。
お客様のミニは、後ろ側のロゴが「AUSTIN SEVEN」となっていますが、オースチン7なのかエンブレムをつけただけなのかも不明です。
このタイプのMINIは、ドア、給油口、イグニッションが別々の鍵になります。
つまり、3本別々の鍵を常に持ち歩かないといけないんですね~
そのため、鍵を全てなくしてしまうと、それぞれ全紛失からの鍵作成ということになってしまうので非常に高額な費用が掛かってしまいます。
今回のお客様は全ての鍵をなくしてしまったそうですが、ドアは元々壊れていて使っていなかったので開けっ放し、給油口の鍵はMINIのショップかどこかで新しい物に付け替えるので、とりあえずイグニッションキーだけ作製してほしいということでした。
ちなみに、お客様は当店にお電話いただく前にかなりの鍵屋さんに問い合わせたそうですが、ことごとく断られてしまったそうです。
ローバーミニの鍵は非常にたくさんの種類があるんですが、よっぽど古い物でなければK219もしくはK215というブランクキーになります。
今回はK219がささりましたのでこれを使用して回る鍵を作製していきます。
私がカギの救急車を始める際に、様々な鍵のデータを資料としてもらったんですが、ローバーミニはざっくりとしたデータしか載っていません。
なぜかというと、車両によってタンブラーが入っている場所やピッチが違うためです。
まぁ、中途半端にデータがあると逆に思い込みが発生してハマる確率が上がってしまうから結果オーライかも知れません。
ということで、鍵を現場合わせで作っていきます。
とりあえず鍵穴を覗いて見ると、なにやら鍵穴の手前左側からパチンコ玉のような物が飛び出ています。
このタイプのローバーミニのイグニッションシリンダーは比較的簡単なタイプと難しいタイプがあるようなんですが、どうやらこれは難しいタイプの用です・・・
とりあえずこのパチンコ玉をよけてスコープで覗いて見ましたが、うーん分かりにくい・・・
ということで、イグニッションシリンダーをバラして作製するように方針変更しました(ヘタレたとも言うw)
イグニッションシリンダーの構造をひとつずつ確認して、認知症一歩手前のため写真もパシャパシャ撮りながらバラしていき内筒を取り出します。
あとは、カットしていないブランクキーをさして飛び出ているタンブラーの部分を削っていき、全てのタンブラーが内筒と面一になったら鍵の完成です♪
あとはバラしたときと逆の順序でイグニッションシリンダーを組み立てて鍵が回ることを確認したら、ハンドルにイグニッションシリンダーを組み付けてエンジン始動を確認します。
ぶるるーーんといいエンジン音が聞けました♪
お客様には「コインパーキングから動かせない状態で色々な鍵屋に断られて困っていたのでとても助かった」と大変お喜びいただけました。
それにしても、駐車料金えらいことになってそうですね😅
こういった事態を防ぐためにも、鍵が一本しかないという方は早めに合鍵を作っておきましょう。
ローバーミニ、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダ、ポルシェ、アルファロメオ、ビュイック、キャデラック、シボレー、シトロエン、大宇、ダフ、フィアット、フェラーリ、GMC、長城汽車、ホールデン、ホンダ、インフィニティ、いすゞ、イヴェコ、ジャガー、起亜、ランボルギーニ、ランチア、レクサス、マセラティ、三菱、オペル、プジョー、ポンティアック、SsangYong, プロトンとボルボ、トヨタ(TOYOTA)日産(NISSAN)三菱(MITSUBISHI)富士重工業(SUBARU)マツダ(MAZDA)スズキ(SUZUKI)ダイハツ(DAIHATSU)
車の内溝キー、特殊キー、イモビライザーキー、合鍵、鍵が折れた、リモコンキーの修理や移植などのご相談はカギの救急車 上飯田店 黒川店までお気軽にご相談ください。
車・バイクのイモビライザー付きの合鍵作製についてはコチラ
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