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作業場所 愛知県名古屋市熱田区
本日は某ショップ様より「お店の商品在庫を置いてある部屋の木製ドアが壊れて閉まりきらないので直して欲しい」とのご依頼で出動!!
少し開いた状態で止まっています
内側にのみ把手付き
日東工器(NITTO KOHKI)1211SR 上部スプリングヒンジ
日東工器(NITTO KOHKI)1211SR 下部ダンパーヒンジ
通常こういったドアにはドアノブやレバーなどの空錠が付いていますが、こちらは店舗なので見た目とお客様がぶつかったりしないようにという配慮でそういった物が付いていないのかもしれません。
しかし、そのためオートヒンジが壊れてしまうと、持つところがなくドアを引っ張れないうえドアを止めておくラッチボルトもないので、このように開いた状態になってしまうんですね。
お見積もりしたところご成約いただいたので、取り寄せして後日お伺いさせていただくことになりました。
ドアを外したところ
上にあるのが既設オートヒンジで下が新品です
ということでやっていきましょう。
まずはスプリングヒンジにスプリングピンという物が打ち込まれているので、プリセットピンという物を挿してからスプリングピンを抜いてドアを外します。
次にドアと枠に取り付けられたスプリングヒンジとダンパーヒンジを取外して新しいオートヒンジをドアと枠にそれぞれ取り付けドアを吊りこみます。
スプリングピンを打ち込みます
これがプリセットピン
次に、スプリングヒンジにスプリングピンを打ち込むんですが、これが地味に難しくてなかなか上手くいきません。
なんだかんだでこの作業が一番時間が掛かったような気がしますw
なんとか奥まで打ち込めたら、プリセットピンを抜いてなくさないように蓋に収納します。
これがないとドアを外せなくなりますからね。
六角レンチで締めます
ダンパーヒンジのスピード調整
次にダンパーヒンジのシャフト止めねじを六角レンチで締めてからスピード調整をします。
初期設定は一番早くなっているので、プラスドライバーで少しずつ調整ねじを回して最適なスピードにします。
スプリングヒンジ(交換後)
ダンパーヒンジ(交換後)
あとは回りの清掃をしてお客様に確認していただいたら作業終了です。
オートヒンジの不具合には他にも
・スピード調整ができずバタンと勢いよく閉まる。
・ドアの開閉時にオートヒンジがガタつく。
・ドアが枠に当たる。
・扉の動きがおかしい。
・オートヒンジから油が漏れている。
・扉開閉時に異音がする。
などがあります。
オートヒンジは消耗品です。
特によく開け閉めするような人の出入りが多い場所では、かなり短期間で壊れてしまう場合もあります。
カギの救急車 黒川/上飯田では、訪問時にオートヒンジの調整で直るのか、それとも交換が必要なのか、ドアの建て付けが悪いのかなど、不具合の原因を確認し、 適切にアドバイスさせていただきますのでお気軽にご相談下さい。
ゆっくり静かにきっちり閉まるようになりました
扉が閉まらない、ドアが床に擦れる、ドアが枠にあたる、扉の開け閉めがしにくい、手で押さえながらでないと鍵が掛けられない、扉が重たい、開け閉めしづらい、開閉がガタガタする、扉を閉めても隙間がある、鍵がかけにくい等のドア回りのトラブル。
オートヒンジ、フロアヒンジ、グレビティヒンジ、丁番(蝶番)、建具の修理、交換、建付け調整はカギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。