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作業場所 愛知県名古屋市名東区
本日は、提携している店舗メンテナンス会社の方より「ドラッグストアの自動ドアの鍵が固くて閉められないので取り替えて欲しい」とのご依頼で出動!!
引き分けタイプの自動ドア
外から向かって右側の錠前が動きません。
お話を伺うと、自動ドアの錠前が片方だけ異常に固く鍵を掛けられない状態だったので片方だけで使用しているということでした。
「片方だけ鍵を掛けてももう片方は開いちゃうんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、引き分けタイプの自動ドアはベルトで連動して動いているため、片方が壊れてももう片方を施錠すれば開かなくなるんですね~
ただ、片方だけだと防犯性も半分って事ですし、もしもう片方も壊れて閉まったら開けぱっぱー(名古屋弁)になってしまいますから早めに交換するのが吉ですね。
で、今回のお客様はドラッグストアということで、店舗の従業員さん、警備会社セコムさん、納入業者さん、大家さん、ドラッグストアの本部さんなどなど鍵を持つ必要のある方が大勢いらっしゃるということで、交換前に合鍵を必要分作製して、それが関係者全員に行き渡ってから交換するという流れになりました。
後日、全員に行き渡ったということでお伺いさせていただきました。
ちなみに、わたくし普段は朝9時まで寝ていることも多いんですが、こちらのドラッグストアさんは朝9時にオープンするということで、従業員さんが出勤する朝7時から作業して開店の朝9時までに終わらせないといけないので、珍しく早起きして作業に臨みます(笑)
やるぞ~
センサー部
ということでやっていきましょう。
まずは、エンジン部分のカバーを外しますが、こちらのエンジンカバーは長いうえに鉄製で、更に跳ね上げタイプではなく取り外さないといけないタイプです。
外すのは問題ないんだけど、一人で作業してるので、はめる時に苦労しそうだなぁ・・・などと考えながらまずはセンサーを外してからエンジンカバーを取り外します。
エンジンカバーを外したところ
自動ドアを横にして寝かせます。
続いて自動ドアを外し、横にして寝かせて錠前の確認をします。
ここが自動ドアの錠前の難しいところで、使用されているシリンダーは形状から特定できるんですが、錠ケース本体の品番はこうしてドアの下側からでないと確認できないんですね~
でも大丈夫!当店は美和ロック純正のMIWA DGもYKK仕様のDGSPもどっちも2個ずつ工事車に積んでますから!
と思ったら、んん?
フロント刻印は「MIWA DGSP」なんだけどなんか在庫しているDGSPとフロント幅が違うんですけど(汗)
計ってみたところ、YKK仕様のフロント幅は35mmで、この謎のDGSPは美和ロック純正DGと同じ25mmです。
でも美和ロック純正DGとは錠ケースの固定方法が違うんですよね。
フロント刻印「MIWA DGSP」
在庫しているYKK仕様のDGSPとはフロント幅が違います。
適合する錠前がないといっても、既にドアは外してるし鍵もお配り済みだし、何より壊れたままだと防犯的によくありません。
ということで、加工して美和ロック純正のDGに交換することにしました。
錠前を当ててしっかり固定出来るように加工してからタップを切って固定して、シリンダーとサムターンを取り付けます。
動作確認したら自動ドアを吊りこんで仮固定し、続いて反対側の自動ドアを外して同じ作業をします。
MIWA DGに切り替え後
スムーズに回ります。
交換後、反対側の自動ドアも吊りこんだら、二枚の自動ドアがピッタリ閉まるように調整してその位置で完全に固定します。
自動ドアのスイッチを入れて問題なく動作することを確認したらエンジンカバーをはめます。
長い鉄板を持ってヤジロベエのようになりながらはめようとしますが、案の定なかなかハマらず苦労しました。
こういう時に助手がいると楽なんですけどねー
錠前を切り替えるという余計な作業が発生しましたが、全ての作業が終了したのが8時45分で、なんとかオープンまでに余裕を持って終わらせることができました。
左右同一キーとなっています。
室内側はサムターン
で、お店に戻って問屋に今回ついていたDGSPの錠前を調べてもらったところ「特定できません」という返事が返ってきました。
どなたか品番とか分かったら教えて下さいまし。
GOAL(ゴール)、SHOWA(ショーワ)、MIWA(ミワ)等の棒鍵、鍵折れ、自動ドア、強化ガラス戸、店舗、住宅錠、自動車、バイク、ロッカー、事務机(デスク)、キャビネット、金庫などの折れたカギの取り出し、解錠、修理、復元、シリンダー交換は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。