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【名古屋市西区】輸入住宅/外国製ドア WEISER ワイザーからKwikset クイックセットに加工交換 取り替え

作業場所 愛知県春名古屋市西区

本日は、輸入住宅の外国製ドアをお使いのお客さまより「玄関の鍵の調子が悪く、たまに開かなくなるので取り替えてほしい」とのご依頼をいただき出動!

外側はサムラッチ

外側はサムラッチ

内側はドアノブ

内側はドアノブ


お伺いしてみると、輸入住宅の外国製ドアに、WEISER ワイザーの錠前がついていました。

WEISERはカナダの錠前メーカーで、一時期外国製ドアとともに輸入されて建売の輸入住宅に採用されていましたが、現在は輸入されていないため取り寄せは不可となっています。

WEISERに限らず、輸入住宅用の外国製玄関ドアについている錠前の不具合で多いのは、デッドボルト(本締錠)シリンダーのテールピースが曲がってしまったり、テールピースを固定している部分が取れて空回りしてて鍵の開け閉めができなくなるなるといったトラブルです。

しかし、今回はサムラッチ錠の方で、中からも外からも開かなくなることがあるという事で、ラッチボルトの不具合でした。

交換するにあたり、WEISERと同じものは手に入りませんので、基本的な構造や大体の寸法が同じである、 アメリカの錠前メーカーKwikset クイックセットのエントリーセットに加工して交換することになります。

WEISERは輸入されなくなってしまいましたが、クイックセットは数ある日本の輸入住宅でトップシェアを誇っていますので、今後も輸入されなくなることは考えにくく、したがって今後また不具合が起きた場合に部品の手配が容易となります。

Kwikset クイックセットのエントリーセットは当店では在庫しておりませんので、納期とお見積もりをお伝えしたところご成約いただきました。

ハンドルを取り外したところ

ハンドルを取り外したところ

約1週間で錠前が入荷したので、日程調整して再訪問させていただきました。

ということでやっていきましょう。

まずは既設錠を全て取り外します。

ハンドル部分はビスで固定されていますが、錠ケースはプッシュイン方式というビスを使用せずに穴にはめ込むだけの方式ですのでハンドル用の穴から押してやると出てきます。

こういうざっくりした造りは欧米だな~という感じですね(笑)

上部がプッシュイン・デッドボルトで下部がプッシュイン・ラッチ。どちらもフロントがない旧式です。

上部がプッシュイン・デッドボルトで下部がプッシュイン・ラッチ。どちらもフロントがない旧式です。

プッシュインタイプは、ネジなしでただはまっているだけです。

プッシュインタイプは、ネジなしでただはまっているだけです。


全ての錠前を取り外したらクイックセットに切り替えるわけですが、クイックセットの錠ケースは四角いフロントがついた一般的なタイプですので、このままだとフロントが戸先と面一にならずドアを閉めた時に枠に当たってしまいます。

そのため、フロント部分を罫書して加工していきます。

そこでわたくし初めて気が付きました・・・このドアの表面プラスチックやんwww

輸入住宅用の外国製ドアってオール木製の物しか当たったことがなかったんですがこんなのあるんですね。

見てみると、芯材として木が使われていてフロント側は厚さ2mmくらいの白いプラスチックに覆われており、ドアの正面と裏面側は0.5mmほどの薄い鉄板で覆われています。
という事で、木製ドアであればノミと金づちでチョチョイのチョイだったんですが、ここの加工だけで30分以上時間が掛かってしまいました。

Kwikset クイックセットの錠前はフロント付きです。

Kwikset クイックセットの錠前はフロント付きです。

フロント部分を彫り込んで取付完了

フロント部分を彫り込んで取付完了


やっと加工が終わったので、デッドボルトとラッチボルトを納めてしっかりビス留めします。

あとは、サムラッチハンドルとレバーを抱き合わせて取り付け、デッドボルト(本締錠)を取り付けます。

国産メーカーの鍵は基本的に3本付きですが、クイックセットは2本付きです(仕入ルートにより3本の場合あり)

国産メーカーの鍵は基本的に3本付きですが、クイックセットは2本付きです(仕入ルートにより3本の場合あり)

室内側をレバーにしたのでドアノブよりも使いやすくなりました。

室内側をレバーにしたのでドアノブよりも使いやすくなりました。


この時点でとりあえず動作確認してみると、どうもラッチボルトとデッドボルトの動きが悪いので、ハンドルを一旦取り外して原因を調べます。

どうやら、ラッチボルトとデッドボルトを挿入する穴がドアと平行に開いておらず斜めになっているのが原因のようなので、穴を広げて再度取り付け直したところ正常に動くようになりました。

続いてストライクを交換していきます。

まずは元のストライクで開け閉めの確認をしたところ、微妙に位置がずれているのでその部分を加工してから新しいストライクに付け替えます。

ちなみに、ストライクはWEISERワイザーとKwikset クイックセットで全く位置が違うため固定用のビスを全て新たに打ち直します。

元のストライク

元のストライク

位置を調整して付け替え

位置を調整して付け替え


最後に動作確認したところスムーズに開け閉めできるようになりました。

WEISER ワイザーのサムラッチハンドルが随分大きかったので、痕が隠しきれませんでした(事前にお客様にご了承済)が、そんなに違和感はありませんでした。今後時間が経てば風化して更に目立たなくなると思います。

輸入住宅の外国製玄関ドアで下記のような事例でお困りの方はお気軽に当店までご相談ください。

 

・外国製ドアの鍵の調子が悪い、回しにくい、回らない、空回りする。

・サムラッチハンドル、ドアノブ、レバーハンドルの故障で開かない、開けにくい。

・錠前が変色して見映えが悪いので新しくしたい

・鍵を落としたので至すぐに鍵を交換したい

・中古の輸入住宅を購入したので鍵を取り替えたい

・他の鍵屋さんに断られてしまった

・工務店に聞いたら玄関ドアごとの交換しかできないと言われた

 

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