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作業場所 愛知県北名古屋市
本日は、某薬局の店長様より「自動ドアの鍵が回らなくなり鍵が掛けられないので取り替えてほしい」とのご依頼で出動!!
今回は引き分けタイプの自動ドアです。
お伺いしてみると、ゴール社のT-51というレバータンブラー錠(棒鍵錠)がついている強化ガラスの自動ドアでした。
棒鍵錠なのかはどうかは、鍵穴が前方後円墳の形かどうかで一目でわかります。
強化ガラス扉は、めちゃくちゃ重いうえにちょっと衝撃を与えると粉々に砕け散るという特性があるので実はあまり触りたくなかったりします。
今回のお客様は、はじめどこに頼んでいいか分からず、まず自動ドア屋に連絡したら、鍵の交換はやっていないと言われたそうで、次にサッシ屋に連絡したら、ウチでは鍵の交換はやっていないから鍵屋に頼んでくれと言われたそうです。
みんな強化ガラス扉触りたくなかったのかな?笑
ウチはできることは嫌がらずに何でもやりますよ~
ということでやっていきましょう。
人感センサーを取り外してからエンジン部分のカバーを取り外します。
このタイプは自動ドアを外さないと交換できないので、まずは人感センサーを取り外してからエンジン部分のカバーを取り外して車輪のビスを緩めたら戸を外して横たえます。
この時に先端が尖った物に当てたりすると粉々になるという最悪の展開になりますので慎重に作業します。
強化ガラス扉を横に倒したら、ステンレス製の框に埋め込まれている錠ケースを交換します。
強化ガラス扉を横に倒して下側から錠前を外します。
今回はGOAL T-51のOEM製品で寸法が全く同じだったのでそのまま交換するだけでしたが、他社の棒鍵錠から切り替える場合は鍵穴の位置がずれる場合があり、そうすると鍵穴を広げたりする加工が必要になるので緊張感は更に高まります。
元の錠前は随分腐食しています。
交換したら問題なく鍵で開け閉めできることを確認して強化ガラス扉を持ち上げレールに吊り込みます。
とてもスムーズに動きます。
あとはもう一枚の扉も同じようにして交換して吊り込みます。
で、ここからが地味に難しい作業になるんですが、自動ドアは左右の傾きや自動ドアの高さを吊り車のところで調整できるようになっています。
片引きドアの場合はそこまで難しくないんですが、引き分けドアの場合は左右の高さを合わせて、更に左右の扉がぴったり合うように調整しなければなりません。
扉が軽ければそんなに難しくはないんですが、なにぶん強化ガラス扉は非常に重いので、2mm下げようと思ったら扉の重さで1cm下がってしまってやり直しなんてことが頻繁に起こります。
今回も何度か失敗しつつ何とかピッタリ閉まるようになったので開け閉め確認したところ、片側だけ鍵が途中で止まって閉められません(汗)
確認してみると、デッドボルトが引っかかるストライクの金具が当たってしまっているようです。
ドアはピッタリ閉まっているのでおかしいな~と思いつつ仕方がないのでストライクを丁度良い位置に穴開けしてずらします。
同一キー4本付きです。
これでばっちり開け閉めできるようになりましたので最後にお客様に動作確認していただいて作業終了です。
「どこに頼んでいいかわからなくて困っていたので交換してもらえて助かった」と大変お喜びいただけました。
GOAL(ゴール)、SHOWA(ショーワ)、MIWA(ミワ)等の棒鍵、鍵折れ、自動ドア、強化ガラス戸、店舗、住宅錠、自動車、バイク、ロッカー、事務机(デスク)、キャビネット、金庫などの折れたカギの取り出し、解錠、修理、復元、シリンダー交換は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。