事例 キーワード検索
事例カテゴリー一覧
タグ
作業場所 愛知県名古屋市東区
本日は、「会社の窓の部品が取れて窓の鍵が掛けられなくなったので修理してえて欲しい」とのご依頼で出動!
施錠できないのでひもで縛って固定してありました。
三協立山アルミ製すべり出し窓
お伺いしてみると、三協立山アルミ のすべり出し窓がついていました。
一般的なカムラッチハンドルは、L字型のハンドルの先端が室内側についている受け部品に引っかかることで施錠されるものがほとんどです。
しかし、こちらの窓は錠ケースが窓の縦框内部に収まっていて、窓を閉めた状態でレバーハンドルを90度回すとその錠ケースからデッドボルトが飛び出て施錠されるという仕組みでした。
このタイプは非常に珍しく、ざっと調べましたが部品を特定できませんでしたし、できたとしても部品を交換するためには窓を外して作業しなけらばならず費用がかなり掛かってしまいますので修理をご提案したところご成約いただきました。
3階の窓なので乗り出して作業するとなかなかスリルがあります。
こんな感じで錠ケースが埋め込まれているので窓を外さないと交換ができません。
今回取れてしまった部品はトリガーと呼ばれる物です。
窓を勢いよく閉めすぎたからなのか金属疲労なのかはわかりませんが根元から折れてしまっていました。
窓を閉めるとそのトリガーが押さえられることで初めてレバーハンドルを施錠方向に回すことができるような仕組みになっています。
何故そんな部品がついているかというと、間違えて窓を開けた状態でレバーハンドルを回し、デッドボルトが出た状態で窓を閉めてサッシに傷がついたり変形したりするのを防ぐためです。
まぁ個人的には電気錠や自動施錠機能付き錠前、戸先鎌錠ならまだしもこれにはトリガーは必要ないと思いますけどね。
施錠できました♪
解錠時
ということでやっていきましょう。
錠前の構造を確認したらトリガー機能が無効になるように細工をします。
これで窓が開いていようが閉まっていようがカムラッチハンドルを動かすことができます。
しかし、そうすると上記で書いたように開けた状態でデッドボルトを出すと思わぬトラブルが起きる可能性があるので、その点お客様にご説明して作業終了です。
【その他カムラッチハンドルの作業事例はこちら】
窓のレバーハンドルが取れた、カムラッチハンドルが壊れた、窓の取っ手が根元から抜けた、クレセント、窓の補助錠の修理や交換・取付はカギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。