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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は某店舗様より「駐車場に長期間放置してある車両の鍵を開けて欲しい」とのご依頼で出動!
HONDA STEP WGN ホンダ ステップワゴン 2代目 RF3/4/5/6/7/8型
お伺いしてみると、HONDA STEP WGN ホンダ ステップワゴン 2代目 RF3/4/5/6/7/8型でした。
ナンバーは前後共に取り外されています。
強制執行でこのように放置された車両の鍵開けをすることも良くありますが、人の敷地にいらない車捨てていくとかどういう神経しているのか理解に苦しみます。
捨てた本人はお金が掛からないかもしれませんが、放置された側は警察に通報しても「私有地のため民事不介入」と言われなかなか対応してもらえず、自腹で弁護士などに頼んで執行官立ち合いのもと車を処分するしかありません。
弁護士費用や処分費など全て放置された側の負担ですし、処分にこぎつけるまで大変な手間と時間が掛かりますので、放置車両ダメ。ゼッタイ。
ヒラキを挿入
ということでやっていきましょう。
ホンダ車は2001年発売の初代フィットから現在までN系を除くほとんどの車両にMT-7と呼ばれるウェーブキー(レーザーキー)を採用しています。
詳しくは、【名古屋市守山区】HONDA ホンダ FIT フィット インロック インキー 鍵開け参照
で、このシリンダーはピッキング自体はそんなに難しくないんですが、極度に摩耗していたりするとタンブラーが咬み込んで壊れてしまう可能性があります。
そのためまずはヒラキを入れてタンブラーの状態を見てみましたが、そんなに状態は悪くないようです。
早速ピッキングしていくと、順調にタンブラーが決まっていくなか一つだけ姿が見えなくなったタンブラーが・・・(汗)
慌てて潤滑材を大量に入れて様子を見ます。
しばらくピックでこちょこちょやっていたら隠れていたタンブラーが姿を現しました!
どうやら長年放置されていたせいでシリンダー内のグリスが固まってタンブラーが戻ってこなくなっていたようです。
この位置で咬み込みます
気を取り直して再度ピッキングしたところ3分程で解錠♪
ただしこのMT-7は解錠した位置でタンブラーが咬み込むので、再度ピッキングして元の位置に戻したら作業終了です。
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