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【名古屋市中村区】WEST ウエスト 本締り錠505 STD 鍵は回るが開かない サムターンが引っかかって開かない 破錠交換 加工交換 取り替え

作業場所 愛知県名古屋市中村区

本日は「鍵は持っているが、内側のレバーが引っかかって開かなくなってしまったので開けて欲しい」とのご依頼で出動!!

WEST本締り錠

WEST本締り錠

小判型の変わったシリンダーです。

小判型の変わったシリンダーです。


ちょっと電話では状況が呑み込めなかったんですが、現場に伺ったところ理解出来ました。

お客様がレバーと言っていたのはサムターンのことだったんですね~

では何故鍵は回るのにサムターンが引っかかって開かないのか?

こちらについているWESTの本締り錠は、バックセットつまりデッドボルトが出てくるフロントと呼ばれる部分からシリンダーの中心までの距離が20mmしかないので、サムターンが少しでも斜めになると枠に当たって開かなくなってしまうんですね~

でも、普通は鍵を回せば一緒にサムターンも動くと思うじゃないですか。

でもこのシリンダーはサムターンとは独立して動いてデッドボルトを動かす仕組みの為、鍵をいくら回してもサムターンはピクリとも動きません。怖い!

なんとこれは築40年程は経つこちらのビルの新築当時からで、お客様はそれをそういうものだということでずっと外から鍵は掛けず、このドアの外側にあるシャッターで鍵を掛けていたそうです。

完全に設計ミスですね(笑)

で、今回間違えて掛けてしまったら鍵があるのに開かなくなってしまったという事です。

 

ということでやっていきましょう。

まずはドアの隙間から治具を差し込んで解錠を試みますが、全くサムターンに触れません。

他に開錠できる開口部はないか探しましたがそれも無し・・・

仕方がないので、お客様に破壊解錠のご了承をいただき作業開始!

開きました♪

開きました♪

フロント刻印【STD】

フロント刻印【STD】


ちょっと最初の狙いが外れて苦労しましたが、なんとか解錠出来ました。

で、錠前の品番を確認しようとフロントを見てみると【STD】と刻印があります。

どうやら、WESTのOEM錠のようですが、WEST品番だと505という錠前のようです。

しかし、この505は既に廃番のため手に入れることはできません・・・

検討した結果、同じWESTの小判型シリンダーでサイズの近い500シリーズに加工交換させていただくことになりました。

微妙に寸法が違ううえ、デッドボルトの出方も違います。

微妙に寸法が違ううえ、デッドボルトの出方も違います。


元の505はバックセット20でしたが、切り替える500はバックセット18mmと更に短くなっています。

同じシリーズでバックセット25mmの503というのもありますが、5mmずれるので今回はパス。

既設錠を取り外して、新しい錠前が収まるように穴を広げて取り付けます。

505は真横にデッドボルトが飛び出るストレートデッドでしたが、500はデッドボルトが弧を描くようにせり出してくるタイプなので、ストライクも加工しなければなりません。

しばらく格闘したところ何とか取り付けることができました。

鍵三本付き

鍵三本付き

相変わらずサムターンは引っかかってしまいます。

相変わらずサムターンは引っかかってしまいます。


無理して既設錠を加工交換するのではなく、新しく面付補助錠を取り付けるという手もありますので、フロントに【STD】の刻印がある錠前だったり、WEST505の交換をご検討されている方は当店までご相談ください。

 

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