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現場住所 愛知県名古屋市西区
本日は「お店の非常口ドアの非常用サムターンカバーが破損したので交換して欲しい」とのご依頼で出動!
元々普通に出入りしていたところをレイアウト変更で非常口にしたため、非常用サムターンカバーが当たらないように煙返しが加工してあります
非常用サムターンカバーってのはアレ。
「非常の場合はカバーを割って、中のツマミを廻して下さい」と緑色の字で書いてある透明のアレですね。
スーパーマーケット等の大型商業施設、病院や高齢者介護施設、児童施設などは消防法と建築基準法で非常口の設置が義務づけられています。
非常口ということは、非常時に誰もが簡単に出られないと意味がないわけです。
しかし、商業施設などで正規の出入り口ではなく非常口から勝手に出られてしまっては万引きし放題になってしまいますし、病院や高齢者介護施設、児童施設などでは、入所者が知らないうちにいなくなったりするトラブルの元になってしましいます。
そうならないように取り付けるのが非常用サムターンカバーなわけです。
しかしこのサムターンカバー、非常時に簡単に取り外せるように、ちょっと上から叩いただけでも簡単に割れて外れてしまいます。
そのため結構外れたまま放置してある施設もあったりします。
その場合は台などの障害物を置いたりして簡単には出られないようにしてあるのを見ますが、避難経路を確保するという本来の目的からするとどうなんでしょうね。
不特定多数のお客様が出入りするような施設は、一年に二回の消防設備等点検が義務づけられていますので、点検する人によっては指摘される場合もあるのかもしれません。
ということで交換はサクッと終わらせて作業終了です。
そんなに簡単に割れるのか試して見たいという方、商業施設などでやるのはダメ。ゼッタイ。
割ってみたい方は、購入して自宅のサムターンに設置してからたたき割りましょう(笑)