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作業場所 愛知県名古屋市名東区
本日は、「玄関の鍵をキーレスにしたい 」とのご依頼で出動!
三協アルミ ファノーバ
お客様は新築したばかりのお宅にお住まいでしたが、キーレスにしたいと建築業者や鍵屋何軒かに聞いたところ全て断られて当店にご連絡いただきました。
お客様の条件は4つ
①セコムに入るのでカード以外に鍵でも開けられるようにしたい。
②自動で二カ所とも鍵がかかるようにしたい。
③鍵は二カ所掛けたいが鍵を持ちたくないので補助錠タイプの物は駄目。
④できれば原状回復できる物がいい。
という事でした。
FDGシリーズの特徴ですが、シリンダーもぎ取り防止のために突出部分が極端に少なくなっています。
下部サムターンは防犯サムターンです。
お客様のお宅の玄関ドアは、最新の三協アルミ玄関ドア ファノーバで、ついている錠前はFDG2というこれまた最新式のサッシ向け錠です。
この錠前に対応する電池錠(電子錠)は発売されていませんので、そりゃどこからも断られますよね。
だがしかし、同じ三協アルミの一世代前の玄関ドア プロセレーネについているFDGという錠前には、唯一INAHO イナホのインターロックがオプションパーツを使うことで対応できるんですね~
でも、FDG2とFDGは、見た目や構造は非常に似てるんですが、錠ケースの寸法やシリンダーの形が違うためこのままではインターロックを取り付けることはできません。
じゃあ、FDG2からFDGに切り替えちゃえばいいんじゃな~い!ということでお客様にご説明したところご成約いただいたのでやっていきましょう。
鎌デッド本締り錠 FDG2とプッシュプル空錠 POM
FDG2
正直引き受けたはいいけど初めてやる試みなので(取り返しのつかない失敗してドア交換する羽目になったらどうしよう)結構冷や汗もかきつつ、死ぬほど暑いので普通の汗もかきまくって熱中症になりそうになりながら作業しました。
まずは既設錠のFDG2と、邪魔なのでプッシュプル空錠POMもすべて取り外します。
次に、FDGはFDG2より寸法が大きいのでそのままではドアに収まらないため、FDGのケースを当てて収まるように穴を広げる加工をします。
また、シリンダーもFDG2よりFDGの方が大きいのでシリンダーの穴も広げます。
これでいけるかな~と思ったら、上部のFDGが元のFDG2より大きいのでこのままだとプッシュプル空錠のフロントに干渉することが判明・・・ということでフロントを少し切断しました。
錠前を全て取っ払ったところ。扉内には断熱材の発報スチロールがしっかり入っています。
左側の小さい方がFDG2、右側の大きい方がFDG
ということで、ヘロヘロになりながら加工が終わったのでインターロックを取り付けていきますよ~
今回はツーロック仕様なので、まずは上部のインターロックメインボディと下部インターロックサブボディを接続するためのケーブルを扉内通線します。
延長ケーブル使用
メインボディとサブボディが連動して動きます。
次は、上部にカードリーダーとインターロックメインボディをつけ、下部にFDGシリンダーとサブボディをつけます。
あとはマグネットセンサーを設置してインターロックの取付は終了♪
上部FDGのフロント下端を切断しています。
下のFDGはそのまま設置
ただ、このままではうまく施錠できません。
なぜかというと、FDG2とFDGは錠ケースの大きさ以外に、鎌デッドボルトの大きさも違うし位置も微妙にずれているからです。
ということで、今度は枠側のストライクをあれやこれやして無事普通に施錠できるようになりました!
カードリーダーの保護フィルムがついた状態です。
あとはお客様に使い方のご説明をして作業終了です。
GOAL(ゴール)新日軽、YKK AP、TOSTEM、LIXIL、三協立山アルミ、不二サッシ、トーヨーサッシ、ユーシン・ショウワ(SHOWA)、美和(MIWA)、カバ(KABA)補助錠やインテグラル錠、勝手口の防犯、住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。