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作業場所 愛知県長久手市
本日は某食品スーパー様より「搬入口ドアの下の丁番が外れて開け閉めできないので直して欲しい」とのご依頼で出動!!
向かって右のスイングドアが傾いています。
外から見た画像
スイングドア耐風圧ヒンジについてはコチラの作業事例をご参照下さい。
お伺いしてみると、3つある耐風圧ヒンジのうち一番下のヒンジが完全に外れてしまっていました。
室内側から見た画像
外れたねじなどの残骸
ただ、見たところ前回の作業事例のように耐風圧ヒンジが破損しているわけではないので修理でいけそうです。
こういったスイングドアには開閉時に非常に強い力がヒンジ部に掛かります。
しかも頻繁に出入りするため振動等によりねじ穴が馬鹿になってしまって効かなくなったり、ねじが緩んで外れたりします。
ということでやっていきましょう。
まずはねじ穴が生きている箇所と空回りしてしまう箇所を判別します。
ねじ穴が生きている箇所にはねじ用の接着剤であるロックタイト243をねじにつけてから固定します。
ねじロック243(LOCTITE)
ねじを締めて10分ほどで接着されます。
ねじが空回りする箇所には、こんな時のために買っておいたリコイルインサートを使用してねじ穴の再生と補強をします。
リコイルインサート
リコイルインサートは断面が菱形の高品質ステンレスワイヤーをスプリング
状に巻いて造られたものです。
インサートは相手母材のタップ孔よりひと回り大きく造られていますので、
軽く絞り込まれながら装着されます。装着後はバネ作用がはたらき永久
的に抜けません。インサートの補正作用として、応力がはめあい長さ全体
に分散され、ねじ山の破損を起こさず、保持力または引っ張り強さが増加
し元のねじより締結力が増します。
使う事のないであろうサイズの物も入ったセットを買ってしまう私・・・メルカリで売るかw
こんな感じでスプリング状のインサートをねじ込んでいきます。
補強が終わったら全てのねじを締め込んで動作確認して作業終了です。
開扉しても全くグラグラしなくなりました。
閉扉時
当店は「カギの救急車」という屋号のため、ドアや建具の修理までお願いできるとは思わなかったとよく言われますが、結構様々な事に対応出来ますので、お困りの事があればお気軽に一度ご相談下さい。
公式LINEなどで画像を送っていただくと、概算お見積もりもすぐに出来ますので是非ご利用下さい。
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