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作業場所 愛知県名古屋市名東区
本日はビルのオーナー様より「貸し事務所の鍵はあるのに回らず開けられないのでなんとかしてほしい」とのご依頼で出動!
当店では、「鍵があるのに開かない!」というお問い合わせをいただいた時点でまずは状況を伺い、①潤滑切れ、②建付けの問題、③鍵が違っている、④作製してもらった合いかぎの精度が悪い、⑤故障、⑥鍵穴に異物が入っているなどなど、様々な可能性のご説明をしてお客様ご自身で色々試していただき、それでも解決できない場合や、とにかく来てほしいという方に概算の料金とキャンセルについて説明してからご依頼をお受けしております。
それにもかかわらず、お伺いして私が作業してすぐに開くと、稀に「たったこれだけでそんなに取るの!」「こんなにすぐ開くのにこんなに取るの!」とか仰る方がいらっしゃいます。せつない。
鍵屋に限りませんが、専門の技術者が時間もガソリンも使って出張して作業すれば当然それなりの料金は発生いたします。(出張後キャンセルは到着前でも通常時間帯で五千円)
そのお客様のご依頼を受けて出動してしまえば、もっと高額になるであろう(言葉は悪いですが)美味しい案件がその直後に入ったとしても、先にご依頼を受けたお客様を優先するわけで、他の鍵屋に依頼が流れる可能性もあるわけです。
ということで、事前に説明を受けて依頼した時点で契約は成立しているので、お金を払う段になって支払いをごねるのは控えめに言ってダサいので止めましょうという話でした(笑)
あ、ちなみにこのあと説明しますが、今回のお客様の話ではありません。
書き始めたらなんか一人盛り上がってしまい書いただけなのでスルーお願いいたします!
古いH248の鍵穴はステンレス製じゃないので黒っぽい黄銅色になっています。
ということでお伺いしてみると、築40年ほど経った雑居ビルのドアに古い美和ロックのインテグラル錠「HM」がついていました。
鍵は一番簡単に開けられるタイプのH248というタイプです。
電話で、鍵は間違いないうえに奥まできちんと刺さっているのに開かないということは確認済みでしたが本当に開かない。
右にも左にも回りません。
潤滑剤さしてもダメ。
まぁそもそも錠前の耐用年数は10年ですし、40年持てば頑張った方です。
ということで破壊開錠して交換させていただくことになりました。
既設錠のフロント刻印は「PATENT MIWA」のみで品番の「HM」は刻印されていません
ガーっとドリルで玉座を取ったら錠ケースを直接操作してサクッと開錠♪
新しくつける「MIWA 145HMD-1LSF」は様々なビスピッチに対応できる万能タイプです。
既設錠を取り外し、新しい錠ケースを取り付けてからアーマープレート(フロント)を取りつけて玉座をつけて完成。
MIWA U9 145HMD-1LSF 鍵3本つき
フロント刻印は「MIWA 145LS」
最後にお客様に動作確認していただいて作業終了です。
「このあと内覧があるのですぐに対応してもらえて助かった」とお喜びいただけました。
SHOWA(ショウワ)、MIWA(美和ロック)、GOAL(ゴール)、ALPHA(アルファ)、商業施設、アパート、UR、公団、マンション、住宅、ホテルのレバー錠、インテグラル錠の交換・取付・設置工事はカギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。