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作業場所 愛知県名古屋北区黒川本通
本日はシリンダー持込みで「タンスの鍵が鍵穴の中で折れて抜けなくなったのでとって欲しい」というお客様がご来店。
拝見させていただくと、鍵にHUWILと刻印のある見たことのないメーカーの物です。
左の鍵穴に折れた鍵の断面が見えます
外国製のタンスの引き出しについていたシリンダーで、前から動きが固かったがそのまま使っていたら開けた拍子に鍵が折れてしまったそうです。
どうやらプッシュインスイングカムロックと呼ばれるタイプのようです
調べてみたところ、HUWIL LOCKS(ホウィル ロックス)という家具用の錠前を作っているメーカーの物のようです。
この作業事例のKYRと同じような立ち位置のメーカーのようですが、上記リンクを見てみると欧州は同じようなメーカーが多すぎて訳が分かりませんね。
ここまで出てくればあとは簡単
初めはそのまま鍵抜き用の治具を使用して抜こうとしましたが、固くて全然抜けそうもなかったので分解して取り出すことにしました。
固定用のピンを外し、シリンダーの内筒を取り出してカギの先端側からマイナスドライバーでグッと押しましたがまだ抜けません(汗)
鍵が変形しているのかもしれません。
ちょっと工夫してあれこれやっていたらやっと抜けました!
折れていない鍵をさしてみたところ問題なく動くようなので、今度は錠前を組み立てていきます。
解錠時は面一状態のカム
まずはカムがせり上がってきて
カムが90度回転します
組み立て終わったら動作確認します。
こんな動きをするカムロックは初めて見たんですが、鍵を回していくとまずカムが後ろ側にだんだんせり上がってきて、上がりきったところで90度回ります。
なんかカラクリっぽくてしばらく遊んでしまいました(笑)
交換用の錠前も輸入する以外に入手するのは難しそうなので、鍵が抜けて使えるようになってとても喜んでいただけました。
HUWIL LOCKS(ホウィル ロックス)、DORAGON(ドラゴン)、ITOKI(イトーキ)、KOKUYO(コクヨ)、ODAIRA(オダイラ)、MUSASHI(ムサシ)、OKAMURA(オカムラ)、LION(ライオン)W.CS.CO、ワコー、sf(SEIKO FAMILY 生興)、KYR、TW/WANGTONG(ワントン)Naiki(ナイキ) Locker ロッカー、事務机(デスク)、キャビネット、家具、タンス、引き出し、キャビネット、物入、金庫などの折れたカギの取り出し、解錠、修理、復元は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。