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現場住所 愛知県清須市
本日は「シャッターの鍵が奥までささらないので開けられない」とのご依頼で出動!
お伺いしてみると、INABA(イナバ)のFXN型バイク保管庫シリーズでした。
INABA(イナバ)物置「NXN(ネクスタ)」の紛失キー作業事例はコチラ
INABA(イナバ)FXN型バイク保管庫
あと5ミリが刺さりません
お客様はイナバに電話で相談したそうなんですが、鍵屋に頼むか、自分でなんとかするならシャッター錠を壊すと高くつくので物置の横の鉄板をサンダーで切るのがいいと言われたそうです。
豪快ですね(笑)
鍵穴の右側から出ているピンが上下二か所見えます
ということでやっていきましょう。
まずは車の解錠で使用するヒラキを入れます。
このヒラキはテンションとも言うんですが、鍵穴に回転力を掛ける役目もあります。
一般的にディンプルキーは左右から(防犯性が高いタイプは更に上や斜めからも)ピンが飛び出ているんですが、文化シャッターのこのタイプは片側の上下に並んでピンが出ている珍しいタイプです。
ディンプルキーはピッキングが難しい物がほとんどですが、シャッター錠はピンの数が少ないので比較的簡単に回すことができます。
ということでしばらくピッキングするとクルッと回りました!
回りました♪
通常の鍵でしたらこの状態でそのまま回せば解錠となるんですが、シャッター錠は特殊な構造のため、このまま回していくと180度回したところで開かずに再度ピンが戻って元の状態になってしまいます。
鍵穴の奥に内側のサムターンと連動したカムという部品があり、それをシリンダーと同時に回さないと解錠できないという事です。
先端をひっかけて回します
ということで、そのカムを回すピックを入れてシリンダーを回して解錠♪
解錠後にお客様の鍵で壊れていないか確認したところ問題なく使用できます。
サムターンが正常な状態
この状態だと鍵が奥まで刺さりません
あとはお客様に今後こうならないように使い方の注意点をご説明して作業終了です。
物置の鍵はあるのに開かない、鍵が奥までささらない、ディンプルキーが刺さらない、BUNKA(文化)シャッター、SANWA(三和)シャッター、TOYO(東洋)シャッター、KAWAKAMI(川上)シャッターの交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。