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作業場所 愛知県名古屋市千種区
本日は「玄関引違扉の鍵が壊れて鍵が掛けられないので直して欲しい」というお客様からのご依頼で出動!!
お伺いしてみると、立山アルミ(三協立山アルミ)玄関引戸の桧シリーズでした。
立山アルミ(三協立山アルミ)玄関引戸の桧シリーズ
召し合わせ錠 室外側
拝見させていただくと、中央の召し合わせ錠が壊れており鍵の抜きさしと回転動作がうまくできない状態でした。
内側からの開け閉めは問題ありませんのでシリンダーの故障です。
召し合わせ錠 室内側 下げると施錠
この錠前は既に廃番となっており手に入れることはできませんので、汎用品の交換用引違錠に加工交換するしかありません。
一般的な召し合わせ錠は長方形に穴が開いていますが、この錠前は画像のように丸い穴しか開いていないため追加で加工が必要になります。
上げると施錠
で、こちらの引き違い戸には外側の鍵穴は中央の召し合わせ部分のみですが、左右の戸先錠は内締まり錠になっているため中からつまみで開け閉めができます。
一般的に引戸錠はつまみを上げると開いて下げると閉まる物がほとんどですが、この桧シリーズについている引戸錠は逆に上げると閉まって下げると開くようになっています。
そのため一般的な交換用の召し合わせ錠をつけると、室内側から鍵を開ける時に戸先錠は下げて召し合わせ錠は上げるというややこしい事になってしまいます。
そこで、当店で在庫している四種類の交換用召し合わせ錠の中から、唯一つまみを上げると閉まるタイプのアルファ F4056ALUをご提案したところご成約いただきました。
外障子外側
外障子内側
ということでやっていきましょう。
まずは既設錠を取り外します。
内側は長方形の穴が開いていますが、こちらもそのままでは錠前が収まらないので加工が必要です。
内側の加工が終わったらその位置に合わせて外側も加工して長方形に穴を開けます。
アルファ F4056ALU 鍵5本付き
上げると施錠されて赤い目印が見えます
あとは錠前を取り付けて位置合わせをして振れ止めのビス留ねをして完成♪
お客様に動作確認していただいたところ、「とても使いやすくなった」とお喜びいただけました。
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