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作業場所 愛知県春日井市
本日はお世話になっている建築会社様より「お客様のお店の通用口ドアが壊れているので直してほしい」とのご依頼で出動!
通用口ドア
この角度で止まってしまいます。
お伺いしてみると、日本ドアーチエック製造株式会社のNEW★STAR(ニュースター)「No.110」がついていました。
扉を閉めた状態でも少し開いた状態で止まってしまいます。
また、フロアヒンジが故障している状態で長い間使用していたため、扉下側についているアームが緩んでぶれる事でドアの下框が膨らんで閉まっている状態です。
フロアヒンジが壊れているため強風で煽られたドアが枠にぶつかって凹んだようです。(上部吊り元)
下框のドアアームが壊れてめくれています。
NEW★STAR(ニュースター)の「No.110」は既に廃盤となっていますので、コンクリートを斫って埋め替えが必要になります。
ニュースターで他に埋め替えが必要な品番はその他に
(H)(K)-110、(H)(K)-120、(H)(K)-210、(H)(K)-220、(S)-222CHA、H(S)-222CHB、H(S)-311U、H(S)-322U、H(S)-315U、H(S)-325U、35(S)(F)、45(S)(F)、55(F)、(1)33、(1)44、N-(1)25
等があります。
それ以外の品番であれば¥廃盤になっていないので、セメントケースが綺麗ならフロアヒンジ本体のみの取り替えで済むので比較的費用は安く済みます。
安く済むと言っても8万~9万円くらいは掛かっちゃいますけどね。
あと、廃盤品でなくてもセメントケースの腐食が激しい場合は斫って交換が必要になりますので、2万円ほど追加費用がかかります。
NEW★STAR(ニュースター)「No.110」
お見積もりが通ったので、埋め替え品のH-511を発注して納品されたので後日取り替え作業にお伺いしました。
まずはドアを外してからフロアヒンジ本体を取り除きます。
油漏れしています。
次にセメントケースをタガネやバールなどを駆使して取り出します。
やはり結構腐食していてボロボロになっています。
セメントケースを綺麗に取り出して大まかに掃除をしたら、新しいセメントケースの位置を決めて罫書きします。
NEW★STAR(ニュースター)「H-511」
罫書いたところにグラインダーで切れ目を入れてからハツリハンマーでコンクリートを斫ります。
次に新しいフロアヒンジを入れて水平を出しながら位置決めします。
位置が決まったら速乾性のモルタルを隙間に詰めて、夏場で2時間・冬場で3時間ほど放置します。
その間に壊れていた扉下側のドアアームを交換して、膨らんでいた下框を出来るだけ修正します。
あとは扉を釣り込んで、位置の微調整とスピード調整をして、蓋を閉めて綺麗に掃除したら作業完了です。
完成画像は取り忘れました(汗)
ドアが壊れた、扉が閉まらない、鍵がかけづらい、開け閉めしにくい、扉が床にこすっている、ドアが枠に当たる、扉の立て付け調整、丁番調整、ドアクローザー、フロアヒンジの交換などのご相談はカギの救急車 上飯田店 黒川店までお気軽にご相談ください。