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作業場所 北名古屋市
本日は「物置の鍵を紛失したので作ってほしい」とのご依頼で出動!
カインズホーム オリジナル物置 グラッセ05
鍵を開けてからつまみを回すと解錠できます。
お電話でお問い合わせいただいた時に物置のメーカー名を伺ったところメーカー名が書いていないからわからないがカインズホームで購入した物置と言う事でした。
お伺いしてみると確かにどこにもメーカー名は書いてないのでググってみたところ「カインズホーム オリジナル グラッセ05」という物置のようです。
施錠状態
半回転して解錠
DAIKEN(ダイケン)、イナバ物置、ヨド物置などの大手メーカーであれば鍵のコードデータがある物が多いのでちょちょいのちょいでできてしまったりするんですが、中国製などの無名メーカーの場合は一から手作りしなければなりません。
データがないという事はまずブランクキーの選定から始めなければなりませんので、先に解錠して錠前を取り外して工事車で作業できるようにします。
まずはヒラキで鍵穴のシャッターを開けて鍵穴の中をスコープで覗きながらピッキングしていきます。
サクッと回って鍵穴が半回転して解錠状態になりましたのでツマミを回して戸を開けます。
後ろに飛び出ているのがデッドボルト
KOKUYO(コクヨ)用のH775がささりました。
次に戸の内側から錠前を外します。
工事車に錠前を持っていき、鍵穴の形状を見てあたりをつけてからささるブランクキーを探していきます。
この鍵はリバーシブルタイプなので工事車に在庫しているブランクキーは限られるんですが、なんとか一種類だけ刺さる物がありました。
あやうく店にブランクキーを取りに戻らなければならないところでした(汗)
ちなみに今回適合したブランクキーはH775という物で本来はKOKUYO(コクヨ)用の物です。
回りました!
リバーシブルにして完成!
ブランクキーが見つかりましたので、次は鍵穴の中のタンブラーと呼ばれる部品の位置を確認するための作業をします。
(業界では「ピッチを取る」と言います。)
ピッチを取ったらタンブラーの高さを読んでインプレッションと言う方法で少しづつヤスリでブランクキーを削って鍵穴に合わせていきます。
しばらくシコシコ削っているとだんだん答えに近づいている手応えがあるのが面倒くさいながらもインプレッションの楽しいところです。
ちょっと苦労しましたが30分ほどで鍵がクルッと回りました。
あとはブランクキーの反対側もカットしてリバーシブルキーにしたら作業終了です。
カインズホーム、カーマホームセンター、コーナン、ビバホーム、ロイヤルホームセンター、コメリ、ホーマック、ホームズ、ジャンボエンチョー等のオリジナル物置、DAIKEN(ダイケン)、イナバ物置、ヨド物置、の錠前交換、修理、開錠・鍵作製はカギの救急車 黒川店 上飯田店までお気軽にお問い合わせください。