お電話をいただいた時にホンダのバイクと伺っていたんですがスズキのレッツ4パレットでした（笑）

ググって分かったんですが、初代レッツからナンバリングして5までいったのに急に現行モデルをただの「レッツ」にするとかなんなのでしょうか？そこはこの調子でレッツ99くらいまでいって欲しかった。そのころ俺生きてないけど。

ところで、私も最近齢44になり心身共に老化を感じる日々を送っておりますが、だんだん眉毛が長くなってきて偉大な経営者である鈴木修氏にシンパシーを感じずにはおれません。

で、唐突ですが当店では

【鍵開け】自宅の鍵をなくして業者に頼んだら「3万円になります」と言われた件

に登場するどこぞのぼったくり業者のように「見てみないと分かりませんので伺ってから料金提示します。」なんて事は言わず、お問い合わせいただいた時点でメーカーや車種を聞いてお値段の提示をしております。

ちなみに上記リンクに出てくるお薦めの鍵屋ってのもアレな業者なんだがブログ主は広告料もらえるから誘導してるのかな？

もちろん当店より安い料金を提示する業者もいますので、お客様が料金や到着時間や信頼性などを検討してご依頼いただければいいと思うのですが、鍵業界は仕上がりの差や作業に掛かる時間等、それだけでは計れない要素もあったりしますので業者選びはなかなか難しいと思います。

私も色々他社のホームページをチェックしていますが、google広告やyahoo!広告に出している業者は地雷率が高かったりします。

ワンクリック千円とか掛かる広告費をペイするにはその分のコストが料金に跳ね返るってのは自明の理ですからね。

更に広告を出している業者は多くがコールセンター屋で、下請けの業者に仕事をふって手数料を40%ほど取ったりという話を聞きます。

下請けの業者からしたら、解錠は原価ほぼゼロだから良いとしても交換や取り付けの時は錠前代が掛かりますので合わせたら利益が売り上げの半分を切るわけです。

いやいや、それでも利益がそれだけあればいいじゃんと思われる方もいるかもしれませんが、当店やその他真っ当な値付けをしている鍵屋の価格で請け負っていたらとてもじゃないですが生活できなくなってしまいます。

では下請け業者はどうするか？

ぼったくるしかありませんよね。

これは鍵業界に限らず、水道・ガラス・パソコンなどの緊急性が高い業種に特に多い訳ですが、こういった「緊急時に対応します！！」的なコールセンター業務を行う業者が似たような名前で雨後の筍のように出てくるのを見てると、ホームページ作って右から左に仕事を流すだけで儲かるので旨みが大きいんやろなぁという感じでございます。

ただ、こういった業者は別に違法な事をしているわけではありません。

顧問弁護士や弁理士などを駆使して「カギの救急車」っぽいが法には触れない類似商標を多様に使い分けたり、ホームページの目立たないところに見えないくらいの小さな字で高額な料金を記載したりと法の網のくぐり抜け方が凄いと思います。悪い意味で。

よく、騙される方が悪い！いやいや騙す方が悪いに決まってる！なんて論がありますが、哀しいかな騙す方は法にさえ触れなければ何をやっても捕まらないわけです。しゃーない。

消費者庁や消費者センターに苦情を言っても、お金を払ってサインした時点で契約は成立しているため何もしてくれません。

ではどうするか。

消費者が賢くなるしかありません。

まずは電話やメール対応、鍵に関する知識、明確な料金提示などで判断して良い業者を選択してください。

では良い業者をどう選ぶか？

一番確実なのは地元で10年以上店舗を構えて営業している業者です。

地元で悪評が立ったらやっていけませんしね。

ということで鍵や錠で困ったらカギの救急車  黒川/上飯田にご依頼ください！