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現場住所 愛知県春日井市
本日は某会社様より「工場のハンガードアに外から鍵を掛けられるようにしたい」とのご依頼で出動!
お伺いしてみると、大きな工場や倉庫についている大型のハンガードア(鉄製引戸)でした。
現在は内側からフランス落としで施錠しているが、レイアウト変更にともないこちらを外から施錠できるようにしたいという事でした。
バリアフリートイレ等で使われているハンガードアは戸の厚みが25~50mm位まであるのでドア内部に錠前を納めることができますが、このタイプのハンガードアは鉄板の内側に補強用の骨組みとしてLアングルが取り付けられているタイプなので錠前を納めることができません。
したがいまして、掛け金を取付して南京錠で施錠する案をご提案したところご成約いただきました。
左二枚が作製した厚み調整座板
ハンガードアに四点穴あけします。
大型の掛け金を発注し、入荷したので後日工事にお伺いさせていただきました。
掛け金は特に工事要領や説明書があるわけではないので取り付け場所を慎重に検討します。
その際、ハンガードアと枠との兼ね合いでどうしても厚み調整する必要がありましたのでアルミ板を加工してお手製厚み調整座板(エスカッション)を二枚作製しました。
それをハンガードアに当てて罫書いたら穴あけします。
扉を閉めたあと手に持っているL字金具をはめます。
そうすることでビスが隠れて外されないようになっています。
穴あけが終わったらビスとナットで本体を固定します。
次に枠側の金具も固定してとりあえずこちらは完成です。
ただこのままだと、ハンガードアを閉める時に掛け金が枠に当って破損する可能性が高いので戸当たりを設置していきます。
戸尻側
なかなかいい感じ♪
戸当たりを色々検討した結果、大型のハンガードアは質量が大きくぶつかった時に非常に大きな力が加わり、床や天井に固定するタイプの戸当たりでは横から力が加わるため破損する可能性が高いので、戸尻側に大型のゴムキャスターを付けて戸当たりとすることにしました。
これ以上は引けないようになりました。
設置後はハンガードアを強めの力で締めても戸当たりに当るので、掛け金が枠に当って破損する事はありません。
最後にお客様に使い方のご説明をして作業終了です。
掛け金、丸落とし、フランス落とし、建具、扉、ドア、建具、丁番(蝶番)交換、取付、建付け調整・修理はカギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。