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作業場所 愛知県春日井市
本日は「お店の通用口の電気錠の鍵が掛からなくなったので見て欲しい」とのご依頼で出動!
GOAL テンキー操作器「TKS-601」
National ナショナル(Panasonic パナソニック)電気錠操作器「WQN4103W」
こちらのお客様は13年ほど前に電気錠システムの不具合でご依頼いただき、当店でGOALのテンキー操作器「TKS-601」(Panasonic品番だと「EK3822B」セキュリティ シークレットスイッチ)とナショナル(懐かしいですねw)現パナソニックの電気錠操作器「WQN4103W」を交換させていただきました。
GOAL 2線式モーター錠「EM-G2」デッドボルトの上についている白い部分は閉扉信号用のプッシュスイッチです。
シリンダーとサムターンの固定方式はフロントからのピンとサムターン側からのビス留め併用方式です。
で、当時は電気錠は全く問題なかったためそのまま使用していただいていたわけですが、この建物建設時から30年近くなった今、ついに寿命を迎えたようです。
しかし、電気錠の耐用年数が7年なのを考えると非常に頑張りました。
特にこちらは従業員様の出入口で結構頻繁に出入りされているという事でしたので大健闘と言えるでしょう。
ただ、今回は閉まらなくなるというトラブルですが、逆に開かなくというトラブルも当然起こり得ます。
ですので耐用年数7年を過ぎた電気錠は早め交換をお薦めいたします。
バックセットは51mmのみ
二線式ですが扉内配線は4芯が使用されているので2芯余っています。
一般的な電気錠は6芯、7芯、9芯(配線の本数)が必要な物が多いんですが、この錠前は2線式のモーター錠となっているので電気錠から出ている線は二本だけです。
当店では、美和ロックのモーター錠は各サイズを在庫していますので即日対応可能なんですが、GOALの電気錠は在庫していませんのでお取り寄せとなってしまいます。
こちらの扉は通用口になっていますが、一応中にも扉がありそちらで施錠できるので仮の錠前は付けずに入荷を待つことになりました。
仮の錠前と言っても費用は結構掛かってしまいますしね。
幸い取引先の問屋の大阪支店に在庫があるという事で二日後にまたお伺いさせていただく事になりました。
上が古い物で下が新品です。新品から出ている線にはコネクターがついています。
ということで入荷しましたのでやっていきましょう。
まずはシリンダーとサムターンを外してから電気錠本体を取り外し配線を切り離します。
続いて新しい錠前から出ている線のコネクターを切断して扉内の配線と結線して先ほどと逆の手順で取り付けます。
ちなみに電気錠の交換時は、単に電源の入り切りをしたりコネクターの付け外しをしたりするだけで、テンキーなどの認証機器や電気錠制御盤が壊れてしまう場合が稀にあります。
お客様には事前にそのあたりをご説明し、万が一壊れる場合があっても補償等は一切できない事をご了承のうえ作業させていただきます。
鍵3本付き
全ての作業が終わったらお客様に動作確認していただきますが、問題なくテンキー、鍵、サムターンで解錠する事ができました。
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