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作業場所 愛知県名古屋市北区
本日は「ドアクローザがバタンと勢いよく閉まるので直して欲しい」というお客様からのご依頼で出動!!
表面に「NHN」と「BLマーク」のシールが貼ってあります。
本体裏側の品番は「No.63JP」
お伺いしてみると、ドアクローザーの取付け面から油が漏れており、ドアを閉めるとバタンと大きな音がします。
ドアクローザーは油圧でドアの開閉力を調整していますが、油が漏れると油圧が効かなくなりこのような状態となります。
ドアクローザーはドアの開閉スピードを調整できる物がほとんどですが、こうなってしまうとそれもできません。
ついていたドアクローザーは、ダイハツディーゼル NHN(ニッカナ)の「No.63JP」というモデルです。
これは既に廃番となっているうえビス穴の位置が特殊なため無加工で交換できる製品はありません。
下記事例を見ていただければわかりますが、かなり前に解散している会社の製品なので廃番は当たり前なんですけどね。
詳しくは前回の作業事例をご覧ください。
赤丸の中が新たに開けた穴。ビスピッチは19mmです。
既設ドアクローザーの跡もほぼ隠すことができました。
ということで今回は、リョービ(RYOBI)のBL認定(ベターリビング)ドアクローザ 標準仕様 「1型 BL-3P」を取り寄せして加工交換させていただく事になりました。
まずは既設ドアクローザー「No.63JP」を取り外して、ついていた跡が隠れるように新しい「1型 BL-3P」の取り付け位置を決めて罫書きます。
次にドリルで穴を開けタップを切って「No.63JP」を取り付けます。
左側のビスが元のビスで「M5」右側のビスが新しいビスで「M6」です。
この配置のビス穴は「ちどり穴」と呼ばれます。
次にブラケットに取り掛かります。
ブラケットの固定方法(ビス穴の位置)には、【横一線3つ穴】【横一線4つ穴】【ちどり穴4つ穴】などがあります。
今回は【ちどり穴4つ穴】です。
元の位置とビスピッチは同じなんですが、ビス径がM5からM6にワンサイズアップしているため、ドリルで穴を広げタップを切り直して固定していきます。
閉扉時
開扉時
取付けが終わったら、スピード調整をしてお客様にご確認いただき作業終了です。
「風が強い日などはすごい勢いで閉まってうるさいし怖かったが、静かに閉まるようになって良かった。」とお喜びいただけました。
日本ドアーチェック製造株式会社(ニュースター・NEWSTAR) リョービ株式会社(RYOBI) ダイハツディーゼルNHN株式会社(NHN)
美和ロック株式会社(MIWA) 大鳥機工株式会社(DIA) クラウンドアーチェック株式会社のドアクローザー(ドアチェック)交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。