認知症徘徊防止対策マンション玄関 GOAL LDK サムターン KABA KST-139 付け替え交換

作業場所　愛知県名古屋市名東区

本日は、「家族が深夜早朝に勝手に家を出ていってしまうので出られないようにしたい」とのご依頼で出動！！

シリンダーは「GOAL V18」

サムターンは防犯タイプの「TMサムターン」

お伺いすると、比較的新しいマンションでGOALの鎌デッド本締り錠「LDK」のツーロックになっていました。

お客様は朝の3時4時にしょっちゅう保護された家族を迎えに警察署に呼び出されているそうで、かなり大変なご様子でした。

鍵屋は仕事柄、高齢者の方ともよく関わる仕事なんですが、最近は本当にこういった事例が多くて皆様ご苦労されています。

要介護度によって介護保険を使って入れる施設が変わったりするようで、要介護度が低いと施設に入居させるにも自費で高額な費用を支払わなければならないそうです。

高額な費用が払えずに家で面倒を見ざるを得ない方も多いそうで、家族の心理的肉体的負担はいかばかりかと思います。

フロント刻印は「GOAL LDK」

サムターンを取り外したところ。

賃貸のマンションですので退去の際には原状回復が必要です。

既設サムターンを取り外して交換できるDormakaba（ドルマカバ）のセーフティサムターン「KST-139」をご提案したところご成約いただきました。

既設サムターンはGOALの防犯サムターン「TMサムターン」がついています。

このサムターンは見た目普通のサムターンですが、偏心した力が加わると引っかかり回らなくなるという機構を備えているため、一般的なサムターン回しであるサムターンの片側に力を掛けて跳ね上げるという手口に有効です。

しかし、それを開けることができるサムターン回しの道具がたくさん出回っていますので万全ではありません。

鍵穴が縦向きだと在室モードで手で開け閉めできます。

鍵穴が横向きだと外出モードでサムターンが空回りし手で開け閉めできません。

TMサムターンを外したら、セーフティーサムターンの取付ベースを固定してから本体を取り付けます。

このサムターンは付属の鍵で鍵穴を横向きにする事によって外出モード（サムターンが空転）にする事ができます。

外出モードにしてから外から鍵を使って施錠することで、室内からは鍵を持っている人以外は出ることができなくなります。

徘徊防止対策として使用する場合は、地震や火災時など咄嗟の時に逃げ遅れる危険性がありますので、IH調理器の導入や火の気がある物を置かないなどの細心の注意が必要です。

お客様にはそのあたりのお話もさせていただき作業終了です。

お客様には「これで安心できる」と大変お喜びいただけましたが、帰りに車をバックさせたら電柱にぶつけてテンションだだ下がりでした（笑）

認知症の方の徘徊防止対策、玄関の内鍵、勝手に出て行かないようにしたい、手の届かないところに鍵をつけたい、サムターン回し対策はカギの救急車黒川/上飯田にお任せ下さい！

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