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作業場所 愛知県名古屋市西区
本日は「ドアの鍵が抜けないので直して欲しい」とのご依頼で出動!!
デッドボルトが出た状態。
一般的なスライドタイプのデッドボルトと違い、軸を支点に回転して収まる仕組みになっています。
拝見させていただくと、U-SHIN SHOWA(ユーシン・ショーワ)の強化ガラス扉 ・ エンジンドア 用本締錠「325G」がついているドアでした。
既にこの錠前はメーカー廃盤となっていますが、特殊錠を取り揃えている朝日工業のKシリーズというカタログに掲載されており、シリンダーのみまだ取り寄せ可能です。
ただし、このシリンダーは4個同一のみの設定のため、一カ所交換したいだけでも強制的にシリンダー四個買う羽目になります(笑)
なぜ四個同一しか設定がないかというと、冒頭で書いたようにこの錠前は強化ガラス扉 ・ エンジンドア 用なので、両開きドアや親子ドア、引き分けタイプの自動ドアに使用されていました。
となると室外側にシリンダーが二個必要な訳ですが、これはサムターン回し防止の為かわかりませんが、室内側もシリンダーになっているため倍の四個セットになっているというわけです。
シリンダーを取り外したところ。裏側についているシリンダーのカム(真鍮部分)が見えますが特徴的な形をしています。
ズムーズに抜き差しできるようになりました。
鍵を触ってみると一発で普通に抜けました。
まぁ鍵屋あるあるなんですが、一般の方が何人かで色々試しても抜けず、仕方がないので当店にご依頼いただいて触ると簡単に抜けちゃうってやつです。
そうするとお客様から「えーーー!なんでそんな簡単に抜けるの!?」って言われるわけですが、なんていうかこう力のいれ加減とか角度とかコツがあるんですよね。
でも鍵が抜けたとはいえ、このままだとお客様では抜けないままなので、4個同一で交換する場合と、修理対応する場合のお見積もりをしたところ今回は修理でご成約いただきました。
ということでシリンダーを取り外し、分解洗浄と潤滑をします。
錠ケースも動きが悪かったので、ついでに注油しておきます。
あとはシリンダーを戻して、お客様に動作確認していただいたところ、「簡単に抜けるようになったし動きも軽くなった」とお喜びいただけました。
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