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作業場所 愛知県名古屋市中区栄
本日は某店舗様より「更衣室のロッカーのダイヤル錠が壊れて施錠できないので交換して欲しい」とのご依頼で出動!
メーカー不明です。
お伺いして確認してみると、8人用スチールロッカーのうち三カ所が壊れており、番号を何番に設定しても開いてしまう状態でした。
ロッカー自体にもダイヤル錠にも品番の記載がなかったため調べると、どうやらスガツネ工業(LAMP) のダイヤル錠付ターンロック「DIT-19」のようです。
お見積りしたところご成約いただいたので、発注して入荷次第交換させていただく事になりました。
赤丸のカンヌキ形状が違います。
後日入荷後にお伺いしてサクッと交換しようとしたところ、カンヌキの形が違っており施錠できません(汗)
更に、この錠前はダイヤル番号がわからなくなった場合に、専用の検索キーを使用することで暗証番号を調べられるようになっているんですが、お客様がお持ちの検索キーが交換用ダイヤル錠の鍵穴にささりません(滝汗)
スガツネに問い合わせてみましたが、ロッカー会社何社かにOEMで卸しているが、弊社ではこのダイヤル錠付ターンロック「DIT-19」しか販売していないとの連れないお返事・・・
まぁOEMってそういう物だから仕方無いんですけどね。
こういうの考える人って賢いな~って感心しますね。
鍵穴は同じに見えて鍵がささりません。
ダイヤル錠三つも取っちゃったしOEMの交換用が手に入るかもわからないので、少し迷ったのち組み換えする事にしました。
こういうのってバラシてみないとわからないんですけど、大体小さいバネとか入ってるので裏蓋開けた瞬間にビヨヨ~~ンとどっか飛んでっちゃって途方に暮れるという苦い経験があるのでできればやりたくないんですけどね(笑)
ということでやっていきましょう。
まずは慎重に裏蓋を外したら慌てずに構造を確認します。
あとはバネなどを飛ばさないように順番にばらしていき、お目当てのかんぬきと検索用シリンダーを取り外して移植します。
固定変換と自由変換どちらにも対応しています。
三カ所交換で約1時間掛かっちゃいました。
とりあえず一つ終わったところで動作確認したところちゃんと使用できたので残り二つもやっていきますが、なかなか大変で手がプルプルしてきます。
こんなはずじゃなかったんだけどな~と思いながらも、自分の確認不足ですからしょうがありません。
なんとか三つとも交換が終わり、お客様に動作確認していただいたら作業終了です。
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