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作業場所 愛知県名古屋市北区
本日はお取引先様のご依頼で、社員寮にオートロック 入館システムの設置で出動!
まずは、現場調査に伺いました。
お部屋の数は26室あり、マスターキーシステムと逆マスターシステム付きのディンプルキーシリンダーの入れ替えと、新規でエントランスを暗証番号であけられるようにしたいとのご要望でした。
居室 SHOWA X-CL
エントランス SHOWA X-CH
拝見させていただくと、居室の錠前がSHOWAのレバーハンドル錠「X-CL-50」で、玄関エントランスドアには、外部レバーが常時固定されていて、鍵を捻りながらレバーを引くことでドアを開けることができるレバーハンドル錠「X-CLH-04」がついていました。
ちなみに、「X-CLH-04」はホテルロック(アンチパニック機能)と言われるようなタイプで、内部にサムターンがついておらず、レバーを下げるだけでドアを開けることができます。
ここ名古屋では、美和ロックの錠前が多くついているんですが、その中でも電気錠については圧倒的で、業界二位のGOAL社の電気錠ですらたまーーーに見るくらいの物です。
ましてやSHOWAの電気錠なんて見たことがなかったんですが、今回はSHOWAの錠前がついているという事で、SHOWAの「X-ECLH-107H-04-UL477」という電気錠を使用することになりました。
フロントサイズやバックセットも同じですしね。
ドア正面から
横から。奥に補強用の鉄板がついています。
ということで、見積もりが通ってから約一ヶ月、注文していた錠前が入荷したのでやっていきましょう。
まずは、元々ついていたエントランスの錠前を取り外します。
で、新しい電気錠を収めてみたところ、奥行きが足りずに飛び出てしまいます(汗)
バックセット(戸先側にあるフロント金具から、レバーの軸やシリンダー中心までの距離)は元の錠前と同じ70mmなんですが、なんと錠ケースの奥行きだけが30mm長いっていうw
フロントサイズとバックセットは確認しましたが、ケースの深さまで見てなかったなぁ。
この長い錠ケースが、ドアの奥にある補強用の鉄板に当たってしまうのが原因なので、これを電動工具で切断します。
外側レバーは常時固定ではなく、施錠状態だと空振りするようになります。
中からは今まで通りレバーを下げるだけで開錠
無事、電気錠本体が収まるようになりましたので、扉から枠に電線を通すための通電金具と呼ばれる部材用の穴あけをして扉の中に線を通してから錠前を取り付けます。
丁番付近に穴を開けて
面付タイプの通電金具を取り付けます。
通電金具からの線と
株式会社アート 電気錠コントローラー「TS-U501」
あとは、動作確認して、お客様に使い方のご説明をします。
今回は、非接触ICカード(マイフェア)での運用はされないそうなので、通常は暗証番号で開錠されるそうですが、逆マスターシステムで注文していますので居室の鍵で開けることも可能です。
カードリーダー&テンキーパッド「EC2000」
各居室用の鍵は3本付です。
続いて、全26室のシリンダーを全て交換して、各居室の鍵とマスターキーをお渡しして作業終了です。
カギの救急車 黒川/上飯田では、社員寮、マンション、アパート、ビルのまるごと一棟分の鍵のリニューアル、防犯対策、電気錠などの業務も行っております。
管理会社様やオーナー様など、一棟まるごと交換をご検討されていましたら、ご予算に応じて最適なご提案を無料でさせていただきますので当店にお任せ下さい。
交換以外にも、鍵の応急修理やメンテナンスも承っておりますのでお気軽にご相談下さい。