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作業場所 愛知県名古屋市西区名駅
本日はマンションのオーナー様より「マンション エントランスの電気錠の調子が悪いので見て欲しい」とのご依頼で出動!
MIWA AL3M 本締電気錠(モーター施解錠型)
BS38と印字されているのはバックセット38mmという意味です。
オーナー様に鍵をお借りして動作確認してみると、純正キーにもかかわらず鍵が解錠方向にも施錠方向にもたまにしか回りません。
更に、やっと回ったと思っても動きが非常に重たく、ぐにゅ~っといった感じ(この表現伝わるかなw)でゆっくりしか動きません。
見てみると、シリンダーとデッドボルトに大量の白い粉(ボロン・窒化ホウ素粉末)が付着しています。
オーナー様にお話を伺うと、調子が悪かったのでホームセンターで購入した鍵用潤滑剤を大量にさしたら余計動きがおかしくなったそうです。
電気錠の本体を取り外してみると、中にまでボロン粉末が大量に付着していますね。
鍵穴(シリンダー)という物は、不正解錠されないように非常に精密にできています。
少しのゴミや異物が入っただけで回らなくなることも多いわけですが、ボロン粉末が大量に配合されている鍵用潤滑剤を入れ過ぎると、潤滑成分であるボロン粉末が逆に詰まって余計調子が悪くなるという皮肉な結果になる場合がよくあります。
と言う事で、鍵の調子が悪い場合は、洗浄成分と潤滑成分を理想的なバランスで配合したカギの110番・カギの救急車オリジナル鍵穴用潤滑剤「カギQトリオの潤滑剤」をお薦めいたします!
多めに注入してもこんなに真っ白にはなりません。
と宣伝はこのくらいにして(笑)
基本的に電気錠本体は分解ができませんので、調子が悪かったり壊れた場合は交換するしかありません。
そもそも、こちらのマンションを建てて10年以上経過しているという事で、電気錠の寿命である7年も過ぎていましたので交換させていただくことになりました。
ただ、マンション共用部であるエントランスのシリンダーですので、住人の方々の鍵で開けられるように逆マスターシステムが組んであります。
逆マスターシステムでメーカーに注文すると納期が約1か月ほど掛かります。
それまでは待てないという事で、シリンダーは現在の物を分解して洗浄潤滑して使用することになりました。
シリンダー洗浄潤滑が終わって組み立てて鍵で動作確認したところ問題なく使用できるようになりましたので、電気錠に取り付けて作業終了です。
お客様には、出来れば共用部用のシリンダーを一つ予備で持っておくと、こういったトラブル時に速やかに交換できるのでいいですよ~とお伝えして作業完了です。
電気錠が閉まらない、開かない。電気錠から異音がする。電気錠の動作が遅い。機器が反応しない。エラー表示がでている。
シャーロック、カードキー、美和(MIWA)、ゴール(GOAL)の集合玄関機、キースイッチ、電気錠の修理やメンテナンス、住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。