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作業場所 愛知県名古屋市千種区某所
本日は某事業所様より「入所者が勝手に施設から出ていかないようにしたい」とのご依頼で出動!
MIWA UR-J 85RAがついています。
お客様は某施設の所長さんですが、入所者が勝手に施設から出て事故に合ったりするのを防ぐために暗証番号錠を設置されたいという事でした。
ちなみに、施設利用者様が居る時はスタッフさんが常駐しているそうです。
公団の一室を事業所にしているため、できれば穴あけ無しで取り付けられる物をお探しでしたが、残念ながら公団用の錠前に無加工で取り付けられる暗証番号錠がないため、UR都市機構に穴あけの許可を受けて、キーレックスの両面暗証番号式補助錠「04744」を取り付けさせていただくことになりました。
貫通穴を四点開けます。
補助錠を取付する際には、デッドボルトがどう収まるかによって、枠に彫込切欠する「平受け」と、箱形の受け金具を枠にビス留めする「箱受け」という施工方法があります。
通常当店では、バールに対する破壊強度を上げるため枠に穴を彫り込み、そこにデッドボルトが入る平受けを取り付けるという施工をします。
しかし、そうすると強度は上がりますが、錠前が枠ギリギリの位置に付くためサムターンを回しにくくなるというデメリットもあります。
箱受けの場合は耐破壊強度は下がりますが、サムターンが平受けで取り付けた時より2センチほど枠から離れるため操作しやすく、バックセット(戸先から錠前の中心までの距離)が主錠とほぼ同じのため見栄えが良いというメリットがあります。
(箱受けには非常に耐破壊強度の高い日本ロック工業会(JLMA)が推奨する取付け方式もありますが別途パーツ代が必要です。余談ですが、JLMA方式で取り付けた補助錠がバール攻撃されて中途半端に未遂に終わった場合、箱受けとデッドボルトが噛みこんで開けようがない気がするのは私だけでしょうか?笑)
お客様にご説明し、どちらの施工方法が良いかお伺いしたところ、団地で人目もある場所なのでバールでこじ開けられる可能性は低いと思うので使いやすさを優先して箱受けで施工させていただくことになりました。
実際私も団地でバールのようなものでこじ開けられたって聞いたことがないですしね。
四つのボタンを何回押すかで暗証番号の設定をします。
中と外は別々の暗証番号に設定可能です。
という事でやっていきましょう。
まずは罫書いてから貫通穴を開けていきます。
穴あけが終わったら扉を挟み込むように錠前を取り付けてビスで固定します。
続いて箱受けを取り付けるためのビス穴を枠に開けて固定します。
取付けが終わったら、使い方と暗証番号の設定の仕方をお客様にお伝えして、開け閉めの確認をしていただいたら作業終了です。
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