事例 キーワード検索
事例カテゴリー一覧
タグ
作業場所 愛知県名古屋市名東区高社
本日は「金庫の鍵を中に入れて閉めてしまい開けられないので開けて欲しい」とのご依頼で出動!!
拝見させていただくとITO(イトー)のMAGNET SAFE(マグネットセーフ)でした。
ITO金庫は、(株)アイティーオーが販売していた金庫のブランドです。
(株)アイティーオーは名古屋を拠点にする大きな文具メーカー兼問屋でしたが、2000年に民事再生法の適用を受けプラス(株)に営業の一部を譲り渡しています。
そして倒産から3年後、アイティーオーブランドは消滅しました。
ちなみにこの金庫、
ブランドはITOですが実際はOEM製品で、生産していたのは(株)エーコーヤマダ(現エーコー)です。
だって鍵がエーコーのですからね~
金庫業界はこういうのが非常に多く、尚且つほとんどの会社が清算・倒産・吸収合併していてややこしいのですが、実際に生産していた(いる)のは数社しかありません。
普通の金庫は、一部の物を除いてダイヤルもしくはテンキーを合わせた後に鍵を回して開けて(この間鍵は挿しっぱなし)施錠する時は扉を閉めてから鍵を元の位置(12時の位置)に戻します。
つまり鍵をインロックすることはありません。
しかし、特殊マグネットロック(マグネット錠)の場合は扉を閉めると自動的に施錠されるような構造(自動施錠)になっていて、今回の様にインロックしてしまう場合があります。
マグネット錠は金庫に二個付属してきますが、このような事態に備えて鍵を一個紛失した場合は早めに合鍵の作製、もしくは子鍵の取り寄せをしておくことをお薦めいたします。
という事でやっていきましょう。
上でも書いたように解錠用の治具はエーコー用の物を使用します。
販売されているのは2種類ありますので、実際の磁石の位置を調べて合う方を使用します。
要は磁石の位置と極性を調べて、それに合うように治具にセットしていくわけです。
最初間違えて極性を反対にはめてしまっていましたが、途中で気づいて初めからやり直しです(笑)
改めて慎重にはめ込んでいき治具の蓋をしたら、金庫の窪んだ部分に鍵を当てます(ドキドキ)
ガチャ!無事解錠することができました。
お客様に中を確認していただき、中にあった鍵で問題なく開錠できるのを確認して、作製した鍵をお客様にお渡ししたら作業終了です。
ナイキ(Naiki)エーコー(EIKO)キング工業(KING CROWN)セントリー(SENTRY)ダイヤセーフ(DIAMOND SAFE)サガワ(SAGAWA)クマヒラ(KUMAHIRA)イトー(ITO)イトーキ(ITOKI)コクヨ(KOKUYO)ライオン(LION)プラス(PLUS)オカムラ(OKAMURA)ナカバヤシ(NAKABAYASHI) カール(CARL)アスミックス(ASMIX)オプナス(OPNUS)パーソナル(PERSONAL)等の金庫が開かない、金庫の販売・設置・固定、ダイヤル解錠・番号変換・交換、シリンダー解錠・交換・修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください