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作業場所 愛知県名古屋市中区栄
本日は「会社の金庫のダイヤル番号の紙はあるけど開かないので開けて欲しい」とのご依頼で出動!!
鍵はNIKABAのディンプルキーです。
防盗金庫と耐火金庫の違い、固定変換ダイヤルと100万変換ダイヤルの違いについては過去記事をご参照ください。
お客様は、金庫メーカーの暗証番号が書いてある紙を2枚お持ちでした。
左側のダイヤルは一枚目の紙に書いてある番号を回したところ無事解錠出来ました。
ということは2枚目の紙に書いてある番号を回せば右も開くだろうとやってみても開きません・・・
もしやと思って一枚目の紙でやってみてもやっぱり開きません・・・
お客様に番号を変更した記憶はないですかと聞いても変えていないと仰います。
よくよく聞いてみると、扉を開けたらもう一つダイヤルがあったから2枚目の紙は中のダイヤルの番号ではないかとのこと。
中の扉にもダイヤルがついている金庫なんて聞いたことないなぁと思いながらも、当店の秘密兵器「オートダイヤラー」を設置していきます。
オートダイヤラーは運にもよりますが、ほぼ一日掛けて動き続け総当たりでダイヤル番号を探っていきます。
そのため、ダイヤルに正確にアタッチメントを設置し、磁石のついた3本の足を使用して金庫と水平になるようしておかないと動作エラーを起こし解錠失敗してしまいます。
オートダイヤラーを取り付けるだけなので一見誰でもできそうに見えますが、実はコツと技術と経験が必要な繊細な作業なんですよ。
とはいえ、設置さえきちんとしてしまえばあとはオートダイヤラー任せですので、機械が止まったら連絡くださいとお客様にお伝えして現場を離れます。
翌日の朝、お客様より機械が止まったと連絡がありました。
お伺いしてみると無事解錠できていました。
レバーが上がっているのは開いているということです。
扉を開けてみると本当に中にもダイヤルがある!
いや~凄い念の入れようですね。サガワの執念を感じます(笑)
幸い、中のダイヤルはお客様がお持ちだった二枚目の紙の番号で無事解錠出来ましたので、開かなかった右側の100万変換ダイヤルを分解し正確な番号をお調べします。
ちなみに、100万変換ダイヤルは最後の数字は全て「8」と決まっています。
詳しい説明は省きますが、構造上最後の番号を合わせるために左に回していくと自動的に「8」の位置で止まりそれ以上進まなくなるんです。
ということで、ダイヤルは4枚あるけれど実際調べるのは三つの数字という事なんですね。
調べたらダイヤルを元に戻し番号を紙に書いて、間違いなく開くかどうかを確認してお客様にも試していただいて作業終了です。
無事解錠できてこれからも使うことができるということで(耐火機能の耐用年数20年は過ぎていますが)お客様にはとても喜んでいただけましたが、なによりこの金庫を破壊解錠したら私がハマって涙目になるのが目に見えていますので開いて本当に良かったと安堵した私です(笑)
ナイキ(Naiki)エーコー(EIKO)キング工業(KING CROWN)セントリー(SENTRY)ダイヤセーフ(DIAMOND SAFE)サガワ(SAGAWA)クマヒラ(KUMAHIRA)イトーキ(ITOKI)コクヨ(KOKUYO)ライオン(LION)プラス(PLUS)オカムラ(OKAMURA)ナカバヤシ(NAKABAYASHI) カール(CARL)アスミックス(ASMIX)オプナス(OPNUS)パーソナル(PERSONAL)等の金庫が開かない、金庫の販売・設置・固定、ダイヤル解錠・番号変換・交換、シリンダー解錠・交換は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください