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作業場所 愛知県名古屋市西区名塚町
本日は「補助錠を取り付けたい」というお客様からのご依頼で出動!
20~30年経つとこれくらい年季が入ります。でも本当は10年過ぎたら交換ですよ~
室外側がサムラッチで室内側はドアノブです。
拝見させていただくと、GOALのサムラッチ錠(装飾錠)GB-50がついていました。
お客様とお話の中で、できれば補助錠と元々付いているGB-50を同じ鍵で開け閉めしたいとのことでした。
まず、補助錠は防犯性の高い物が良いという事で、KABAの面付本締錠6523でご成約いただきました。
上記リンクを見ていただければわかりますが、GB-50はシリンダーのみの交換ができませんので、KABAと同一キーにしようとすると、美和ロックの交換用サムラッチ錠「U9THMT-1LS」という錠前に切り替えたうえでシリンダーをKABAに交換しないといけません。
少し費用は高額になってしまいますがお客様にご説明したところOKをいただきましたので、本日はまず補助錠を設置させていただくことになりました。
長年に渡って擦っているので傷だらけです。
扉を閉めた状態だとこの通りです。
いざ、取付作業に掛かろうとしたところ、ドアの下部が下枠に擦っていて非常に開け閉めしにくい状態でした。
開け閉めする際にぎぎぎぃ~と異音もします。
お客様に修理のご提案したところ「開け閉めしにくくて困ってたのよ~」とこちらもご依頼いただくことになりました。
補助錠を設置してから建付け調整をすると受けに干渉してしまう場合がありますので、まずは丁番の調整から始めていきます。
ちょうど良い隙間になりました。
扉を持ち上げた状態で、丁番に高さ調整リングをはめていきます。
これにより扉全体がリングの厚み分だけ上に上がります。
更にそのあと丁番おこしという専用の器具を使って斜めになっている扉をできるだけ水平にしていきます。
そうすることで枠に水平に程よい隙間ができスムーズに開け閉めできるようになりました。
鍵5本付です。
続いて補助錠の設置に取り掛かります。
まぁこれは慣れたものなのでちゃちゃっと取り付け終了です。
で、この鍵のキーナンバーを当店で控えさせていただき、お客様には鍵登録書をメーカーに郵送していただきます。
お客様の鍵がメーカーに登録されたうえで、当店からそのキーナンバー指定の発注をすることで初めてKABA社が錠前を作ってくれるという事です。
取付けの順番としてはこの時と逆ですね。
このままでは収まりません。
3週間後、シリンダーが入荷したのでサムラッチ錠の交換に伺いました。
GB-50を全て取り外し。新しい錠前のエスカッション(座板)が干渉するのでドアチェーンも一旦取り外します。
新しく取り付けるTHMT-1LSが収まるように追加の穴あけと加工をしていきます。
追加加工後です。
完成です!
THMT-1LSはGB-50と違って室内側もサムラッチ錠になっています。
穴あけが終わったらエスカッションを挟み込んで錠前を取り付けますが、扉が薄すぎて錠前の引き足とカムが干渉してしまいましたので、それぞれサンダーでカットしてタップを切り直して再設置しました。
受けの方は特に加工しなくても上手く収まりましたので取り付けは終了です。
あとはお客様に動作確認していただいて作業終了♪
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