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作業場所 愛知県春日井市大手町
本日は「防犯のために補助錠をつけて欲しい」とのご依頼で出動!
拝見させていただくと、普通の戸建住宅には珍しい両引き戸(引き分け戸)に、ピンタンブラーの戸先鎌錠がひとつ付いていました。
両引き戸とは、戸をスライドさせて左右両方の壁に引き分けるタイプの戸で、両方の戸を開くことができるので大きく目一杯の開口がとれます。
しかし、戸を開けた時に戸が収まるスペースが必要ですので、実際に使用されている所は大邸宅やお寺などがほとんどです。
という事で、一般的な戸建住宅に使用されている引き戸はほとんどが引違い戸なんですね。
両引き戸に付けられる補助錠は、戸先鎌錠というタイプになります。
他にも電磁石錠など取付けできるものもありますが、大掛かりな工事になってしまいますのであまり現実的ではありません。
お客様は防犯性が高い物をご希望でしたので、ドルマカバ社の戸先鎌錠6700Eを取り付けさせていただくことになりました。
※ドルマカバ社は、日本カバ社とドルマ社が2016年7月に合併してできた新会社です。
オーナー登録制の鍵5本付です
この錠前は本体幅は30㎜で、解錠時は鎌デッドボルトが本体内に収納されるので、採風勝手口ドアなどにも問題なく取付が可能です。
通常は操作しやすい大型サムターン、お出かけ時やお休み時は室内側シリンダー操作でサムターン固定になる「セーフティサムターン」の切り替えが出来ます。万が一ガラスを割られて手を入れられても解錠できませんので安全です。室内シリンダーには非常時用に室内専用キー(外部シリンダーは回せないキー)2本も付いています。
本来の使用目的ではありませんが、同居の方が認知症の徘徊癖でお困りの場合にもお薦めです。勝手に出て行く事ができなくなります。
通常時はサムターンのみで施解錠可能
室内側シリンダーを鍵で操作することでサムターンを固定できるので、サムターン回しを防ぐことができます。
錠前本体を取り付けしたら、カンヌキが収まる受け金具を取り付けするわけですが、両引き戸ですので受け金具も戸に付けることになります。
バールの攻撃にもある程度耐えられるように、頑丈なステンレスの補強板に更にステンレスの箱受けを取付けしました。
お客様には「これで安心になった」と大変喜んでいただきました!
引戸、引き違い戸、引き分け戸、両引き戸の錠前取り付け、交換、アルファ、MIWA(美和ロック)、TOSTEM(トステム)、三協アルミ、新日軽等の住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。