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作業場所 愛知県名古屋市西区児玉
本日は「ドアチェーンが壊れてしまったので、修理か交換して欲しい」というお客様からのご依頼で出動!
枠側取付ベース
サムラッチ装飾錠室内側
拝見させていただくと、サムラッチ装飾錠のハンドル部分がドアチェーンになっている、珍しい錠前がついていました。
錠前メーカーはMIWAですが、サッシメーカー向けに少量だけ作ったOEM製品だと思われます。(サッシメーカーを特定するのを失念…)
故障の原因は、枠側のチェーンが固定されている部分が鋳物のため破断していたためでした。
部品を枠から取り外し構造を見てみると直せそうです。
新しいドアチェーンを取り付けするより費用が安く済みますし、見た目も変わらないということで修理の方向でご成約いただきました。
下穴を開けてタップ加工
取付後
まずは、ドアチェーン側のベースに下穴を開けて、ネジで止められるようにねじ切り(タップ)加工します。
タップというのは雌ねじを切る道具の事で、最初に適切な大きさ深さの下穴をあけ、切削油を塗ってからタップをゆっくりと時計回りに回してねじを切っていきます。
このタップ。焼き入れ加工がしてあるため大変硬くなっており、鉄やステンレス材にもねじ切り加工ができるわけなんですが、その分少しでも横からの力が掛かると簡単にポキッと折れてしまいます。
こうなったら大変で、もう取り出すことができません。
あ~、、、10年以上前に鍵屋を始めた頃は何度か折ってハマりまくったなぁ、、、
今となっては懐かしいですね(笑)
話が逸れたので元に戻します。
タップ加工が終わったら、取付ベースにワッシャを噛まし、ねじゆるみ止め剤を使ってしっかり固定すれば作業完了です。
閉扉時
開扉時
お客様には「元通り使えるようになって嬉しい!」と大変喜んでいただきました。
ドアチェーン、ドアガードの修理、取付や
美和(MIWA)の装飾錠(サムラッチ錠)や住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。